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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29 |
開講科目名 /Course |
ドイツ語圏の音楽 a/AREA STUDIES IN GERMAN MUSIC a |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部ドイツ語学科/FOREIGN LANGUAGES GERMAN |
ターム?学期 /Term?Semester |
2024年度/2024 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
金3/Fri 3 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
木村 佐千子 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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木村 佐千子 | ドイツ語学科/GERMAN |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
ドイツ語圏の国々の音楽(いわゆるクラシック音楽)をたくさんの録音資料で聴き、親しんでいただく授業です。そのなかで、各時代の音楽様式や書法上の特徴等についても理解を深め、ドイツ語圏の音楽について自分の言葉で語れるようになることを目指します。 春学期には、中世から18世紀までに書かれた多様な音楽作品に触れます。普段耳にする機会の少ない作品もあるかも知れませんが、関心をもって耳を傾けていただければと思います。 *ドイツ語学科の履修系統図では芸術?文化関連の講義に該当し、教育課程の編成?実施方針や学位授与方針の 「ドイツ語圏における芸術?文化の多様な専門領域に関する知識を体系的かつ横断的に修得し、その知識を活用してドイツ語圏の芸術?文化に関わる事柄について適切に問題を設定して論理的に論述?議論する能力を身に付けている」 に関連する科目です。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
鑑賞をとり入れた講義科目です。時代背景も適宜説明しながら、音楽史をたどっていきます。 音楽理論の予備知識は特に必要ではありませんが、小中学校の音楽の授業で習う「長調」「短調」のような言葉は使います。 授業内で課題を解いてもらう予定です。 ◇受講要件:他学科の学生も履修可。各学科の規程に従ってください。 ◇注意事項:音楽鑑賞中は静粛を守ってください。 ◇講義科目ではありますが、なるべくインタラクティヴな授業とするため、授業内で意見交換する時間を設ける予定です。 ◇授業内での発言を重視します。 ◇各回の授業後に質問タイムを設けます。授業途中での質問も歓迎します。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
各回の授業前にmanabaから授業配布資料を印刷し、事前学修として、一読しておいてください。(30分) 事後学修として、授業配布資料を見直し、整理しておいてください。分からない用語等があれば調べるなど復習してください。(60分) 授業で扱う内容に関連する音楽を聴いたり、文献を読んだりしてください。音楽関連文献は、主に図書館3階にあります。鑑賞には、図書館HPから「ナクソス?ミュージック?ライブラリー」(CD音源のデータベース)をぜひ活用してください。(150分) |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
平常点(授業内課題、積極的な発言等)50%、試験(第14回授業内)50%。 授業内容に関心をもって取り組むことを重視し、ドイツ語圏の中世から18世紀までの音楽の概要を把握して自分の言葉で語れることを評価します。 |
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関連科目 /Related Subjects |
?ドイツ語学科履修系統図では旧カリ5学期以上で履修可能な「テクスト研究(芸術?文化)」の履修をお勧めします。 ?外国語学部総合講座(木村担当)は、外国語学部の履修系統図では1~8学期に履修可能で、重複履修可です(年度により内容を変えます)。 ?全学共通カリキュラムの音楽関連の授業も併修をお勧めいたします。 楽典(音楽通論) 楽典中級(隔年開講予定) 音楽分析入門 西洋音楽史(春、秋) |
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備考 /Notes |
分からない音楽用語等があれば『音楽中辞典』、『ニューグローヴ世界音楽大事典』等を参照してください。 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
ドイツ語圏の音楽史を概観し、ドイツ語圏の音楽に関する専門的な知識を習得し、見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 導入、概観(対面授業) | 春学期の学修内容を概観します。 | 詳細情報欄を参照 |
2 | 中世の音楽 | 1420年頃までのドイツ語圏の音楽(主に声楽作品)を鑑賞します。 | |
3 | 15~16世紀の声楽作品 | ルネサンス時代のドイツ語圏の声楽作品を鑑賞します。宗教改革者ルターの書いた賛美歌についても学びます。 | |
4 | シュッツとブクステフーデの声楽作品 | バロック時代の概観をしたあと、17世紀ドイツを代表する作曲家シュッツと、北ドイツのブクステフーデの作品を鑑賞します。 | |
5 | 15~17世紀のオルガン音楽 | パイプオルガンという楽器について学んだあと、15~17世紀ドイツのオルガン音楽を鑑賞します。 | |
6 | 南ドイツのバロック音楽 | 南ドイツやオーストリアのバロック音楽を鑑賞します。パッヘルベルの《カノン》は複数の録音で聴き比べる予定です。 | |
7 | J.S. バッハの生涯と器楽作品 | ヨハン?ゼバスティアン?バッハの生涯をたどりつつ、《G線上のアリア》(通称)等の器楽作品を鑑賞します。 | |
8 | バッハの声楽作品 | バッハのカンタータ、オラトリオ、ミサ曲等の声楽作品を鑑賞します。 | |
9 | ヘンデルとテレマンの音楽 | ドイツ後期バロックの作曲家であるヘンデルとテレマンの作品を鑑賞します。有名なヘンデルの〈ハレルヤ?コーラス〉も鑑賞する予定です。 | |
10 | 前古典派の音楽 | 18世紀半ばのベルリンやマンハイムの音楽を鑑賞します。 | |
11 | J. ハイドンの音楽 | 現在のドイツ国歌の旋律を書いたヨーゼフ?ハイドンの生涯と作品について学びます。 | |
12 | W.A. モーツァルトの生涯と器楽作品 | ヴォルフガング?アマデウス?モーツァルトの生涯をたどりながら、《アイネ?クライネ?ナハトムジーク》等の器楽作品を鑑賞します。 | |
13 | モーツァルトの声楽作品 | モーツァルトの《魔笛》、《レクイエム》といった声楽作品を鑑賞します。 | |
14 | まとめ?授業内試験(対面試験) | 春学期の授業内容を振り返る授業内試験を行います。 |