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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
コミュニケーション論文献セミナーb/READING SEMINAR IN COMMUNICATION (B)
開講所属
/Course Offered by
外国語学部英語学科/FOREIGN LANGUAGES ENGLISH
ターム?学期
/Term?Semester
2024年度/2024 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
水2/Wed 2
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
柿田 秀樹
遠隔授業科目
/Online Course

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
柿田 秀樹 英語学科/ENGLISH
授業の目的?内容
/Course Objectives
 視覚文化論の古典とも言われている、ジョン?バージャーの『Ways of Seeing』を読み、<見える>とは何か、そして視覚とは何かを考えていく。
 バージャーの『Ways of Seeing』は、中世絵画から現代を取り巻く広告メディアや写真等を射程として、<見える>とは何かを考え直す名著である。視覚文化論の古典とも言える本著は、美術史の大きな流れを踏まえつつ、我々が事物を見るとはどのようなことかを考察している。バージャーは見ることの中に隠された資本主義や帝国主義、そしてジェンダー等の文化的価値観を、イメージの言語としての視覚題材の中に読むことでえぐり出す。その読みを丹念に踏まえることで、いかにイメージは<見える>のかを理解することが可能となる。
 イメージの批評的な分析と考察を深めていく本授業においては、以下の3点が探求の目的となる。1)現代のイメージと古典絵画との歴史的な関係を踏まえること、2)視覚文化批評とは何かを理解すること、3)イメージのコミュニケーション論とは何かを理解すること。これら3点について、その批評的意義を探っていく。

 本授業は、英語学科の学位授与方針(DP)や教育課程の編成?実施の方針(CP)が示す「メディア?コミュニケーションに関する専門的知識や諸理論を修得し、様々な視点からメディアやコミュニケーションを分析、批判的に読み解き、自らの見解を効果的に表現する」ことの中でも、とりわけ視覚コミュニケーション理論に関する思考?理解力を高めることを目的としている。 
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
 メディア?コミュニケーションコースの専門科目としてのセミナーですので、各週(各節)の主題にあわせて文献を精読した上で、その読みに基づいた論述をきちんとしてもらいます。
 教科書の1章を3週間で読み進めていきます。
 まず1週目は、教科書の基となった、バージャー自身が登場して解説するBBCの番組を見て、それに関する問題の解答を提出してもらいます。
 2週目は、1週目で提出した課題の解答を踏まえて、当該節の内容に解説を施し、履修者に議論してもらいます。その後、課題の節を各自で再読してもらった上で、課題に関する問題を出すので、その解答を授業当日に提出してもらいます。
 3週目は、1週目と2週目の内容を踏まえた上で、授業内で質問を受け、当該の節全体の議論と内容を包括的に理解できていることを示すための課題を期限までに提出してもらいます。提出してもらう内容は、1週目の授業と2週目の議論や課題の設問、そして解説を全て前提とした論述をしてもらいます。
 詳細は1週目の授業でお話ししますので、必ず出席してください。学期1週目の授業でも提出する課題はあり、出欠もカウントされます。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1)コミュニケーション分野の理論的文献を学習する授業ですので、それに関する文献を映像資料等と共に読んで、その議論と内容を把握していきます。教科書の当該箇所を読んで授業に出席して、課題の設問に答えてください。

2)毎週、各章の予習?復習となる小テストや小レポートの課題を出すので、指定されたサイトを通じて解答のファイルを期日迄に提出してください。

3)映画や絵画等の視覚メディアの批評を学習する授業です。課題となる絵画の閲覧や映画のスクリーニングは必須となります。映画自体は著作権上の問題で配布できないので、各自で準備し、教科書の当該の章を読む前に全て観ておくようにしてください。

4)授業の時間に加えて、事前に最低1時間、事後に最低2時間程度(週によっては、事前に2時間、事後に1時間程度)の学習が必要となります。次回の講義で課題となる絵画や映画を閲覧し、図書館で講義される予定の専門用語や抽象概念の意味等を諸文献できちんと調べて理解し準備した上で授業に臨んでください。授業後は教科書の当該の章を読み直し、各自で必ず復習してください。その上で、課題の設問の解答を提出して下さい。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
Ways of Seeing
著者
/Author name
John Burger
出版社
/Publisher
Penguin Books Ltd.
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
 授業の学期最終日にまとめの課題(20%)を行う予定です。毎回の小テストの課題(80%)とまとめの課題の結果を合わせて、出欠状況と授業への積極的な参加度も鑑みて総合的に評価します。
 課題未提出の欠席は課題の平均点を著しく下げますので、全て提出してください。
関連科目
/Related Subjects
コミュニケーション論、視覚コミュニケーション論、コミュニケーション論特殊講義、メディア文化論、イメージ文化論
備考
/Notes
 課題提出の際の技術的なトラブルについては、担当者は対応できないため、お応えできません。また、提出の個別確認もできませんので、よろしくご理解のほど、お願いいたします。技術的なことで困ったら、大学のヘルプデスクに相談してください。
到達目標
/Learning Goal
各種のコミュニケーション論を主題とする文献研究によりコミュニケーションの諸理論を習得し、分析を行い、見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 オリエンテーション 授業の概要と進め方についての説明 次週に向けて『Ways of Seeing』の1章を予め読んで、次週に向けて準備をする
2 Watching BBC, Ways of Seeing, Episode 1 当該の章に関するテレビ番組の閲覧と設問の解答 テレビ番組を再度閲覧して授業を復習した上で、『Ways of Seeing』の1章を再読し、課題を提出して、次週に向けて準備をする
3 Reading Ways of Seeing (Chapter 1) 当該の章についての解説と議論、設問の解答 授業を復習し、『Ways of Seeing』の1章を再度読んだ上で課題を提出して、次週に向けて準備をする
4 Reading Ways of Seeing (Chapter 1, 2) 見ることの歴史性と美術史の先入見と複製技術に関する議論について、設問の解答 3週分の授業を復習し、当該章を再度読んだ上で課題を提出して、次週に向けて『Ways of Seeing』の3章を予め読んで準備をする
5 Watching BBC, Ways of Seeing, Episode 2 当該の章に関するテレビ番組の閲覧と設問の解答 テレビ番組を再度閲覧して授業を復習した上で、『Ways of Seeing』の3章を再読し、課題を提出して、次週に向けて準備をする
6 Reading Ways of Seeing (Chapter 3) 当該の章についての解説と議論、設問の解答 授業を復習し、『Ways of Seeing』の3章を再度読んだ上で課題を提出して、次週に向けて準備をする
7 Reading Ways of Seeing (Chapter 3, 4) ヌードと裸の違いとジェンダー化された見る主体とその例外としての巨匠について、設問の解答 3週分の授業を復習し、当該章を再度読んだ上で課題を提出して、次週に向けて『Ways of Seeing』の5章を予め読んで準備をする
8 Watching BBC, Ways of Seeing, Episode 3 当該の章に関するテレビ番組の閲覧と設問の解答 テレビ番組を再度閲覧して授業を復習した上で、『Ways of Seeing』の5章を再読し、課題を提出して、次週に向けて準備をする
9 Reading Ways of Seeing (Chapter 5) 当該の章についての解説と議論、設問の解答 授業を復習し、『Ways of Seeing』の5章を再度読んだ上で課題を提出して、次週に向けて準備をする
10 Reading Ways of Seeing (Chapter 5, 6) 所有形式としての油絵とその所有形式から逃れる巨匠の作品について、設問の解答 3週分の授業を復習し、当該章を再度読んだ上で課題を提出して、次週に向けて『Ways of Seeing』の7章を予め読んで準備をする
11 Watching BBC, Ways of Seeing, Episode 4 当該の章に関するテレビ番組の閲覧と設問の解答 テレビ番組を再度閲覧して授業を復習した上で、『Ways of Seeing』の7章を再読し、課題を提出して、次週に向けて準備をする
12 Reading Ways of Seeing (Chapter 7) 当該の章についての解説と議論、設問の解答 授業を復習し、『Ways of Seeing』の7章を再度読んだ上で課題を提出して、次週に向けて準備をする
13 Reading Ways of Seeing (Chapter 7, 8) 現代の広告と絵画の伝統と広告の周辺に露呈する現実について、設問の解答 3週分の授業を復習し、当該節を再度読んだ上で課題を提出して、次週に向けて教科書全章を読み見直して、今学期全体の授業を復習する
14 まとめ 教科書全体のレビュー 今学期全体のまとめの課題を提出

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