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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29 |
開講科目名 /Course |
テクスト研究(語学?文学?思想) b/TEXT STUDIES (GERMAN LANGUAGE, LITERATURE AND THOUGHT) b |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部ドイツ語学科/FOREIGN LANGUAGES GERMAN |
ターム?学期 /Term?Semester |
2024年度/2024 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
金2/Fri 2 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
秋山 大輔 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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秋山 大輔 | ドイツ語学科/GERMAN |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
【授業の題目】 思想としての自然-「ゲーテ時代の自然観」研究:ノヴァーリス「ザイスの弟子たち」 【授業の目的】 一.ヨーロッパ思想史において自然がどのように考えられてきたかを概観しながら、ノヴァーリス「ザイスの弟子たち」を講読することによって、「ゲーテ時代の自然観」を考察することです。(※ここで取り扱う自然は、私たちが「自然保護」とか「自然破壊」とか言っているあの自然でもあります。そのため「語学?文学?思想」コースに限らず、例えば現代の環境問題など広く自然に関心がある学生の履修も歓迎します。) 一.「基礎ドイツ語」(と「応用ドイツ語」)で学習した内容が定着しているか否かを折に触れ確認しながら、ドイツ語で書かれたまとまった分量のテクストを精確に読めるようになることです。(※クラスの性格上、1回で講読する分量が多くなることはないでしょうし、手取り足取りした解説が比較的多くなるでしょう。そのため「基礎ドイツ語」を合格したものの「応用ドイツ語」を履修する上で不安と背中合わせであるという新2年生の聴講も歓迎します。) 一.ゲーテ?インスティテュートの「ドイツ語検定試験」(Goethe-Zertifikat B1 他)の全てのモジュール(Lesen, Hören, Schreiben, Sprechen)を合格するためのドイツ語運用能力を身に付ける契機を得ることです。 【授業の内容】 春学期に引き続き「思想としての自然」の文脈で「ゲーテ時代の自然観」を考察する上で、ノヴァーリス「ザイスの弟子たち」(Novalis: Die Lehrlinge zu Sais, 1802)を講読します。ヴァルター?ベンヤミンをして「ロマン派の天才」と言わしめたノヴァーリスは、長詩「夜の賛歌」(Hymnen an die Nacht, 1800)や長篇「ハインリヒ?フォン?オフターディンゲン(邦題:「青い花」)」(Heinrich von Ofterdingen, 1802)により初期ロマン派を代表する詩人であることは言うに及ばず、18世紀末の近代自然科学の揺籃期に世界初の工科大学であるフライベルク鉱山大学で鉱物学?鉱山学の他、当時最先端の自然科学を学んでいたことも見落としてはなりません。本講座では古代から現代にいたるヨーロッパ思想史において、そもそも自然がどのように考えられてきたかを概観しながら(柴田陽弘『自然と文学-環境論の視座から』7-31頁, 70-94頁)、同時代の時代思潮とも言える自然観が見て取れるノヴァーリス「ザイスの弟子たち」を講読することによって、とりわけ18世紀末の自然観を、すなわち「ゲーテ時代の自然観」を考察します。  ̄ ※本講座は、外国語学部ドイツ語学科の学位授与方針(DP)ならびに教育課程の編成?実施方針(CP)が示す「修得された高度な語学能力を活かし、ドイツ語圏の社会の多様な専門領域に関する知識を体系的かつ横断的に修得」することを目指します。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
【授業の形式?方法】 一.本講座は対面形式で授業を実施します。 一.本講座におけるマスクの着用については、「感染症に関する獨協大学からのお知らせ」をご覧ください。 一.願わくは各々の授業担当者がシラバスを記す際に「よい例」とされるマニュアルにおよそ従って私がまとめた次項の「事前?事後学修の内容」に則って各自が事前に準備した上で教室にやって来ることです。そして教室ではゆめゆめ恥じらいの色を見せることなくその成果を発表してください。なぜなら本講座(の討論)は、それではじめて成り立つものだからです。 一.授業終了後、必要に応じて manaba に授業プロトコルをアップロードします。これは「課題(試験やレポート、事前?事後学修の内容等)に対する授業期間中のフィードバック(解説、コメント等)」を兼ねるものです。 【履修上の注意】 一.私は、本講座に関心があれば、履修する方の「言語?文学?思想」「芸術?文化」「現代社会?歴史」という各研究コースはおろか学年も問いません(※不安の渦中にある、あるいは腕自慢の新2年生の聴講も歓迎します)。むしろ顔ぶれがハイブリッドになることを期待します。 一.私は、本講座を履修するにあたり「応用ドイツ語Ⅱ」や「総合ドイツ語Ⅳ」の成績を云々するよりずっと大切なことは、本講座でドイツ語学科で勉強してきたドイツ語基礎の内容を用いてドイツ語で書かれたまとまった分量のテクストを精確に読めるようになりたいという情熱があり、そして何より知的好奇心があり、それらを持ち続けられることだと考えます。 【その他】 本講座における生成AI(Artificial Intelligence)の取り扱いについて、便利なものを使うことは現代人の嗜みである一方で何事も重要なのは匙加減であり、私は、本講座を履修する方には主体的に課題に取り組む姿勢を失わないことを期待します。  ̄ ※未修クラスで「総合ドイツ語Ⅳ」または「応用ドイツ語Ⅱ」の成績が「B」以下の学生を主な対象とします。(但し「A」以上の未修クラスの学生と既修クラスの学生も履修可) |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
【事前?事後学修の内容】 一.テクストの指定範囲を事前に熟読し、登場人物や事項について下調べしておくこと。(1時間) 一.manaba で事前に配付する資料に目を通したうえで、ワークシートに取り組むこと。(1時間) 一.事前学修として、テクストの該当ページを毎回必ず読み、専門用語の意味等を理解しておくこと。(1時間) 一.授業後はノートを整理する。わからない用語は他者に説明できるようになるまで調べる。また、講義や討論を踏まえて、改めて作品を読む。(1時間) と、ここまで「事前?事後学修の内容」の「良い例」とされるマニュアルにおよそ従って記しました。しかし箸の上げ下ろしまで口を差し挟むのは、「結句」私の流儀ではありません。なぜなら本講座で主体的に課題に取り組む方は、「どうで」事前?事後に何をどれくらいすれば本講座で Deutschkenntnisse を引き上げられるのかを自ずと感じ取り、次第にその取り組み方を習慣にさえできるはずだからです。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
【評価方法】 本講座ではその性格上、原則的に平常点によって成績を評価します。言うまでもなくこれは出席すればそれで事足りるという安易なものではありません。私は、授業に臨むにあたり、緻密に準備することを当たり前のこととして要求します。その成果は、授業ごとに複数回の順番が巡って来る日本語訳(①)や、レジュメを準備した上での口頭発表(②-1)、そのテクストの講読を受けての討論(②-2)の中で表れますので、毎回のそれらの出来により自ずと成績を評価できるという塩梅です(①+②→平常点100%)。「原則的に平常点によって成績を評価する」とはこの謂いです。したがって出席していたものの傍観者であり続けたために、上記の評価方法で合格しない場合には、不合格(「F」)になることをご承知おきください。 【その他】 一.本講座を履修する方が比較的多い場合には、成績評価の方法を一部変更し、平常点(50%)に加え、学期末試験を実施したり(25 od. 50%)、学期末レポート(25 od. 50%)を課したりする場合があります。 一.全授業回数の3分の1以上欠席した場合は、自動的に不合格とします。 一.断りなく欠席した場合(=無断欠席)は、履修を放棄したものとみなし、その時点で自動的に不合格とします。 |
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関連科目 /Related Subjects |
【(内容からして)関連(すると考えられる)科目】 一.「ドイツ語圏文学?思想概論a」 一.「ドイツ語圏芸術?文化概論a」 一.「ドイツ語圏の思想a」 |
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備考 /Notes |
【備考】 一.本講座では選択必修科目の単位の数合わせではなく、「半年後の、1年後の自分のなりたい姿」を思い描きつつ努力し続けられる学生を求めています。 一.「ドイツ語検定試験」(Goethe-Zertifikat B1 他)の全てのモジュール(Lesen, Hören, Schreiben, Sprechen)を合格したいと願うも未だそれが果たせない方は、そのための一皮剥ける機会が期待できます。 |
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到達目標 /Learning Goal |
専門的なドイツ語テクストを講読し、語学?文学?思想に関する分野について背景知識を含めて総合的に研究し、分析を行い見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | Die Lehrlinge zu Sais(S. 62 L. 1-16) | 履修者の顔ぶれによっては導入は省略し、春学期に引き続き Die Lehrlinge zu Sais を講読します。 | ※「詳細情報」に記した「事前?事後学修の内容」をご参照ください。 |
2 | Die Lehrlinge zu Sais(S. 62 L. 16-28) | テクストの左記の頁を各自が事前に講読(=準備)し、授業ではその成果を発表した上で討論します。 | ※「詳細情報」に記した「事前?事後学修の内容」をご参照ください。 |
3 | Die Lehrlinge zu Sais(S. 62 L. 28-S. 63 L. 8) | テクストの左記の頁を各自が事前に講読(=準備)し、授業ではその成果を発表した上で討論します。 | ※「詳細情報」に記した「事前?事後学修の内容」をご参照ください。 |
4 | Die Lehrlinge zu Sais(S. 63 L. 9-19) | テクストの左記の頁を各自が事前に講読(=準備)し、授業ではその成果を発表した上で討論します。 | ※「詳細情報」に記した「事前?事後学修の内容」をご参照ください。 |
5 | Die Lehrlinge zu Sais(S. 63 L. 19-S. 64 L. 4) | テクストの左記の頁を各自が事前に講読(=準備)し、授業ではその成果を発表した上で討論します。 | ※「詳細情報」に記した「事前?事後学修の内容」をご参照ください。 |
6 | Die Lehrlinge zu Sais(S. 64 L. 4-16) | テクストの左記の頁を各自が事前に講読(=準備)し、授業ではその成果を発表した上で討論します。 | ※「詳細情報」に記した「事前?事後学修の内容」をご参照ください。 |
7 | Die Lehrlinge zu Sais(S. 64 L. 16-31) | テクストの左記の頁を各自が事前に講読(=準備)し、授業ではその成果を発表した上で討論します。 | ※「詳細情報」に記した「事前?事後学修の内容」をご参照ください。 |
8 | Die Lehrlinge zu Sais(S. 64 L. 31-S. 65 L. 12) | テクストの左記の頁を各自が事前に講読(=準備)し、授業ではその成果を発表した上で討論します。 | ※「詳細情報」に記した「事前?事後学修の内容」をご参照ください。 |
9 | Die Lehrlinge zu Sais(S. 65 L. 12-29) | テクストの左記の頁を各自が事前に講読(=準備)し、授業ではその成果を発表した上で討論します。 | ※「詳細情報」に記した「事前?事後学修の内容」をご参照ください。 |
10 | Die Lehrlinge zu Sais(S. 65 L. 29-S. 66 L. 10) | テクストの左記の頁を各自が事前に講読(=準備)し、授業ではその成果を発表した上で討論します。 | ※「詳細情報」に記した「事前?事後学修の内容」をご参照ください。 |
11 | Die Lehrlinge zu Sais(S. 66 L. 10-25) | テクストの左記の頁を各自が事前に講読(=準備)し、授業ではその成果を発表した上で討論します。 | ※「詳細情報」に記した「事前?事後学修の内容」をご参照ください。 |
12 | Die Lehrlinge zu Sais(S. 66 L. 26-S. 67 L. 4) | テクストの左記の頁を各自が事前に講読(=準備)し、授業ではその成果を発表した上で討論します。 | ※「詳細情報」に記した「事前?事後学修の内容」をご参照ください。 |
13 | Die Lehrlinge zu Sais(S. 67 L. 4-15) | テクストの左記の頁を各自が事前に講読(=準備)し、授業ではその成果を発表した上で討論します。 | ※「詳細情報」に記した「事前?事後学修の内容」をご参照ください。 |
14 | Die Lehrlinge zu Sais(S. 67 L. 15-30) | テクストの左記の頁を各自が事前に講読(=準備)し、授業ではその成果を発表した上で討論します。 | ※「詳細情報」に記した「事前?事後学修の内容」をご参照ください。 |