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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29 |
開講科目名 /Course |
英語圏の社会?思想?歴史a/HISTORY AND SOCIETY (A) |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部英語学科/FOREIGN LANGUAGES ENGLISH |
ターム?学期 /Term?Semester |
2024年度/2024 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
火4/Tue 4 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
原 成吉 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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原 成吉 | 英語学科/ENGLISH |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
この講義は,英語学科の教育課程の編成?実施方針(カリキュラム?ポリシー)や学位授与方針(ディプロマ?ポリシー)が示す「英語の運用能力を養成し、英語圏の言語?文学?文化?社会?国際関係などを理解するための専門知識を身につけた、国際的な視野にたつ教養人を育成する」ことを念頭に置いたうえで、以下の目的を目指します。 いまの私たちにとって、詩はページに印刷された活字を黙読するものになっています。大昔、詩と歌と踊りの根っこは同じでしたが、時代を経るにしたがって、それぞれのジャンルに分かれていきました。印刷術が発明されるまえは、詩は楽器に合わせて歌われていました。昔むかしの詩人たちは、共同体の語り部であり、ときには預言者でもありました。そのコトバは、詩であり歌そのものでした。ボブ?ディランは、現代に「声としての詩」を復活させた「ポエト/シンガー」といえます。 この講義では、2016年にノーベル文学賞を受賞したボブ?ディランの歌(詩)をテキストに、アメリカの社会?思想?歴史を紹介しながら、“Song and Dance Man”の魅力をお伝えします。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
本授業は対面授業方式で行ない、講義形式とグループ?ディスカッションを併用して進めます。担当グループの受講者が分担してプリゼンを行い、担当者はプリゼンの資料を発表の2日前までにmanabaにアップロードし、それをもとにプリゼンを行います。当日にPWを使うことも可能です。プリゼンの後、フロアの受講生を含めた全体で質疑応答に移ります。 最初の授業に出席できない方は、<shara@dokkyo.ac.jp>へご連絡ください。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前:授業で扱う作品と資料をmanabaにあげるので、読んでおいてください。疑問点とコメントを考えてきてください。 事後:他の作品との関係性について考えてみましょう。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
英語学科の学位授与方針に沿って、グローバル社会に関する専門的知識を習得しているか、それらの背景や諸問題を的確に理解分析しているか、そして自らの見解を論理的に表現する能力を身に付けているかを重視して評価します。 プリゼン?30%、学期末レポート ?70% レポートは、「MLA論文の「書き方」に準拠した、4000字程度の作品論(原ゼミHPを参照)。 ただし欠席が5回以上の場合、およびレポートに剽窃があった場合は、評価対象としません。 |
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関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
その他の参考文献は、授業で紹介します。 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
英語圏の社会、思想、歴史に関して専門知識を習得し、分析を行い見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | イントロダクション | なぜ、シンガー?ソング?ライターがノーベル文学賞を受賞したのか? | 事前に配付資料を読んで疑問点を整理しておくこと。 |
2 | “Blowin’ in the Wind” | フォークソングと公民権運動の関係について考える。 | 以下、同上。 |
3 | A Hard Rain’s A-Gonna Fall” | 歌われる「現代詩」を読む。 | |
4 | 4“The Times They’re A-Changin’” | 1960年代のアメリカを考える。 | |
5 | “With God on Our Side” | アメリカにおける神とは何かを考える。 | |
6 | “It Aint’t Me , Babe” | 恋人との決別の歌を読む。 | |
7 | “Mr. Tambourine Man” | 「タンバリン?マン」とは何か? | |
8 | “Like a Rolling Stone” | なぜ、これがロックの最高傑作かを考える。 | |
9 | “Desolation Row” | 象徴詩とは何かについて考える。 | |
10 | “All Along the Watchtower” | ディランの作品における『聖書』からの引用の意味を考える。 | |
11 | “Hurricane” | 冤罪をテーマにしたトピカル?ソングを読む。 | |
12 | “Jokerman” | "Trickster"としての「ジョーカー?マン」を読む。 | |
13 | “License to Kill | 人類の進歩とは何かを考える。 | |
14 | “Tempest” | タイタニック号をめぐるバラッドを読む。 |