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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2023/03/22 現在/As of 2023/03/22 |
開講科目名 /Course |
経済理論研究(経済学史)/ECONOMIC THEORY(THE HISTORY OF ECONOMICS) |
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開講所属 /Course Offered by |
大学院/ |
ターム?学期 /Term?Semester |
2023年度/2023 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
木5/Thu 5 |
開講区分 /semester offered |
通年/Yearlong |
単位数 /Credits |
4.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
黒木 亮 |
科目区分 /Course Group |
大学院科目 講義科目 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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黒木 亮 | 経済学科/ECONOMICS |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
本研究は、経済の分野において「総合的、専門的、また学際的な教育?研究を行い」、「高度の専門性を有する職業に必要な学識?能力をもった人材」として必要不可欠な能力を研磨するための1つの契機として、20世紀前半のアメリカを代表する経済学者の一人とされる、J?M?クラークのStudies in the Economics of Overhead Costs(1923)を精読する。大戦間期のアメリカの経済学、すなわち新古典派経済学と制度派経済学が併存していた時代の経済学の古典に直に触れ、現代経済学の揺籃期の一面をのぞき見ると共に、現代のライフ?スタイルやビッグ?ビジネスが確立?形成されつつあった時代の経済思想に直に触れることによって、「研究課題に関連する文献、データ等の情報を調査、収集し、仮説を設定する帰納的思考能力」や「諸課題の背後にある構造を分析し、また制約条件も考慮して現実的な解決策を見出す能力」の好例に直に接してもらいたい。 | ||||||||||
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
<授業の方法> 当研究は原則として対面で行い、ライブ配信や録画配信は行わない。毎回テキストの該当箇所を指定し、出席者全員に一文ずつ訳をつけてもらう形で読み進めると共に、必要に応じて適切な訳文やテキストの内容についての議論を行う。それによって将来にわたり自力で経済学史の研究論文や経済思想書を読み解いていけるだけの知識と英語力を身につけられるよう手助けしたい。 <履修上の注意> 辞書は勿論、以下のテキスト(別の版でも構わない)も各自で用意して参加すること。 当研究は原則として対面で行い、ライブ配信や録画配信は行わない。毎回テキストの該当箇所を指定し、出席者全員に一文ずつ訳をつけてもらう形で読み進めると共に、必要に応じて適切な訳文やテキストの内容についての議論を行う。それによって将来にわたり自力で経済学史の研究論文や経済思想書を読み解いていけるだけの知識と英語力を身につけられるよう手助けしたい。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前学修としては「テキストの指定個所についての訳文などを書き留めたノートを作成しておくこと」が必須である。そのうえで、授業では初見のような形でーーできるかぎりノートを見ずにーー和訳を行い、テキストの内容の他の参加者との共有に努めてもらいながら、テキストへの理解度や自身の読解力などの自己チェックの機会としても活かしてもらいたい。 さらに事後学修として「授業での指摘や議論を踏まえた訳文の最終チェックや清書」を行えば、言語感覚や文章力の研磨につながる良い鍛錬になるはずである。 毎回数時間を要するであろうこれらの予習?復習の過程で生じた疑問などについては、次の授業のなかで議論をしたり、場合によってはWebメールやPortaⅡなどを通じた回答や訳文の配布なども行う予定である。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
平素の授業への参加?取組具合(50%)と読解力の向上を含むその成果(50%)で評価する。 | ||||||||||
備考 /Notes |
テキスト?参考文献:John Maurice Clark, Studies in the Economics of Overhead Costs (Chicago: The University of Chicago Press, 1947) | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
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到達目標 /Learning Goal |
経済理論についての修士レベルの知識を修得し,経済現象を分析できるようにする. |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | テキストおよび著者について | 輪読書の概説と予習?復習の仕方に関する助言 | テキストの準備とノートの作成 |
2 | The Gradual Discovery of Overhead Cost(1) | 該当箇所の輪読 | 該当箇所についての数時間の予習(精読とノートの作成)と数十分の復習 |
3 | The Gradual Discovery of Overhead Cost(2) | 該当箇所の輪読 | 該当箇所についての数時間の予習(精読とノートの作成)と数十分の復習 |
4 | The Gradual Discovery of Overhead Cost(3) | 該当箇所の輪読 | 該当箇所についての数時間の予習(精読とノートの作成)と数十分の復習 |
5 | The Gradual Discovery of Overhead Cost(4) | 該当箇所の輪読 | 該当箇所についての数時間の予習(精読とノートの作成)と数十分の復習 |
6 | The Scope of the Problem (1) | 該当箇所の輪読 | 該当箇所についての数時間の予習(精読とノートの作成)と数十分の復習 |
7 | The Scope of the Problem (2) | 該当箇所の輪読 | 該当箇所についての数時間の予習(精読とノートの作成)と数十分の復習 |
8 | The Scope of the Problem (3) | 該当箇所の輪読 | 該当箇所についての数時間の予習(精読とノートの作成)と数十分の復習 |
9 | The Scope of the Problem (4) | 該当箇所の輪読 | 該当箇所についての数時間の予習(精読とノートの作成)と数十分の復習 |
10 | The General Idea and Different Classes of Costs(1) | 該当箇所の輪読 | 該当箇所についての数時間の予習(精読とノートの作成)と数十分の復習 |
11 | The General Idea and Different Classes of Costs(2) | 該当箇所の輪読 | 該当箇所についての数時間の予習(精読とノートの作成)と数十分の復習 |
12 | The General Idea and Different Classes of Costs(3) | 該当箇所の輪読 | 該当箇所についての数時間の予習(精読とノートの作成)と数十分の復習 |
13 | The General Idea and Different Classes of Costs(4) | 該当箇所の輪読 | 該当箇所についての数時間の予習(精読とノートの作成)と数十分の復習 |
14 | The Law of Return and Economy (1) | 該当箇所の輪読 | 該当箇所についての数時間の予習(精読とノートの作成)と数十分の復習 |
15 | The Law of Return and Economy (2) | 該当箇所の輪読 | 該当箇所についての数時間の予習(精読とノートの作成)と数十分の復習 |
16 | The Law of Return and Economy (3) | 該当箇所の輪読 | 該当箇所についての数時間の予習(精読とノートの作成)と数十分の復習 |
17 | The Law of Return and Economy (4) | 該当箇所の輪読 | 該当箇所についての数時間の予習(精読とノートの作成)と数十分の復習 |
18 | The Variables Governing Efficiency (1) | 該当箇所の輪読 | 該当箇所についての数時間の予習(精読とノートの作成)と数十分の復習 |
19 | The Variables Governing Efficiency (2) | 該当箇所の輪読 | 該当箇所についての数時間の予習(精読とノートの作成)と数十分の復習 |
20 | The Variables Governing Efficiency (3) | 該当箇所の輪読 | 該当箇所についての数時間の予習(精読とノートの作成)と数十分の復習 |
21 | The Variables Governing Efficiency (4) | 該当箇所の輪読 | 該当箇所についての数時間の予習(精読とノートの作成)と数十分の復習 |
22 | How and Why Large Plants Bring Economy (1) | 該当箇所の輪読 | 該当箇所についての数時間の予習(精読とノートの作成)と数十分の復習 |
23 | How and Why Large Plants Bring Economy (2) | 該当箇所の輪読 | 該当箇所についての数時間の予習(精読とノートの作成)と数十分の復習 |
24 | How and Why Large Plants Bring Economy (3) | 該当箇所の輪読 | 該当箇所についての数時間の予習(精読とノートの作成)と数十分の復習 |
25 | How and Why Large Plants Bring Economy (4) | 該当箇所の輪読 | 該当箇所についての数時間の予習(精読とノートの作成)と数十分の復習 |
26 | Economies of Combination(1) | 該当箇所の輪読 | 該当箇所についての数時間の予習(精読とノートの作成)と数十分の復習 |
27 | Economies of Combination(2) |
該当箇所の輪読 | 該当箇所についての数時間の予習(精読とノートの作成)と数十分の復習 |
28 | まとめ | 全体の総括 | 全体についての数時間の復習(ノートの精読) |