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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
国際NGO?ボランティア論/INTERNATIONAL NGO AND VOLUNTEER ACTIVITY
開講所属
/Course Offered by
外国語学部英語学科/FOREIGN LANGUAGES ENGLISH
ターム?学期
/Term?Semester
2024年度/2024 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
火2/Tue 2
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
金子 芳樹
遠隔授業科目
/Online Course

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
金子 芳樹 英語学科/ENGLISH
授業の目的?内容
/Course Objectives
 この授業は、開発途上国への支援における政府開発援助(ODA)や非政府組織(NGO)の役割に注目しながら、開発協力や援助をめぐる諸問題の背景?構造?変化?影響?課題などを把握し、途上国の開発支援を軸に「国際社会を見る眼?(視点と判断力)を養うことを目指します。
 そのために、先進国政府、国際機関および国際協力NGOによる開発途上国にむけた開発援助を取り上げ、具体的?多角的に分析?解説しながら、開発援助やそれをめぐる国際協力についての包括的な理解を促します。14回の講義を体系的に大きく下記の(1)?(3)の3つのパートに分け、各パートごとに具体的な事例を織り交て解説しながら、開発援助に関する理解と発展的な思考の醸成に資するよう進めます。
(1)「開発援助の仕組みと展開」では、援助の主流をなしてきたODAの現状を把握します。
(2)「NGOの役割と課題」では、NGOの歴史、位置付け、実態、役割などを捉えるとともに、開発とNGOの関係を具体的なケースを取り上げながら考えます。
(3)「開発援助の新たなテーマと課題」では、グローバル化の特徴や影響や開発援助をめぐるトレンドをさぐりつつ、新たな援助や国際協力の取り組みや方向性について検討します。
 なお、本授業は、英語学科の教育課程の編成?実施の方針(CP)や学位授与方針(DP)が示す「英語の運用能力を養成し、英語圏の言語?文学?文化?社会?国際関係などを理解するための専門知識を身につけた、国際的視野に立つ教養人を育成する」ことを念頭に置いて行います。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
 本授業は、対面授業として実施します。オンラインによる同時配信やオンデマンド方式での授業内容の公開は行いません。授業では、(1)事前配布したレジュメ、(2)教室でプロジェクターに投影するパワーポイント資料(図表、写真、動画資料などを含む)、(3)教員による口頭での説明の3種類のソースを用いて、できるだけ多面的、多角的に授業を進めます。インタラクティブな要素もできるだけ導入し、受講者からの質問とそれに対する教員の回答がしやすい環境を設けます。授業に関する質問は教員のメールアドレス<ykaneko@dokkyo.ac.jp>で随時受け付け、次の授業までに返信するとともに、他の受講者とも共有すべき内容については後の授業の中でフィードバックします。
 各回の授業のレジュメは、授業日前日までにPorTaⅡまたはmanabaでPDFファイルとして配信しますので、各自で事前に印刷して持参するか、またはファイルをダウンロードしたPCまたはタブレットを持参するなど、確実に教室で閲覧できる状態で授業に参加してください。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
 授業前には、事前配信されるレジュメ資料を入手(ダウンロード)して一読し、授業後にはレジュメ、授業時間内での教員から説明、各自がメモした内容などを再度確認して授業内容を確実に理解しておくことが求められます(事前、事後学習の目安は各1時間程度)。また、授業では時事的な国際情勢をしばしば例に挙げるので、日ごろから新聞やネットニュースの国際面などに目を通し、基礎的な内容や国際情勢の推移などに目を向け、国際社会の動向を把握しておくことを推奨します。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
 学期の最後に筆記試験を行い、その成績に基づいて評価します(100%)。なお、試験は?14回の各授業内容の把握?理解の度合いを中心に確認することに主眼を置き、選択問題と記述問題をを組み合わせた形で行います。

 なお、評価においては、外国語学部の学位授与方針に沿って、グローバル社会に関する専門的知識を修得しているか、それらの背景や諸課題について的確に理解?分析しているか、また自らの見解を効果的に表現する能力を身に付けているかといった点を重視します。
関連科目
/Related Subjects
国際協力論(金子芳樹担当、春学期:火曜2限)の内容は本授業と相互に関連しているので、合わせて受講することを推奨します。
備考
/Notes
テキスト:授業ごとに配布するレジュメ資料を使用します。特定の文献をテキストには使いません。
参考文献 :講義内容を補足する参考文献を授業の中で適宜紹介します。
到達目標
/Learning Goal
国際NGO?ボランティアに関して専門知識を習得し、現代の国際社会が抱える開発協力の諸課題とその解決方法などについて分析を行い、見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 イントロダクション:国際協力?開発援助?NGO 本授業の目的、キーワード?概念、授業スケジュールなどについて解説する 業日前日に配布されるレジュメ資料を事前に一読し、授業後にはレジュメと講義内容を改めて確認して授業内容を確実に把握する
2 <開発援助の仕組みと展開>
政府開発援助(ODA)の仕組み
政府開発援助(ODA)の基礎的知識を学ぶ 授業日前日に配布されるレジュメ資料を事前に一読し、授業後にはレジュメと講義内容を改めて確認して授業内容を確実に把握する
3 主要国のODA実績と日本のODAの特徴 先進各国のODAの実績を比較し、さらに日本のODAのあり方や特徴について考察する 授業日前日に配布されるレジュメ資料を事前に一読し、授業後にはレジュメと講義内容を改めて確認して授業内容を確実に把握する
4 日本のODA実績 日本のODAのこれまでの実績について分野ごとに詳細に検討する 授業日前日に配布されるレジュメ資料を事前に一読し、授業後にはレジュメと講義内容を改めて確認して授業内容を確実に把握する
5 開発援助の問題点と課題 開発援助が抱える問題点とその解決策について検証し、今後取り組むべき課題について検討する 授業日前日に配布されるレジュメ資料を事前に一読し、授業後にはレジュメと講義内容を改めて確認して授業内容を確実に把握する
6 ODAの改革 開発援助が抱える問題点とその解決策について検証し、今後取り組むべき課題について検討する 授業日前日に配布されるレジュメ資料を事前に一読し、授業後にはレジュメと講義内容を改めて確認して授業内容を確実に把握する
7 <NGOの役割と課題>
国際協力の新たなテーマとNGO
グローバル化時代における国際協力の新たな方向性を探るとともに、その中でのNGOの役割を考える 授業日前日に配布されるレジュメ資料を事前に一読し、授業後にはレジュメと講義内容を改めて確認して授業内容を確実に把握する
8 NGOの歴史と理論(NGOのスペース論) NGOの発展に関する歴史的経緯と社会的役割について歴史的、理論的に考察する 授業日前日に配布されるレジュメ資料を事前に一読し、授業後にはレジュメと講義内容を改めて確認して授業内容を確実に把握する
9 開発途上国のNGO:ケーススタディ?バングラデシュ 開発途上国における国際協力NGOの役割について、バングラデシュの実例を基に考える 授業日前日に配布されるレジュメ資料を事前に一読し、授業後にはレジュメと講義内容を改めて確認して授業内容を確実に把握する
10 日本の国際協力NGOとJPF 日本のNGOセクターの発展過程とその特徴および主要な日本の国際協力NGOについて考察する 授業日前日に配布されるレジュメ資料を事前に一読し、授業後にはレジュメと講義内容を改めて確認して授業内容を確実に把握する
11 国際協力NGOの課題 NGOセクターを取り巻く問題点や課題について考える 授業日前日に配布されるレジュメ資料を事前に一読し、授業後にはレジュメと講義内容を改めて確認して授業内容を確実に把握する
12 <開発援助の新たなテーマ>
中国による援助の現状と問題点
中国の開発途上国に対する援助の特徴、実態、問題点について検討する 授業日前日に配布されるレジュメ資料を事前に一読し、授業後にはレジュメと講義内容を改めて確認して授業内容を確実に把握する
13 マイクロクレジットという方法 開発援助の新たな取り組みとしてのマイクロクレジットについて具体的に考察する 授業日前日に配布されるレジュメ資料を事前に一読し、授業後にはレジュメと講義内容を改めて確認して授業内容を確実に把握する
14 ジェンダーと開発 開発の観点からジェンダー問題を取り上げ、途上国における実態と今後の課題について考察する 授業日前日に配布されるレジュメ資料を事前に一読し、授後にはレジュメと講義内容を改めて確認して授業内容を確実に把握する

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