シラバス参照/View Syllabus |
科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2023/03/22 現在/As of 2023/03/22 |
開講科目名 /Course |
経営研究(マーケティング論)/MANAGEMENT(MARKETING) |
---|---|
開講所属 /Course Offered by |
大学院/ |
ターム?学期 /Term?Semester |
2023年度/2023 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
木3/Thu 3 |
開講区分 /semester offered |
通年/Yearlong |
単位数 /Credits |
4.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
有吉 秀樹 |
科目区分 /Course Group |
大学院科目 講義科目 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
有吉 秀樹 | 経営学科/MANAGEMENT |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
マーケティングは、消費者のニーズに応えるような製品?サービスを提供することによって、企業の目標である利益獲得を達成するための経営上の重要なツールである。マーケティングというと一般的に、4P(製品、価格、流通経路、プロモーション)を中心とした狭小な概念と誤解されがちであるが、決してそうではなく、その守備範囲は、企業戦略までを包含した広域にわたる。 受講生は本講座を通じて、消費者の視点から企業戦略全体を捉えるという考え方が身につくことを望む。 |
||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
?コロナウイルス感染防止に十分配慮しつつ、対面の講義形式で行う(本講義はライブ配信もオンデマンド配信も行わない)。 ?学習を進める上での質問に対するフィードバックは次回の授業時間終了後に行い、特に全体に周知する必要がある場合には授業中に取り上げる場合もある。 |
||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
コロナウイルス感染防止に十分配慮しつつも、双方向性を重視する。教科書の該当箇所を事前に読んできていることを望む(4時間)。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
|
||||||||||
テキスト2 /Textbooks2 |
|
||||||||||
テキスト3 /Textbooks3 |
|
||||||||||
参考文献等1 /References1 |
|
||||||||||
参考文献等2 /References2 |
|
||||||||||
参考文献等3 /References3 |
|
||||||||||
評価方法 /Evaluation |
学期の終盤に講義の理解度をチェックする確認テストを実施する。 確認テスト100% |
||||||||||
備考 /Notes |
|||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
|||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
経営学についての修士レベルの知識を修得し,経営に関連する諸問題を分析できるようにする. |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
---|---|---|---|
1 | ガイダンス | 講義の進め方について確認する | |
2 | マーケティングの定義と生成の歴史 | マーケティングという学問の定義づけとその起源について概説する。 | |
3 | マーケティング戦略の全体像 | マーケティング戦略の構造について理解できるように概説する。 | |
4 | マーケティング戦略と経営戦略 | 混同されがちなマーケティング戦略と経営戦略の相違点と関係性について詳説する。 | |
5 | マーケティング戦略と企業目標 | 企業目標を戦略フレームの中でどのように位置づけるかについて詳説する。 | |
6 | 顧客分析総論 | マーケティング戦略の根幹をなす顧客分析について概説する。 | |
7 | 顧客の深層心理の分析 | 顧客分析の中でも最も重要な深層心理の分析について詳説する。 | |
8 | 顧客分析の仮説と検証 | 顧客分析における仮説を検証するアンケートについて詳説する。 | |
9 | 顧客満足と顧客ロイヤルティ | ロイヤルティの高い顧客の実像について詳説する。 | |
10 | 顧客分析とブランド | ブランド価値構築と消費者の深層心理の関係性について詳説する。 | |
11 | 顧客分析とポジショニング | 顧客分析の中におけるポジショニングの位置づけを再考する。 | |
12 | 顧客分析とSDロジック | SDロジックの意味するところを詳説し、マーケティングのフレームワークとの親和性について詳説する。 | |
13 | 内部環境分析総論 | マーケティング戦略の中でも顧客分析と並んで根幹をなす内部環境分析について概説する。 | |
14 | 内部環境分析の深掘り~企業理念や沿革の側面から | 企業理念や経営者の思想、重大な局面での意思決定の特徴などを押さえながら、内部環境分析の深掘りの方法を詳説する。 | |
15 | 内部環境分析の深掘り~財務の側面から | 財務指標の変遷と関連させながら内部環境分析の深掘りの方法を詳説する。 | |
16 | 標的市場の選定 | 市場細分化とターゲットの選定方法について詳説する。 | |
17 | SWOT分析 | SWOT分析の本質的意味を詳説し、S×O、S×T、W×O、W×Tの各ゾーンの戦略の抽出方法を考察する。 | |
18 | 競合他社分析 | 競合他社の特定方法とその対策について詳説する。また、業界内シェアの考え方について再考の余地があることを詳説し、PPM理論の盲点を指摘する。 | |
19 | マクロ要因分析 | PEST分析を中心としたマクロ要因の分析について詳説する。 | |
20 | 製品戦略 | マーケティングの4Pの中でも製品戦略を採り上げ詳説する。 | |
21 | 流通経路戦略 | マーケティングの4Pの中でも流通経路戦略を採り上げ詳説する。 | |
22 | 価格戦略 | マーケティングの4Pの中でも価格戦略を採り上げ詳説する。 | |
23 | プロモーション戦略 | マーケティングの4Pの中でもプロモーション戦略を採り上げ詳説する。 | |
24 | 戦略の立案と実行 | マーケティング戦略を実行する難しさについて詳説する。 | |
25 | マーケティングと組織~マーケティング領域からの研究 | マーケティングの考え方が根付く組織の在り方について、マーケティング領域からの知見を詳説する。 | |
26 | マーケティングと組織~組織行動論領域からの研究 | マーケティングの考え方が根付く組織の在り方について、組織行動論領域からの知見を詳説する。 | |
27 | 顧客分析ミニ演習 | 1社企業を採り上げ、消費者心理を導出する訓練を行う。 | |
28 | 内部環境分析ミニ演習 | 1社企業を採り上げ、企業内部の体質を導出する訓練を行う |