シラバス参照/View Syllabus |
科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29 |
開講科目名 /Course |
ドイツ語圏現代社会概論 b/INTRODUCTION TO GERMAN MODERN SOCIETY b |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部ドイツ語学科/FOREIGN LANGUAGES GERMAN |
ターム?学期 /Term?Semester |
2024年度/2024 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
月3/Mon 3 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
佐々木 淳希 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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佐々木 淳希 | ドイツ語学科/GERMAN |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
本講義では、1990年に再統一されてから現在までのドイツ連邦共和国の歴史を扱う。今日、ドイツはEUや国際社会において中心的な役割を担っており、しばしば日本にとって「模範」として語られてきた。しかし一方で、世界各国が直面する諸問題にドイツも直面している。したがって本講義では、統一後のドイツがいかに今日の社会を築いてきたかを政治?社会中心に概観することで、西ドイツ期からの変容を理解し、日本や国際社会が直面する現代の諸問題に対して自身の見解を提示するための知識や視座を養う。 この授業をつうじて、受講者は、外国語学部の学位授与方針(DP)および教育課程の編成?実施方針(CP)の示す「ドイツ語圏の言語?文学?思想、芸術?文化、歴史?現代社会など、多様な領域に関する横断的な知識を養い、全人的な教養を身に付ける」ことを目指す。とりわけ、歴史?現代社会に関する様々な問題を考察?議論するうえで必要となる、基礎的な知識や視座を学ぶことで、現代社会について国際的な視座からより深く論じることができるようになる。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
基本的に対面?講義形式で行うが、必要に応じてディスカッションやグループワークを求めることがある。 また、事前にmanabaで授業資料を配付するので、各自で授業に持参しメモをとりながら理解を深めるよう努めること。 毎授業後には、manabaで授業課題を提出してもらう。提出してもらった回答については、時間の都合上すべてを扱うことはできないが、一部を取り上げて翌授業内でフィードバックを行う。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前学習:個々の学習状況に応じて、高校世界史の教科書?図説や参考文献の該当箇所を読み、授業の前提となる知識を身に付けること。特に、現代史は一国単独で理解できるものではなく、「世界史」的な観点からあらゆる知識の修得が求められる。 事後学習:配布レジュメを用いた授業内容の復習と、授業課題に関する調べ学習、回答が求められる。 ※事前事後学習あわせて、4時間の自習が必要となる。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
毎授業後の課題提出 100% ※授業週の金曜日23:59までに提出 ※選択問題および論述問題(200~400字) 授業内に行うresponでの出席確認と課題の提出がそろうことが必要である。どちらか一方のみは認めず、欠席扱いとする。正当な理由なく4回以上欠席した場合は、「不可」とする。 提出してもらった回答については、時間の都合上すべてを扱うことはできないが、一部を取り上げて翌授業内でフィードバックを行う。 |
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関連科目 /Related Subjects |
春学期開講のドイツ語圏の歴史?現代社会A(西ドイツの政党政治と社会)とあわせて受講することで、第二次世界大戦後のドイツの全体像を把握することができるため、受講を推奨する。 また、他の歴史?現代社会に関する授業を理解するための基礎的な知識や視座を提供する。 |
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備考 /Notes |
受講者数の多寡に応じて、授業の進行方法や評価方法を変更することがありえるので、受講者は必ず初回授業に出席し、情報を確認すること。 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
ドイツ語圏の現代社会に関する概論的な知識、分野特有の思考?研究方法の基礎を習得し、分析を行い見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | オリエンテーション、ガイダンス | 授業の進め方や課題について ※受講者は必ず出席すること |
事前学習:シラバスの記載内容を確認し、参考図書を閲覧する(3時間) 事後:授業課題への回答(1時間) |
2 | 再統一とドイツ社会 | 再統一後のドイツ社会の変化や影響について | 事前:参考図書の該当箇所を読む(1時間) 事後:授業課題への回答(3時間) |
3 | 政党秩序の再編 | 東西の再統一によるドイツ政治の変化、政党の協力/対抗関係について | 事前:参考図書の該当箇所を読む(1時間) 事後:授業課題への回答(3時間) |
4 | EUの成立と国際社会 | ドイツ統一と並行して統合が進んだヨーロッパとそのなかのドイツの立ち位置について | 事前:参考図書の該当箇所を読む(1時間) 事後:授業課題への回答(3時間) |
5 | 赤緑の実験①ー緑の党の参加ー | ドイツ史上初めて「緑の党」が政権参加に至った過程とその政策について | 事前:参考図書の該当箇所を読む(1時間) 事後:授業課題への回答(3時間) |
6 | 赤緑の実験②ー社会政策ー | 現在のドイツ経済の好調を生んだと言われるハルツ改革などの社会政策について | 事前:参考図書の該当箇所を読む(1時間) 事後:授業課題への回答(3時間) |
7 | 赤緑の実験③ー環境政策ー | SPD?緑の党連立政権の最重要政策であった脱原発へ向けた取り組みについて | 事前:参考図書の該当箇所を読む(1時間) 事後:授業課題への回答(3時間) |
8 | メルケル政権での転換①ー社会政策ー | 現代ドイツの立役者であるメルケル政権の特徴とその社会政策について | 事前:参考図書の該当箇所を読む(1時間) 事後:授業課題への回答(3時間) |
9 | メルケル政権での転換②ー脱原発ー | 「フクシマ」直後に脱原発を決めたドイツのエネルギー政策について | 事前:参考図書の該当箇所を読む(1時間) 事後:授業課題への回答(3時間) |
10 | メルケル政権での転換③ー移民?難民ー | 中東危機に端を発する難民危機とそれへのドイツの対応について | 事前:参考図書の該当箇所を読む(1時間) 事後:授業課題への回答(3時間) |
11 | 現代の問題①ー排外主義ー | 「ドイツのための選択肢(AfD)」の台頭に象徴される排外主義の問題について | 事前:参考図書の該当箇所を読む(1時間) 事後:授業課題への回答(3時間) |
12 | 現代の問題②ーポピュリズムー | 「ドイツのための選択肢(AfD)」台頭の背景となるポピュリズムの問題について | 事前:参考図書の該当箇所を読む(1時間) 事後:授業課題への回答(3時間) |
13 | 現代の問題③ーEU?国際社会ー | EUや国際社会が直面している危機について | 事前:参考図書の該当箇所を読む(1時間) 事後:授業課題への回答(3時間) |
14 | 秋学期で学んだ内容を概観する | 秋学期の学んだ内容の総まとめ | 事前学習:秋学期に配布したレジュメの復習(1時間) 事後:授業課題への回答(3時間) |