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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
ドイツ語圏の芸術?文化D(ドイツ語圏の美術:ドイツ?ルネサンスの芸術)/GERMAN ART AND CULTURE D
開講所属
/Course Offered by
外国語学部ドイツ語学科/FOREIGN LANGUAGES GERMAN
ターム?学期
/Term?Semester
2024年度/2024 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
火3/Tue 3
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
青山 愛香
遠隔授業科目
/Online Course

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
青山 愛香 ドイツ語学科/GERMAN
授業の目的?内容
/Course Objectives
この講義の目的は、広くヨーロッパの美術の歴史を概観しながらドイツ語圏の美術の特質を浮き彫りにすることである。秋学期は「ドイツ?ルネサンス」の芸術を取り上げる。16世紀は汎ヨーロッパ的に大きな時代の転換期であった。この時期ドイツにおいても社会、政治、文化に関して大きな変革があった。とりわけルターによる宗教改革によって、キリスト教美術、なかでも祭壇画を含む絵画は危機の時代を迎える。今日「北方ルネサンス」もしくは「近世」と呼ばれる大きなパラダイムシフトの時代に、アルブレヒト?デューラー(1471-1528)、ルーカス?クラナハ(父)(1472-1553)およびハンス?バルドゥンク=グリーン(1484-1545)といった画家たちは、絵画に課された新たな課題に創造的に取り組んだ。三人の芸術家を中心に、この時代のドイツ美術の独創性について「祭壇画」と「版画」というメディアを中心に考察したい。

*この科目は、獨協大学の3つのポリシーのうち学位授与方針(DP)が示す「能力」、すなわち「人文科学、社会科学、自然科学などの各分野に関する深い教養」、「国際的視野に立つ教養人としての素養」を高めるために、教育課程の編成?実施方針(CP)が示す「歴史?文化?社会に関する深い教養に基礎付けられた専門知識を習得した、国際的視野に立つ教養人を育成する」ことを目的に行われるものである。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
本講義はパワーポイントを使った豊富な画像資料に沿って授業が進められる。受講生は授業内容をきちんと理解しながらノートを取ることが求められる。また講義中に課された作品について各自で調べ、コメントペーパーとしてmanabaに提出することが求められる。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
自分が調べた内容と授業で聞いた内容を合わせてコメントペーパを作成し(1時間)、manabaに提出する。参考書は授業中に適宜指示する。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
参考文献は適宜授業中に指示する
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
学期末課題レポート80%、授業内で課される小課題20%として評価を行う。
関連科目
/Related Subjects
全学総合講座「芸術と社会ー芸術が社会に与える影響について」(春学期?3限 担当:青山)の受講を勧める。
備考
/Notes
授業以外にも、積極的に美術館や博物館に足を運び、芸術に触れることが求められる。
到達目標
/Learning Goal
ドイツ語圏の芸術?文化に関する概論的な知識、分野特有の思考?研究方法の基礎を修得し、分析を行い見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 イントロダクション
ドイツ?ルネサンスとは何か
春学期の授業を概観する。 授業内容と課題について把握し、授業で課された課題についてコメントペーパーを作成する。
2 ドイツ?ルネサンスと版画
(概観)
版画という当時の最新メディアを駆使して多方面に影響を与えたのはドイツであった。その版画の役割について理解する。 事前に作品を調べた内容と授業で聞いた内容を合わせてコメントペーパーを作成する。
3 アルブレヒト?デューラー(1473-1528年)の生涯
ドイツ?ルネサンスを代表する画家の生涯について
理解する
事前に作品を調べた内容と授業で聞いた内容を合わせてコメントペーパーを作成する。
4 デューラーの木版画連作《黙示録》(1498年)(1) 西洋美術を代表するデューラーの傑作木版画連作について理解を深める 事前に作品を調べた内容と授業で聞いた内容を合わせてコメントペーパーを作成する。
5 デューラーの木版画連作《黙示録》(1498年)(2) デューラーの傑作木版画連作について理解を深める 事前に作品を調べた内容と授業で聞いた内容を合わせてコメントペーパーを作成する。
6 デューラーの版画《受難伝連作》について(1) 中世においては芸術とは教会に奉仕するものと考えられていた。キリスト教美術についてデューラーの受難伝連作を通じて学ぶ。 事前に作品を調べた内容と授業で聞いた内容を合わせてコメントペーパーを作成する。
7 デューラーの版画《受難伝連作》について(2) 中世においては芸術とは教会に奉仕するものと考えられていた。キリスト教美術についてデューラーの受難伝連作を通じて学ぶ 事前に作品を調べた内容と授業で聞いた内容を合わせてコメントペーパーを作成する。
8 レオナルド?ダ?ヴィンチとデューラー ルネサンスという時代を代表する南北の画家の活動を比較することで、ドイツ?ルネサンスの特質を浮き彫りにする 事前に作品を調べた内容と授業で聞いた内容を合わせてコメントペーパーを作成する。
9 ルーカス?クラナバの芸術と宗教改革(1) クラナハはマルティン?ルターと共に宗教改革を牽引した。芸術と宗教改革の関連について概観する。 事前に作品を調べた内容と授業で聞いた内容を合わせてコメントペーパーを作成する。
10 ルーカス?クラナバの芸術と宗教改革(2) クラナハはマルティン?ルターと共に宗教改革を牽引した。芸術と宗教改革の関連について概観する 事前に作品を調べた内容と授業で聞いた内容を合わせてコメントペーパーを作成する。
11 ハンス?バルドゥング?グリーンの芸術(!)
アダムとイブという主題
グリーンは旧約聖書「創世記」の主題であるアダムとイブに新たな表現を見出した。その独創性について考察する。 事前に作品を調べた内容と授業で聞いた内容を合わせてコメントペーパーを作成する。
12 ハンス?バルドゥング?グリーンの芸術(!)
魔女シリーズ
グリーンは扇情的な魔女のシリーズを時代に先駆けて描いている。その背景を探る。 事前に作品を調べた内容と授業で聞いた内容を合わせてコメントペーパーを作成する。
13 ドイツ?ルネサンス芸術の独創性について ドイツ語圏が独自の芸術を展開した15世紀末から16世紀の諸相について、三人の芸術家の関連について考察する。 事前に作品を調べた内容と授業で聞いた内容を合わせてコメントペーパーを作成する。
14 秋学期の授業内容の総括を行い、レポートの書き方について確認する。 授業の総括?レポート作成の指導 これまで書いたコメントペーパーを元に、レポートを作成する準備を行う。

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