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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2023/03/22 現在/As of 2023/03/22 |
開講科目名 /Course |
英語学研究(D)/STUDIES IN ENGLISH LINGUISTICS(D) |
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開講所属 /Course Offered by |
大学院/ |
ターム?学期 /Term?Semester |
2023年度/2023 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
火1/Tue 1 |
開講区分 /semester offered |
通年/Yearlong |
単位数 /Credits |
4.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
安井 美代子 |
科目区分 /Course Group |
大学院科目 専攻科目 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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安井 美代子 | 英語学科/ENGLISH |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
この科目は、外国語学研究科博士後期課程の学位授与方針(DP)ならびに教育課程の編成?実施方針(CP)が示す「すぐれて高度な言語運用能力と研究を通して国際社会に貢献しようとする態度」、「先行研究を批判的に分析した上で独創的な問題設定をし、学術的に高度な論文を作成する能力」および「研究成果を広く公に発表し学術的な議論を通してさらに自らの研究の視野を広げていく能力」、とりわけ日英語の比較統語研究においてこれらの能力を高めることを目的とする。具体的には1990年代以降の生成文法理論の論文を批判検討する。 | ||||||||||
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
対面の演習形式で授業を行う。履修者には授業で課された論文の内容をレポートし、そのciritical reviewを各学期に3回書いてもらう。レポートはManabaに提出し、フィードバックはManaba及び対面授業で行う。 | ||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前に課された論文の精読をする(2時間)。事後に論文の読み進めた部分のcritical reviewに取り組む(2時間)。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
論文(1)-(8)の中から各学期3つ選択して、critical reviewを提出してもらう。評価は授業でのレポーター(30%)およびcritical reviews(70%)による。 | ||||||||||
備考 /Notes |
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関連科目 /Related Subjects |
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到達目標 /Learning Goal |
英語学に関する文献を読み、より高度な議論ができるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | (1) Bresnan: blocking現象 | 標準英語とスコットランド英語の形態統語的違いを理解する | |
2 | (1) Bresnan: 最適性理論による説明 | 最適性理論による標準英語とスコットランド英語の形態統語的違いの説明を理解する | |
3 | (1) Bresnanの批判?検討 | Bresnan論文の主張を理解し、問題点について検討する | |
4 | (2) Collins: 派生的経済性の原理 | 複数の派生的経済性の原理について理解する | |
5 | (2) Collins: 表示的経済性の原理 | 派生的経済性と表示的経済性の比較?検討をする | |
6 | (2) Collinsの批判?検討 | Collins論文の主張を理解し、問題点について検討する |
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7 | (3) Lasnik: 下接の条件 | Wh-句移動などにおける下接の原理を理解する |
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8 | (3) Lasnik: 再構築現象 | Wh-句移動などにおける再構築現象を理解する | |
9 | (3) Lasnikの批判?検討 | Lasnik論文の主張を理解し、問題点について検討する |
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10 | (4) Rizzi: 相対的最小性 | 主要部移動における相対的最小性原理の働きについて理解する | |
11 | (4) Rizzi: A- and A'-chain | Wh-句移動などにおける相対的最小性原理の働きについて理解する | |
12 | (4) Rizziの批判?検討 | Rizzi論文の主張を理解し、問題点について検討する |
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13 | (1)-(4)の論文の主張の関連性について | (1)-(4)の論文の主張の関連性についての講義を理解する | |
14 | 春学期のまとめ | 論文(1)-(4)から3つを選び、critical reviewsをかく | |
15 | (5) Roberts: 編入現象 | Baker (1988)の編入操作について理解する | |
16 | (5) Roberts: 主要部移動の局所性 | 主要部移動の局所性について理解する | |
17 | (5) Robertsの批判?検討 | Roberts論文の主張を理解し、問題点について検討する | |
18 | (6) Thrainsson: 目的語シフト | スカンジナビア諸語の目的語シフトの特徴を理解する | |
19 | (6) Thrainsson: かき混ぜ現象 | ドイツ語?オランダ語のかき混ぜ現象の特徴を理解する | |
20 | (6) Thrainssonの批判?検討 | Thraisson論文の主張を理解し、問題点について検討する | |
21 | (7) Watanabe前半 | Wh-句が顕在的に移動しない言語における伝統的アプローチ | |
22 | (7) Watanabe後半 | Wh-句が顕在的に移動しない言語に対する移動の仮定 | |
23 | (7) Watanabeの批判?検討 | Watanabe論文の主張を理解し、問題点について検討する | |
24 | (8) Baltin前半 | 受動文と非対格構文の特徴を理解する | |
25 | (8) Baltin後半 | 主語繰り上げ構文の特徴をりかいする | |
26 | (8) Baltinの批判?検討 | Baltin論文の主張を理解し、問題点について検討する | |
27 | (5)-(8)の論文の主張の関連性について | (5)-(8)の論文の主張の関連性についての講義を理解する | |
28 | 秋学期のまとめ | (5)-(8)の論文から3つを選び、critical reviewsをかく |