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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29 |
開講科目名 /Course |
スピーチ?コミュニケーション論/SPEECH COMMUNICATION STUDIES |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部英語学科/FOREIGN LANGUAGES ENGLISH |
ターム?学期 /Term?Semester |
2024年度/2024 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
月4/Mon 4 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
板場 良久 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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板場 良久 | 英語学科/ENGLISH |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
英語学科ディプロマ?ポリシー(DP)にもあるように、受講者がメディア?コミュニケーション研究における「スピーチ」(発言、発話表現)の役割に関わる専門的知識や諸理論を修得し、様々な視点から「スピーチ」を分析、批判的に読み解き、自らの見解を「スピーチ」として効果的に表現する能力を身に付けるための講義を展開する。 具体的には、様々な「スピーチ」を多角的?複眼的に捉えるための理論を色々な実例と実演を通じて学びます。この講義では「スピーチ」を広義に捉え、それを個人技の成果物(end product)というよりも「合作」「多声混在体」及び新たなコミュニケーションを起こす「一手」のようなものと捉えます。その上で、主に英語圏の実践例を紹介しながら、様々なスピーチ?コミュニケーション過程を分析し、その可能性についても考えていきます。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
教室にて講義を行う予定です。 Zoomでもライブ配信は原則としてありません。 通常の大学講義となりますので、ノートを取りながら参加することを推奨します。 授業中に受講者名簿から受講者を個別に指名して質問をすることがあります。無回答の場合は不参加とみなし、参加ポイントを減じられます。よって、指名されたら必ず何らかの応答をするようにしてください。 毎回、講義終了後にmanabaにて、講義内容と関連のあるミニ課題が出ます。通信状態のチェックを兼ねた初回のミニ課題のみメール等での遅延提出を認めます。2回目以降のミニ課題の遅延提出は認めませんので、ご注意ください。ただし、ミニ課題の配点は(資格試験としての小テストを除き)2~4点と低くなっていますので、一度や二度の未提出でもその後の努力で十分に挽回できるようになっています。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
参考文献や推薦映像等が紹介されたら直ぐに目を通すようにしてください。また、授業中に取ったノートで事後的に論点整理をしてください。さらに、論点と関連する資料(文献や映像等)にも目を通し、理解の定着を心がけてください(事前学習時間の目安:2時間、事後学修の目安:2時間)。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
1)講義参加とミニ課題: 50%(Qualifying Quizを含む* ) *【重要】学期終盤に資格試験(Qualifying Quiz)という非常に簡単な小テストをmanabaにて行い、最低限の授業参加?内容理解があったことを確認します。これに合格した受講生は学期末レポートを作成?提出する資格が得られますので、必ず受験してください。資格試験は難易度が低い小テストですが、スルーできないものです。昨年度までの合格率は98%以上です。資格試験はmanabaでの授業時間中にオンライン受験で実施する予定です。なお、本人に帰責されない理由があり資格試験を欠席する学生は、事前または直後に自ら「追試」を申請し、同時に、欠席の証明書(発行日と本人確認等ができるもの)も用意してください。それ以外の自己都合により受験しなかった者は、「追試」の対象外となります。対象者がいる場合は、「試験期間」の同一曜日時限に(別途指定された)教室等にて追試を行います。ただし、「追試」も欠席した場合の対応(「追試の追試」)はありませんので、ご注意ください。無論、「追試」の難易度は相当上がります。(ここでいう「追試」とは正規の定期試験に対する追試ではなく、あくまで個別対応=教務課管轄外のものとなります。) 2) 学期末レポート: 50%(課題は学期末に近づく段階で発表します。資格試験(Qualifying Quiz)の不合格者と未受験者は学期末レポートの資格がなくなります。学期末レポートの遅延提出は、期限後24時間以内なら5点減じられた上で受理され、以降24時間ごとにさらに5点ずつ減じられていきますので、ご注意ください。(詳細は初回の授業ガイダンス等で提示します。)なお、授業におけるミニ?シンポジウムに参加した受講者は、文章として提出する学期末レポートが免除となります。 |
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関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
発話を中心としたコミュニケーションに関する諸理論を習得し、分析を行い、批判的に読み解くことができるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 授業概要 | シラバス情報と講義概要説明が中心となります。 | シラバスに記載された情報を予め確認しておいてください。(30分) |
2 | スピーチは合作: 個人技からプロジェクトへ | 総論①: 主に、チームワークによるプロジェクト活動の重要性について講義をします。 | 授業で紹介した映像資料を再想起?再確認しておいてください。(予習復習:4時間) |
3 | 議論構成: 「議論構築モデル」「修辞的状況」 | 総論②: 英語圏のスピーチ?コミュニケーション教育で提唱されてきたコミュニケーション?モデルの有効性と限界に関する講義を行います。 | 紹介したコミュニケーション?モデルの復習を推奨します。(予習復習:4時間) |
4 | ドラマティズム: 「劇的とは?」「ペンタッド」 | 総論③: 劇的なプロット構築に有効とされるモデルを紹介すると同時に、実際のメッセージを「ドラマ」として問題化する手法について解説します。 | 「ペンタッド(Pentad)」と「5W1H」の違いを復習してください。以降の講義理解に必要な枠組みです。(予習復習:4時間) |
5 | スピーチとしての音楽: 海外 | この回から各論に入ります。今回は、主に前世紀後半かつ国外の音楽のうちメッセージ性のあるものをいくつか取り上げ、そのメッセージ性について考えます。 | 復習として、授業内容を再想起してください。特に英語の歌詞は覚えてしまうぐらい読み込む(歌い込む)ことを推奨します。また、独自の実例もさらに考えてみてください。(予習復習:4時間) |
6 | スピーチとしての音楽: 日本 | 主に前世紀後半かつ日本(語)の音楽のうちメッセージ性のあるものをいくつか取り上げ、そのメッセージ性について考えます。 | 日米関係史と関わる事例が複数でてきますので、戦後日本を取り巻く歴史を振り返り、復習として、授業内容を歴史的な視点で再想起し、独自の実例もさらに考えてみてください。(予習復習:4時間) |
7 | スピーチとしての広告: 商品?サービス広告、公共?意見広告など | 物事を提案する際の思考メカニズムを概説した上で、様々な広告を実例として紹介します。また、広告をスピーチ?コミュニケーション過程の中で文脈化することの意義についても概説します。 | 復習として、授業内容(特に、問題解決型と比較優位型の特徴?論理構造)を再想起してください。(予習復習:4時間) |
8 | スピーチとしての演劇: オフ?ブロードウェイ演劇を例に | 実例(ダイジェスト)を視聴し、その解釈を自分(たち)の語りに取り込グループワークも行います。 | ブロードウェイとオフ?ブロードウェイの違いを予め調べておくことを推奨します。(予習復習:4時間) |
9 | スピーチとしての演劇:映像資料の上映と解説 | 教室でミニ?レクチャー後、貴重フィルムの上映会を実施します。(オンライン配信はありません。)その後、簡易概説を行い、さらに学期末課題とどのように連関するかについても説明します。 | The Blue Man Groupについて下調べをしてください。特に以下のサイトは読了しておくことを推奨します。 https://www.blueman.com/ (予習復習:4時間) |
10 | スピーチとしての映画: 短編フィクション | 映画の解釈を自分(たち)の語りに取り込むことでスピーチ?コミュニケーション過程を進める、という体験学習も行えればと思います。 | 復習として、授業内容(視聴した短編フィクション)を再想起してください。また、関連情報にも目を通してください。(予習復習:4時間) |
11 | スピーチとしての映画: 短編ドキュメンタリー | 前回に引き続き、映画の解釈を行った上で、それを持論展開に活用する実践も行えればと思います。 | 復習として、授業内容(視聴した短編ドキュメンタリー)を再想起してください。また、関連情報にも目を通してください。(予習復習:4時間) |
12 | 講義内容の総括、資格試験(Qualifying Quiz)の実施 | ここまでの講義内容を総括します。また、講義の理解について最低限の確認をするためのQualifying Quizを時間制限付きで授業時間中にオンライン形式で行いますので、必ず受験してください。 | ここまでの一連の講義内容を復習しつつ、Qualifying Quizに向け、総合的な復習をしておいてください。(予習復習:4時間) |
13 | ミニ?シンポジウム:受講生によるトークセッション | 有志でチームを形成し、課題リスト(TBA)から選んだテーマについて口頭発表を行うことができます。詳細は学期中盤にアナウンスします。 | 講義内容と直接関係のある課題リストが学期中盤に示されますので、入念な復習と新たな関連事例調査をしてください。シンポジスト以外は当日質問等をするための総合的復習をしておいてください。(予習復習:4時間) |
14 | まとめ:課題回答等へのフィードバックと今後に向けた問題提起 | これまでの課題への解答?回答?答案に対しフィードバックを行い、今後の皆さん自身のスピーチ?コミュニケーション論構築をアシストするための講義または活動の時間を提供します。 | これまで提出した課題を再想起しつつ、講義資料を再度ご覧いただき、理解の定着に努めてください。(予習復習:4時間) |