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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29 |
開講科目名 /Course |
英語圏の文学?文化特殊講義 a/SPECIAL LECTURE ON BRITISH AND AMERICAN LITERATURE(A) |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部英語学科/FOREIGN LANGUAGES ENGLISH |
ターム?学期 /Term?Semester |
2024年度/2024 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
金4/Fri 4 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
榎本 悠希 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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榎本 悠希 | 英語学科/ENGLISH |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
本講義ではポストモダニズムあるいはポストモダンを21世紀の観点から再考します。「ポストモダン」とは字義通りに解釈すれば「近代(=モダン)以後」という意味になります。平たく言えば、社会が発展する中で人々の間での価値観が多様化し、(「近代」にはあったはずの)共通の理想や理念が社会からすでに失われてしまったのではないか、という疑念が生じた時代です。 本講義は大きく分けて理論編と作品論編の二つのパートに分かれています。理論編ではピンチョン文学を読む上で重要な歴史的?文化的?思想史的なキーワードを解説し(ポストモダンとか、カウンターカルチャーとか、冷戦崩壊とか、陰謀論とか???)、批評編ではポストモダニズムの作品のハイライトとなる作品を実際に読みながら考察します。 これらを通じて私たちを取り巻く現代社会や文化は一体いかなる状況にあり、それを言葉にして批評するとはどういうことなのかを検討します。またそれによって、ポストモダンが所与のものとなった現在を生きるとはどういうことなのか、そのことを少しでも可視化できればと思います。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
本講義は対面授業にて開催します。また随時、映像作品をみんなで見たり、ペーパーやコメントにて発言を求めることがありますのでご了承ください。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
出席および参加度50%、期末テスト50%とします。 |
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関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
英語圏の文学?文化の特定分野に関して専門知識を習得し、鑑賞?分析を行い、批評や見解の提示ができるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | イントロダクション | グローバル化時代においてポストモダニズムとは何だったのかを再考する | 事前学習として、授業で扱う作品についての予備知識を各自インターネット等を活用して調査。もしくは該当作品に触れる(2時間)。 |
2 | ポストモダニズム前史① | 1950年代冷戦とビート世代 | 同上 |
3 | ポストモダニズム前史② | 赤狩り、サリンジャー、新海誠『天気の子』 | 同上 |
4 | 理論編① | ポストモダニズムを再考する:ジョン?バース『金曜日の本』、ピンチョン『スローラーナー』「序文」を読む | 同上 |
5 | 作品論①-1 | トマス?ピンチョンの『競売ナンバー49の叫び』を読解する① | 同上 |
6 | 作品論①-2 | トマス?ピンチョンの『競売ナンバー49の叫び』を読解する② | 同上 |
7 | 理論編② | ポストモダニズムと1960年代カウンターカルチャー | 同上 |
8 | 作品論② | トマス?ピンチョンの「ワッツの心への旅」を読む | 同上 |
9 | 理論編③ | ポストモダニズムからポストモダンへ、ミニマリズム、1980年代、新自由主義 | 同上 |
10 | 作品論③-1 | レイモンド?カーヴァーの「大聖堂」におけるミニマリズム① | 同上 |
11 | 作品論③-2 | レイモンド?カーヴァーの「大聖堂」におけるミニマリズム② | 同上 |
12 | 理論編④ |
アイデンティティの政治と黒人女性文学 | 同上 |
13 | 作品論④ | トニ?モリスン『ビラヴド』を読む | 同上 |
14 | 期末テスト | 期末テストについて | 同上 |