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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29 |
開講科目名 /Course |
言語?教育文献セミナーa/ADVANCED READINGS IN LINGUISTICS AND LANGUAGE TEACHING (A) |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部英語学科/FOREIGN LANGUAGES ENGLISH |
ターム?学期 /Term?Semester |
2024年度/2024 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
金2/Fri 2 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
船越 健志 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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船越 健志 | 英語学科/ENGLISH |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
世界には6000種類以上の言語があると言われています。それぞれの言語は一見すると全く異なっているように思えます。例えば、He made the thing that one puts on one’s body ugly for herという長い英語の文を、モホーク語ではWashakotya’tawitsherahetkvhta’se’ のようにたった一語で表現します。これほど互いに異なる言語が、ある共通のメカニズムに基づいて作られているとしたらどうでしょう。この仮説を極限まで追求したのが生成文法の「原理とパラメターアプローチ」です。この授業では原理とパラメターアプローチの入門的な文献を講読して、人間言語の普遍的特質と多様性について考えます。それによって、英語学科の教育課程の編成?実施方針や学位授与方針が示す「英語の運用能力を養成し、英語圏の言語?文学?文化?社会?国際関係などを理解するための専門知識を身につけた、国際的視野に立つ教養人を育成する」ことを目指します。 | ||||||||||
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
指定された文献を読んだ上で授業に参加して、授業では問題演習に取り組む。グループあるいはペアで問題内容に関する議論を行う。その後、意見聴取を行い全体で議論を行った後、講師が解答と解説を行う。読んだ文献の内容をまとめてサマリーノートとして提出する。授業で学んだ内容を期末テストで問う。授業内で取り組む問題演習にmanabaを利用するので、インターネットに接続できる端末(ノートパソコン、タブレット、スマートフォン等)を持参すること。 | ||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
毎週、指定された文献を読んで授業にのぞむ。少なくとも2時間は予習に使うこと。授業後は授業内容の復習のために授業中にとったノートを参照しながら、パソコンでサマリーノートを作成する。1時間から2時間は復習に使ってください。期末テストには自作のサマリーノートのみ持ち込みを許可します。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
期末テスト 60% + サマリーノート 35% + 授業への貢献度 5% (授業への貢献度はグループワークや全体討論への取り組み度合いに基づいて評価) サマリーノートの評価は、読んだ文献の内容を自分の言葉で論理的かつ簡潔に再構成できているか、さらには視覚的に読みやすいように工夫されているかといった観点から評価します。 |
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関連科目 /Related Subjects |
この授業の理解には「シンタクスa」で学ぶ統語論の基礎知識が役に立ちます。 | ||||||||||
備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
文献研究を通じて、言語学及び英語教育研究の特定分野(統語論、音声学、音韻論、意味論、コーパス言語学、第二言語獲得、教授法など)について専門知識を習得し、分析?論証できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | オリエンテーション | 授業全体の内容説明と方針を解説し、パラメター理論とは何かについて理解する。 | |
2 | 言語の多様性と類似性 | 身近な例に基づいて言語の多様性と類似性を理解する。 | |
3 | 英語とナバホ語の違い | 英語とナバホ語の特徴を比較することによって、言語の多様性について考察する。 | |
4 | 英語とナバホ語の類似性 | 英語とナバホ語を比較することによって、言語の普遍性について考察する。 | |
5 | パラメター | パラメターという概念に至る学問的背景を整理する。 | |
6 | 含意的普遍性の発見 | 類型論における多様性の中に潜む法則性の発見を概説する。 | |
7 | 空主語パラメター | 英語、フランス語、イタリア語の比較に基づいて、空主語パラメターについて概説する。 | |
8 | サンプルとレシピ | 身近な例に基づいて言語におけるサンプルとレシピという考え方を考察する。 | |
9 | E言語とI言語 | E言語とI言語という概念を理解する。 | |
10 | 主要部パラメター | 語順の類型論を捉えるメカニズムとしての主要部パラメターを概説する。 | |
11 | モホーク語 | ここまで構築してきたパラメター理論の不備を補うためには、モホーク語を研究する必要がある理由を解説する。 | |
12 | 英語とモホーク語の比較 | モホーク語と英語を比較することによって、モホーク語の特質を概説する。 | |
13 | 複総合パラメター | モホーク語と英語の違いを複総合パラメターによって説明する。 | |
14 | 春学期のまとめ | 春学期の学習内容を総復習する。 |