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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29 |
開講科目名 /Course |
総合講座(外国語学部共通科目)/JOINT LECTURE SERIES(COMPREHENSIVE COURSE OF LECTURES) |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部/FOREIGN LANGUAGES |
ターム?学期 /Term?Semester |
2024年度/2024 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
水3/Wed 3 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
工藤 和宏 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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工藤 和宏 | 英語学科/ENGLISH |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
テーマ:「国際経験を通じての人間形成と社会形成」 留学、旅行、出張、移住、オンライン会議などの国際的な経験が、個人の成長や人生設計に与える影響だけでなく、国家や国際規模での人材育成、更には、イノベーションの創出や国内外の社会的課題の解決につながる可能性について、様々な学問分野の視点から考察します。パンデミックを経て国境を越えた人々の移動が回復する中で、受講生にとって、本講座が外国語を学び異なる文化に触れることの意味を再考し、人生設計に役立つ機会になればと思います。 本講座は外国語学部4学科の教員および外部講師によるオムニバス形式をとります。各講義については、担当教員の専門的見地から、国際経験、人間形成、社会形成の相互関係重点が置かれます。具体的には、世界規模での留学生数の増加が留学生を受け入れる社会?送り出す社会の政治や経済に与える影響、国境を越えて活躍した知識人や芸術家の生涯、担当教員自身の留学?研究?実務経験などについて考察されます。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
複数の教員によるオムニバス授業(リレー授業)です。対面授業で行います。 授業連絡はmanabaを通じて行います。それぞれの回の授業形式については教員によって異なりますので、コースニュースを毎週しっかり確認するようにしてください。資料配布や課題回収の方法についても、各担当教員からの指示をmanabaに掲示します。 講義に加えて参考文献?資料の熟読、小テストへの回答、またはコメントペーパーの提出が毎回求められます。教員からは、manabaを通じて解説?コメントを掲示する形でフィードバックを行います。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
毎回の授業のために配布される資料を読んで予習し、授業後には要点の復習を行うことが求められます。(事前学習2時間、事後学習2時間を目安とします。) | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
各教員による小テストまたはコメントペーパーをもとに総合的に評価します(100%)。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
学科の専門領域を越えた総合的な知識を修得し、国際的?学際的視野をもって分析し、自らの見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 講座の導入(工藤和宏:コーディネーター) | 本講座の目的、内容、学修?評価方法を確認します。 | 小テストの答案またはコメントペーパーを作成し、後日教員からのフィードバックを受けることで、学修成果を確認します。 |
2 | 「移民」として生きる:ウィーンで直面した欧州難民危機を中心に(常石史子:ドイツ語学科) | 「移民」としてオーストリアに14年間生活した経験を基に、特に2015年の欧州難民危機を例に個人と社会の関係を多面的に考察します。 | 小テストの答案またはコメントペーパーを作成し、後日教員からのフィードバックを受けることで、学修成果を確認します。 |
3 | 立てないけど、立ち上がれ(千葉祗暉:千葉義塾インテグレーテッドアカデミー) | パラリンピック憲章やバリアフリーの理解を深め、多様なニーズへのアプローチや企業の社会貢献の重要性を考察します。2020東京パラリンピック後の車いすマークや設備の現状についても解説します。 | 小テストの答案またはコメントペーパーを作成し、後日教員からのフィードバックを受けることで、学修成果を確認します。 |
4 | 国際経験と食文化(齋藤由佳:フランス語学科) | 食が国際社会や地球規模の問題とつながることを学びます。食行為が個々の価値観やアイデンティティを映す鏡であることを踏まえ、異文化理解における食の役割と国際経験が与える視座を考察します。 | 小テストの答案またはコメントペーパーを作成し、後日教員からのフィードバックを受けることで、学修成果を確認します。 |
5 | 北タイ山村への旅から学んだこと(須永和博:交流文化学科) | 私は大学3年次に旅行者として北タイ山村を訪れたことをきっかけに、人類学者を志すようになりました。20年にわたる北タイ山村の関わりを振り返り、旅(他者との出会い)のもつ意味や可能性について考えます。 | 小テストの答案またはコメントペーパーを作成し、後日教員からのフィードバックを受けることで、学修成果を確認します。 |
6 | 日米コミュニケーション対決(佐々木輝美:英語学科) | 留学や海外調査研究を経験し、日米のコミニケーション方略の違いを痛感しました。本講義では、コミュニケーション理論に基づき、グローバル社会に通用する日本人のコミュニケーション?スキル向上について考えます。 | 小テストの答案またはコメントペーパーを作成し、後日教員からのフィードバックを受けることで、学修成果を確認します。 |
7 | アフリカにおける政治経済課題と国際協力(佐野康子:英語学科) | 私とアフリカ(SSA)との関わり、アフリカの歴史、アフリカが直面する現在進行中の政治経済問題?課題と国際協力(国際社会に求められること)についてお話します。 | 小テストの答案またはコメントペーパーを作成し、後日教員からのフィードバックを受けることで、学修成果を確認します。 |
8 | アメリカの大学と奴隷制:大学が負う社会不正義とその責任(児玉真希:英語学科) | アメリカの大学と奴隷制の密接な関係を明らかにし、教育における差別や社会的不正義を考察し、大学が果たすべき社会的正義と責任について検討します。 | 小テストの答案またはコメントペーパーを作成し、後日教員からのフィードバックを受けることで、学修成果を確認します。 |
9 | 世界を旅してみつけた、日本社会での生き方(岩澤直美:(株)Culmony) | 私が異文化体験を通じて得た異文化コミュニケーションの課題や魅力を共有し、仕事や活動目標への影響を考察します。共に「多様性の楽しみ方」を探求しましょう。 | 小テストの答案またはコメントペーパーを作成し、後日教員からのフィードバックを受けることで、学修成果を確認します。 |
10 | 国境を越える経験がもたらすインパクト:社会起業と難民問題の視点から(藤井優花:ピープルポート(株)) | 私が難民支援の経験と留学や国際会議を通じた学びが社会起業に繋がった過程を共有し、難民スタッフの実体験を交えて、国境を越えることがもたらす影響を考察します。 | 小テストの答案またはコメントペーパーを作成し、後日教員からのフィードバックを受けることで、学修成果を確認します。 |
11 | ゲーテの「グランド?ツアー」(渡部重美:ドイツ語学科) | ゲーテのイタリア旅行が彼の詩作や思索に与えた影響を、『イタリア紀行』の記述を検証しながら考察し、特にシチリア旅行の意義を私なりに解釈します。 | 小テストの答案またはコメントペーパーを作成し、後日教員からのフィードバックを受けることで、学修成果を確認します。 |
12 | 排外主義に立ち向かう国際人とは(佐々木優香:ドイツ語学科) | 日独の移民研究と自身の海外経験に基づき、極右政党の躍進や反移民意識が進む中で、個人の国際的経験が社会的課題に及ぼす影響を考察します。 | 小テストの答案またはコメントペーパーを作成し、後日教員からのフィードバックを受けることで、学修成果を確認します。 |
13 | あなたなら、どうしますか?杉原千畝という生き方(工藤和宏:英語学科) | 第二次世界大戦時に日本通過のビザを発給することで数千人のユダヤ人の命を救った外交官、杉原千畝。「コスモポリタン?エージェンシー」という概念を使って彼の生涯を振り返りながら、国際経験の本質に迫ります。 | 小テストの答案またはコメントペーパーを作成し、後日教員からのフィードバックを受けることで、学修成果を確認します。 |
14 | 講座のまとめ(工藤和宏:コーディネーター) | 全ての講義内容の相互関係を考察することで、本講座の学修成果を確認します。 | 小テストの答案またはコメントペーパーを作成し、後日教員からのフィードバックを受けることで、学修成果を確認します。 |