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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29 |
開講科目名 /Course |
国際開発論/INTERNATIONAL DEVELOPMENT |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部英語学科/FOREIGN LANGUAGES ENGLISH |
ターム?学期 /Term?Semester |
2024年度/2024 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
月3/Mon 3 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
竹田 いさみ |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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竹田 いさみ | 英語学科/ENGLISH |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
発展途上国は、経済?社会の発展を目的に、開発政策を立案します。開発政策の有力な分野は、ツーリズム産業の振興による外貨獲得です。具体的には、国策としてのエアラインの起業、国際エアポートの建設、クルーズ船の寄港整備、海外旅行客が宿泊するホテル建設、ツーリズム産業を持続可能にするための経済インフラの整備などがあります。 一例をあげますと、マレーシアから分離独立したシンガポールでは、建国後にリー?クアンユー政権が国策会社テマセクを設立し、シンガポール航空の起業、チャンギ国際空港の建設、ラッフルズ?ホテルの経営などを手がけました。小国シンガポールが生き延び、そして豊かな国家として成長し続けるために、国家主導で開発政策を導入しました。途上国から先進国へ進化したのが、シンガポールです。 シンガポールをはじめ、多くの発展途上国は、世界銀行やアジア開発銀行など、国際金融機関から資金を調達し、開発政策を実施してきました。国際開発の重要な分野が、ツーリズム産業です。 100年前の近代日本(明治?大正期)は、欧米先進国から見れば発展途上国でした。外貨獲得のために日本政府はツーリズム産業の振興を開発政策の柱として位置づけ、貨客船を建造して海外航路の開設、国際水準のホテル建設、観光資源の開発に取り組みました。欧米の金融機関から資金を調達しました。 さらに海洋開発の現場は多様です。17~19世紀を振り返ると、イギリスやアメリカは発展途上にありました。漁業資源、エネルギー資源としての鯨油(げいゆ)や石油が注目され、海洋を舞台に大国がしのぎを削りました。海洋開発の視点から大国の興亡に迫ります。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
基本的に対面授業を実施します。 感染症への「予防」対策の観点から、対面授業の時間を短縮し、当面の間、開始時間を13:55とします。終了時間に変更はありません。授業の開始時間を変更する際は、授業内、およびポルタで事前に告知を行います。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
主な評価方法は、授業中に実施する①中間テスト(40%)、②期末テスト(60%)の合計点です。成績の加点対象として、コメントシートの配布もあります。 中間テストと期末テストの実施日は、授業中およびポルタ掲示板にて告知します。コメントシート作業は、予告せずに授業中に実施します。 中間テストを受験できなかった場合は、誰でも中間テストの「追試」を受けられます。期末テストと同じ日に「追試」を実施します。心配しないでください。 期末テストの追試はありません。 コメントシート配布日に欠席した場合、中間テストや期末テストの実施日に、自分のレポート用紙にコメントを記入して持参して下さい。教室内でのみ受け取ります。 メールでの問い合わせは、受け付けておりません。 授業の遅刻、欠席について、メールで連絡する必要はありません。 |
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関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
国際開発に関して専門知識を習得し、開発途上国が直面する課題とその解決方法などについて分析を行い、見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 開発政策としてのツーリズム産業 | オリエンテーション、国際開発の対象、ツーリズム産業、開発政策としてのエアライン | |
2 | 同上 | イントロダクション<日本>JALとANAの比較、エアライン?ビジネス | |
3 | 同上 | 開発政策の事例<シンガポール>エアラインの起業、エアポートの整備、ホテルの経営 |
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4 | 同上 | 開発政策の事例<シンガポール>同上、国策会社テマセクの役割 |
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5 | 同上 | 開発政策の事例<アジア諸国>エアラインの起業、エアポートの整備 |
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6 | 同上 |
開発政策の事例<中東諸国>エアラインの起業、エアポートの整備 | |
7 | 同上 | 開発政策の事例<世界のエアライン> |
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8 | 同上 | 世界のホテルチェーン | |
9 | 開発政策の歴史研究 |
開発政策の歴史研究<近現代日本>ツーリズム | |
10 | 海洋開発(イギリス、アメリカの事例) |
テキスト『海の地政学』 第1章「海を制した大英帝国」 |
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11 | 同上 | テキスト『海の地政学』 第1章「海を制した大英帝国」 第2章「クジラが変えた海の覇権」 |
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12 | 同上 | テキスト『海の地政学』 第2章「クジラが変えた海の覇権」 |
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13 | 同上 |
テキスト『海の地政学』 第3章「海洋覇権の掌握へ向かうアメリカ」 |
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14 | 期末テスト、および中間テストの「追試」 | 期末テスト、および中間テストの「追試」(中間テストを受験できなかった受講生を対象) |