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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29 |
開講科目名 /Course |
交流文化論(トランスナショナル文化特殊講義(国際ジェンダー論))/STUDIES IN TOURISM AND TRANSNATIONAL |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部/FOREIGN LANGUAGES |
ターム?学期 /Term?Semester |
2024年度/2024 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
金2/Fri 2 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
大野 恵理 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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大野 恵理 | 交流文化学科/TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
本授業では、ジェンダー視点から国際社会における様々な課題をとらえ、批判的検討を通じて、グローバル経済と女性の労働、移住がどのように関連しているかを考えます。ジェンダー研究の重要な理論的枠組みや概念およびフェミニズム運動の世界的動向について触れ、国際ジェンダー論の基礎的知識を習得します。また東南アジアの国々を中心に具体的な事例を示しながら、国際開発や政治、労働におけるジェンダー課題について幅広く取り上げ、批判的に検討します。 | ||||||||||
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
授業資料の配布などの詳細は初回授業で説明します。講義形式を基本としますが、可能な限りインタラクティブな授業にしたいと思いますので、積極的な参加を期待します。 なお、授業内容は進捗や受講生との相談により変更することがあります。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前に配布した資料をよく読み、基本的な情報や展開を整理し、授業に参加するようにしてください。授業後は、授業内容を振返り、ポイントを整理してください。質問は、メールやコメントシート等でも受け付けます。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
中間レポート45%、期末レポート45% 平常点10%(授業内課題や質問など) |
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関連科目 /Related Subjects |
グローバル化、移民、ジェンダー、女性と労働 などに関する授業。 | ||||||||||
備考 /Notes |
参考文献は適宜授業内で紹介します。 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
交流文化に関する各種分野について特定の専門知識を習得し、分析のうえ見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | オリエンテーション | 本授業の概要を説明します。全14回の展望を示し、どのような内容を学ぶかを確認します。 | |
2 | ジェンダー/セクシュアリティ概念① | 基本的なジェンダーとセックス概念をおさえ、性差とジェンダー役割、性別の序列関係について説明する。 | |
3 | ジェンダー/セクシュアリティ概念② | セクシュアリティ概念と性の多様性について説明し、「多様性」や不可視化される問題点について考える。 | |
4 | ジェンダー/セクシュアリティ概念③ | 制度的な不平等の実態について学ぶ。 | |
5 | フェミニズム思想と運動① | フェミニズム思想の歴史的背景から、運動の経過を時系列でおさえ、ジェンダー平等を目指す国際的な枠組みの形成を説明する。 | |
6 | フェミニズム思想と運動② | 第5回に続き、フェミニズム思想の現在に連なる運動を確認する。#Metoo運動の拡散と世界的なフェミニズム運動について理解する。 | |
7 | 開発援助①開発とジェンダー | 第二次世界大戦以降の「開発援助」の歴史に触れ、途上国の性別役割分業の強化、経済発展の男女差について取り上げる。開発とジェンダーアプローチを説明する。 | 事後:中間レポートを提出する |
8 | 開発援助②貧困問題とジェンダー | 途上国における貧困とジェンダーについて構造の問題を説明する。女性たちが立ち上げた下からの社会運動から女性たちの主体性に着目する。 | |
9 | 国際分業①古典的国際分業と新国際分業 | 古典的国際分業から新国際分業の流れと理論的枠組みをおさえる。 | |
10 | 国際分業②新国際分業と女性の労働 | 新国際分業において、グローバル経済と女性の労働がどのように関連しているかを説明する。 | |
11 | グローバル経済①「器用な指先」 | 縫製産業のグローバル?サプライチェーンにおけるジェンダー問題について、具体的な事例を紹介し、途上国の女性が「器用な指先」として商品化され、労働搾取され続ける問題を考える。 | |
12 | グローバル経済②ファストファッション | 第11回に引き続き、ファストファッションの問題について取り上げる。 | |
13 | 国際移動①国際移動とジェンダー | 国境を越えた人の移動について、「国際移動の女性化」について着目する。 | |
14 | 国際移動②日本における移住者の労働 | 日本における移住者の労働について、工場労働現場の具体例から考える。 | 事後:期末レポートを提出する |