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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
テクスト研究(語学?文学?思想) a/TEXT STUDIES (GERMAN LANGUAGE, LITERATURE AND THOUGHT) a
開講所属
/Course Offered by
外国語学部ドイツ語学科/FOREIGN LANGUAGES GERMAN
ターム?学期
/Term?Semester
2024年度/2024 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
火2/Tue 2
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
矢羽々 崇
遠隔授業科目
/Online Course

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
矢羽々 崇 ドイツ語学科/GERMAN
授業の目的?内容
/Course Objectives
グリム兄弟の„Kinder- und Hausmärchen“『子どもと家庭のメルヒェン』(1812-1857)から,あまり知られていないメルヒェンを取り上げて,読み進めます。翻訳は複数存在しており,参照することは可能です。とはいえ,単に読むだけではなく,学科DPにある「ドイツ語において産み出される文学?思想などについて多様な視点からアプローチすること」を踏まえて,次の4点を目的とします。
1) 自分の力でメルヒェンの独特な語り口をドイツ語で味わうこと
2) 他のメルヒェン(日本を含めた世界各地の民話など)や芸術作品(文学に限らず,映画や絵画なども)との関連を意識して,その広がりと深みを考えてみること
3) 作品研究の多様な方法と,相互の違いや特性を理解し,応用できるようにすること
4) 得られた知識を活用してドイツ語圏の言語?文学?思想に関わる事柄について適切に問題を設定して論理的に論述?議論する能力を養うこと
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
講読形式を基本として,テクストの精読と解釈を重点とします。個々の作品を読み始める前に,その概要などについて,簡単な発表を個人やグループなどに行ってもらうことを予定しています。それらを踏まえて,テクストの内容について,質疑やグループディスカッションなどを適宜行います。テクストを前もって読んでおくことが授業の大前提となります。
テクストの配布や連絡には,manabaを使う予定です。質問や見解についてのコメントは,適宜授業の冒頭やmanabaを通して行います。定期的にmanabaをチェックするようにしてください。

※未修クラスで「応用ドイツ語 II」や「総合ドイツ語 IV」の成績が「A」以上の学生と、既修クラスの学生を主な対象とします(但し、未修クラスの学生で成績が「B」以下でも履修可)。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
授業前にテクストをていねいに読んでおいてください。辞書や事典類を参照しつつ,自分なりの読みを考え,疑問点などを見つけておくように。(2時間)
授業後には,他の学生や教員の読みを参照しつつ,自分の読みと比較しながら,さらに読みを深めてください。(2時間)
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
Kinder- und Hausmärchen: 3 Bände. Ausgabe letzter Hand.
著者
/Author name
Jakob und Wilhelm Grimm
出版社
/Publisher
Reclam, 2010
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
授業時にコピーを配布します。
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
ヨーロッパの昔話:その形と本質
著者
/Author name
マックス?リュティ,小澤俊夫訳
出版社/URL
/Publisher
岩波書店(岩波文庫),2017 年
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
グリムへの扉
著者
/Author name
大野寿子編
出版社/URL
/Publisher
勉誠出版,2015 年
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
若い読者のためのメルヘン
著者
/Author name
W?フロイント,木下康光訳
出版社/URL
/Publisher
中央公論美術出版,2007 年
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
授業への参加度(70%)と期末レポート(30%)で評価します。
参加度は,授業時の発表と毎回の小レポートをもとに判断します。
期末レポートでは,グリム?メルヒェンの一部を課題として提示して,その翻訳や解説?解釈などを書いてもらいます。
評価においては,課題に過不足なく適切に答えているか(指定箇所の翻訳,その解説?解釈)をチェックします。

重要:3回以上の欠席は評価の対象とはしません。また,遅刻も遅延時間に応じて欠席と判断することがあります。
関連科目
/Related Subjects
同じ教員による「ドイツ語圏の文学a」を履修すると,より深く理解することができます。
備考
/Notes
授業計画では,余裕を持って3つの作品を扱うことにしていますが,進度がはやくなった場合などには,他の作品も読み進めていきます。
到達目標
/Learning Goal
専門的なドイツ語テクストを講読し、語学?文学?思想に関する分野について背景知識を含めて総合的に研究し、分析を行い見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 導入 授業の概要,評価方法
2 グリム?メルヒェンの概要 講義形式でグリム?メルヒェンの概要を理解する 参考文献などを通して,グリムについて理解を深める。
3 Allerleirauh (KHM 65) の読みと解釈1 作品についての発表,訳読,内容についての討議 前もって作品のテクストを読み込み,自分の読みを作る。授業後に他の学生や教員の読みと比較検討する。
4 Allerleirauh (KHM 65) の読みと解釈2 訳読と内容についての討議 前もって作品のテクストを読み込み,自分の読みを作る。授業後に他の学生や教員の読みと比較検討する。
5 Allerleirauh (KHM 65) の読みと解釈3 訳読と内容についての討議 前もって作品のテクストを読み込み,自分の読みを作る。授業後に他の学生や教員の読みと比較検討する。
6 Allerleirauh (KHM 65) の読みと解釈4 訳読と内容についての討議 前もって作品のテクストを読み込み,自分の読みを作る。授業後に他の学生や教員の読みと比較検討する。
7 Das Mädchen ohne Hände (KHM 31) の読みと解釈1 作品についての発表,訳読,内容についての討議 前もって作品のテクストを読み込み,自分の読みを作る。授業後に他の学生や教員の読みと比較検討する。
8 Das Mädchen ohne Hände (KHM 31) の読みと解釈2 訳読と内容についての討議 前もって作品のテクストを読み込み,自分の読みを作る。授業後に他の学生や教員の読みと比較検討する。
9 Das Mädchen ohne Hände (KHM 31) の読みと解釈3 訳読と内容についての討議 前もって作品のテクストを読み込み,自分の読みを作る。授業後に他の学生や教員の読みと比較検討する。
10 Das Mädchen ohne Hände (KHM 31) の読みと解釈4 訳読と内容についての討議 前もって作品のテクストを読み込み,自分の読みを作る。授業後に他の学生や教員の読みと比較検討する。
11 Der Ranzen, das Hütlein ... (KHM 54)の読みと解釈1 作品についての発表,訳読,内容についての討議 前もって作品のテクストを読み込み,自分の読みを作る。授業後に他の学生や教員の読みと比較検討する。
12 Der Ranzen, das Hütlein ... (KHM 54)の読みと解釈2 訳読と内容についての討議 前もって作品のテクストを読み込み,自分の読みを作る。授業後に他の学生や教員の読みと比較検討する。
13 Der Ranzen, das Hütlein ... (KHM 54)の読みと解釈3 訳読と内容についての討議 前もって作品のテクストを読み込み,自分の読みを作る。授業後に他の学生や教員の読みと比較検討する。
14 まとめ まとめ

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