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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29 |
開講科目名 /Course |
College Grammar/COLLEGE GRAMMAR |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部英語学科/FOREIGN LANGUAGES ENGLISH |
ターム?学期 /Term?Semester |
2024年度/2024 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
月3/Mon 3 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
河原 宏之 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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河原 宏之 | 英語学科/ENGLISH |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
学校文法(School Grammar)と呼ばれる中学?高校で慣れ親しんだ英文法から更に一段高いレベルの英文法を学ぶことを目的とします。 一般的に広く認知されているに英文法の枠組から出発し、その発展型としての英文法の可能性を考察します。まず、基本例文などで馴染みの深いデータの観察から入り、これまでなされてきた英文法体系の一般化の方法を概観?検討します。それを踏まえた上で新たな視点から考察した結果、実はこれまで当然のこととして受け入れてきた英文法の在り方が実はまだまだ考察の余地があるものだということに気付かされます。 授業内容の性質上、英文法の公式を暗記したりするものではなく、英文法に興味があり、かつ深い考察力と理解力のある学生の参加が求められることを十分に留意して下さい。また、学生側からの活発な意見交換の場にしたいとも考えていますので受身的に授業を受ける姿勢にならないことを希望します。 この授業は、英語学科のDPの2番のうち「文法力」を重点的に身に付けられることと、英語学科のCPに掲げている「英語を総合的に理解?習得」できるようにすることを目的としています。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
必ず次週の授業までに復習を行ってください。前回までの授業内容の理解が前提となって授業が進みますので、復習を怠ると次からの授業についていけなくなり脱落してしまう危険性があります。 | ||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
各講義のテーマについて高校までに習った英文法の復習をして授業に臨んでください。 また、習った内容は次の講義のテーマの前提知識となります。十分な復習をして望んでください。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
平常点&授業参加率(30%)、試験、およびそれに順ずるもの(70%)の総合評価とします。出席は全体の1/3以上を欠席してしまうとその時点で単位認定不能となります。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
※ 上記内容が変更する場合もあります。 ※ 初回授業は重要な解説をするので必ず出席してください。 ※ 本講義(後期)の過去の受講経験者は登録を控えて下さい。 テキスト:初回授業にて指示します。 |
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到達目標 /Learning Goal |
大学で英語を専攻する学生が身に付けておくべき高度な英文法を理解し、英語の規則性を的確に分析できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | イントロダクション | 単位修得に関する重要事項の説明と英文法のレベルチェックテストを行います。 | |
2 | 学校文法の概観 | 一般的に広く認知されている英文法とその中でも未解決である問題点についての解説を行います。 | |
3 | 解釈の曖昧性(1) | 1つの英文が2通り以上の解釈をもつことがありますが、その基本的なケースを考察します。 | |
4 | 解釈の曖昧性(2) | 1つの英文が2通り以上の解釈をもつ場合、主にどのような点に着目すべきであるかを考察します。 | |
5 | SVOC構文の下位区分(1) | これまでのSVOC構文に関する未解決の問題点について考察します。 | |
6 | SVOC構文の下位区分(2) | SVOC構文はその意味によっていくつかのタイプ分けが可能であり、そのような分類がなぜ有益であるのかを考察します。 | |
7 | 代名詞と再帰代名詞の指示解釈(1) | 代名詞や再帰代名詞の指示解釈には文法による制限が課せられていることを考察します。 | |
8 | 代名詞と再帰代名詞の指示解釈(2) | 代名詞や再帰代名詞の指示解釈は文法という観点からはどのように定義すべきであるのかを考察します。 | |
9 | 一般動詞の意味特性(1) | 動作動詞と状態動詞の意味特性の違いを考察します。 | |
10 | 一般動詞の意味特性(2) | 動作動詞と状態動詞の意味分類はこれまでの英文法の観点からは不十分であることを考察します。 | |
11 | 一般動詞の意味特性(3) | 動作動詞と状態動詞を細分化することで新たなタイプ分けを行い、それがどのように有益であるのかを考察します。 | |
12 | 情報構造(1) | 英語話者は情報構造によって文の容認度を決定する傾向があることを考察します。 | |
13 | 情報構造(2) | 有標と無標という概念が情報構造にどのように関わっているのかを考察します。 | |
14 | 総復習 | これまでの既習事項をポイントをおさえて解説します。 |