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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
言語?教育文献セミナーb/ADVANCED READINGS IN LINGUISTICS AND LANGUAGE TEACHING (B)
開講所属
/Course Offered by
外国語学部英語学科/FOREIGN LANGUAGES ENGLISH
ターム?学期
/Term?Semester
2024年度/2024 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
火2/Tue 2
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
小早川 暁
遠隔授業科目
/Online Course

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
小早川 暁 英語学科/ENGLISH
授業の目的?内容
/Course Objectives
この授業は、外国語学部の学位授与方針(DP)および教育課程の編成?実施方針(CP)が示す英語の運用能力の4技能のうち、とくに「読む」ことと「書く」ことに重点をおきつつ「論理的に論述?議論する能力」とともに「言語データを分析し、論証する能力」を高めることと目的とする。これを達成するためには、質のよい論文を精読することが必須である。授業では、英語の感覚動詞構文を扱うKirsner, Robert S. and Sandra A. Thompson (1978) "The Role of Pragmatic Inference in Semantics: A Study of Sensory Verb Complement in English," Glossa 10.2: 200-240.を読んでいく。

なお、論文の内容はTOEICやTOEFLなどの内容とは無関係である。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
授業形態は対面授業、授業形式は受講生の発表を主とする演習形式である。(対面授業と併せてライブ配信?録画配信を行うことはない。)

履修登録者は、あらかじめ割り当てられた部分について日本語訳を発表すること、内容についての解説を加えることが求められる。個々の単語の意味を調べ並べて替えるだけといった発表は不十分であるとみなされる。なお、授業での発表は評価の前提であり、これ自体は加点の対象とはならない。一方で、準備不足による不十分な発表は減点の対象となる。発表の内容についての担当者からの解説を含むフィードバックは授業中になされる。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
履修登録者は、発表の有無にかかわらず、毎回の授業で指定された範囲の予習と、授業の内容を復習をしなければならない。予習に2時間、復習に2時間かけることがひとつの目安である。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
manabaないしPortaIIにて資料配布を行う。
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
『明解言語学辞典』
著者
/Author name
斎藤純男?田口善久?西村義樹(編)
出版社/URL
/Publisher
三省堂
ISBN
/ISBN
9784385135786
その他(任意)
/other
2015年発行
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
試験ないしレポート課題により評価する(100点満点)。なお、欠席や授業中の不十分な発表、授業態度不良については、1回あたり10点を試験?レポートの得点から減ずるものとする。
関連科目
/Related Subjects
担当者が受けもつ英語専門講読や意味論など。
備考
/Notes
授業中は、辞書としての利用も含め、スマホ等の利用は認めていない。また、定めにない特別の「救済措置」などは実施せず、正規の成績発表に先立って個人的に成績を知らせることもしない。成績評価にあたり、卒業年次生であることや就職が決まっていることなどが考慮されることはない。

授業に直接関係のない質問(塾などのアルバイト先で生徒から受けた英語に関する質問など)には応じていない。
到達目標
/Learning Goal
文献研究を通じて、言語学及び英語教育研究の特定分野(統語論、音声学、音韻論、意味論、コーパス言語学、第二言語獲得、教授法など)について専門知識を習得し、分析?論証できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 オリエンテーションおよびAbstract オリエンテーションと文献の概要を読む。
2 Introductory Remarks 1(分析対象の紹介、用語の整理) 導入部分の分析対象の紹介部分と用語の整理の部分を読む。
3 Introductory Remarks 2(意味と伝達内容の峻別) 後の議論のポイントとなる意味と伝達内容の峻別について論じる部分を読む。
4 Introductory Remarks 3(動詞feedの多様な用法について) 動詞feedの多様な用法について論じる部分を読む。
5 Introductory Remarks 4(had intended toの意味論?語用論) had intended toの意味と伝達内容について論じる部分を読む。
6 Introductory Remarks 5(感覚動詞補文の意味論?語用論) 感覚動詞補文の意味論と語用論について論じる部分を読む。
7 Delimiting the Problem 1(「直接知覚」対「間接的報告」「場面に基づく推論」) 「直接知覚」対「間接的報告」「場面に基づく推論」という観点から感覚動詞補文を分類する議論を読む。
8 Delimiting the Problem 2(that節を従える感覚動詞の文法特徴) that節を従える感覚動詞の文法特徴について論じる部分を読む。
9 感覚動詞補文の意味論 1(補文の主語は目的語か) 感覚動詞補文の主語の文法特徴ついて論じる部分を読む。
10 感覚動詞補文の意味論 2(感覚動詞補文の含意性) 感覚動詞補文の含意性の有無について論じる部分を読む。
11 感覚動詞補文の意味論 3(完結性の有無) 感覚動詞補文が完結性を表すか否かについて論じる部分を読む。
12 toなし不定詞付対格の構文の分析 toなし不定詞付対格の構文を論じる部分を読む。
13 分詞付対格の構文の分析 分詞付対格の構文を論じる部分を読む。
14 1学期のまとめと復讐 1学期のまとめを行うとともに、読んできた部分の復習を行う。

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