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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29 |
開講科目名 /Course |
フランス現代社会入門Ⅰ/INTRODUCTION TO FRENCH CONTEMPORARY SOCIETY I |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部フランス語学科/FOREIGN LANGUAGES FRENCH |
ターム?学期 /Term?Semester |
2024年度/2024 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
水3/Wed 3 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
尾玉 剛士 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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中村 公子 | フランス語学科/FRENCH |
佐野 康子 | 英語学科/ENGLISH |
廣田 愛理 | フランス語学科/FRENCH |
尾玉 剛士 | フランス語学科/FRENCH |
木田 剛 | フランス語学科/FRENCH |
清水 雄大 | フランス語学科/FRENCH |
熊木 淳 | フランス語学科/FRENCH |
齋藤 由佳 | フランス語学科/FRENCH |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
国境を超えた交流が拡大し、課題が多様化する現代社会においては、多様な文化的?職業的バックグラウンドを有する人々が協力しながら社会課題の解決を目指し、新たな社会モデルを共創することが求められている。 ①この授業では、現代社会の課題解決を目標としつつ、多文化が共生するフランス語圏の社会を分析するための基礎知識を修得する。 ②また、各担当教員の課題に解答することを通じて、問題の所在を的確に把握し、自分なりの表現で解答する技法を修得する。 この授業は、フランス語学科の学位授与方針(DP)の学位の裏付けとなる能力6の養成を目的とし、教育課程の編成?実施方針(CP)の専門教育における「現代社会が抱える課題に対して解決策を提示できる能力を養成する」に資するものであり、フランス語学科履修系統図では「学科基礎科目」1年次1学期に位置づけられる。また、「思想、歴史?文化、社会、自然?環境?人間に関する概括的な知識の理解、さまざまな言語およびその文化的背景に関する知識の理解」を涵養することを目的とする。卒業後キャリアパスとして、国際発信力、文化構想力、社会課題発見?解決力を必要とする職種を想定しており、実務上の能力の伸長に資する教育の準備学修である。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
授業日によって担当教員が異なるオムニバス形式。manabaを通じた授業連絡と、授業中の各教員の指示に注意すること。 | ||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
授業前に配布資料などがあれば予習に取り組み(2時間前後)、授業後にはリフレクションペーパーなどの課題をまとめる(2時間前後)。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
担当教員ごとにリフレクションペーパーなどの課題を設定し、合計点で評価する(100%)。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
フランスの現代社会(地域、歴史、政治経済、教育など)に関する基礎的な知識を習得し、分析および見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | ガイダンスと授業:仏語圏の社会共創とは?(尾玉剛士) | 科目の概要?目的?評価方法および授業の受け方などについて説明した上で、仏語圏の社会共創とは何かについて学ぶ。 | |
2 | フランスのまちづくり(尾玉剛士) | 行政や民間企業?市民が協力しながらまちづくりが進められる仕組みについて学ぶ。 | |
3 | フランスにおけるLGBTQの権利拡大の歴史(清水雄大) | 社会共創の一例として、フランスにおけるLGBTQの権利拡大の歴史を、主にPACSと同性婚に焦点を当てて学習する。 | |
4 | フランスの経済(廣田愛理) | 現代のフランス経済の主な特徴について説明する。 | |
5 | フランス人とは何か(廣田愛理) | フランスの移民政策を歴史的にたどることで、現代フランス社会の問題について考える。 | |
6 | フランスの文化予算と文化教育(木田剛) | 文化水準を維持し新たな文化を創出する手段としての予算や教育制度について考察する。 | |
7 | フランスの教育制度(中村公子) | フランスの小学校から大学までの教育制度を概観する。 | |
8 | フランスの教育と生活(中村公子) | フランスの幼稚園から大学までの学校生活や習慣などを通して、日本との違いを解説する。 | |
9 | フランスの移民?難民教育(尾玉剛士) | 移民?難民といったフランスの外部から来る人々に対する教育を通じて、いかにして多文化共生社会の実現が目指されているかについて学ぶ。 | |
10 | 旧フランス語圏アフリカにおける紛争と平和構築(佐野康子) | 旧フランス語圏アフリカにおける紛争と資源の呪い、平和構築の難しさについて学ぶ。 | |
11 | 企業小説から見るフランス(熊木淳) | 1980年代から企業や労働をテーマとして生まれた企業小説を通じて、フランス社会の一側面を概観する。 | |
12 | フランスの食と環境:テロワール(齋藤由佳) | フランスの各地域ごとの食の多様性と「テロワール」概念について学ぶ。 | |
13 | フランス料理文化の成り立ち(齋藤由佳) | 料理やガイドブックなど現代フランスを特徴づける食文化の歴史的な成立過程を学ぶ。 | |
14 | 現在と未来の食のために(齋藤由佳) | フランスの味覚教育や原産地保護制度など、より良い食のあり方を模索する取り組みについて学ぶ。 |