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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29 |
開講科目名 /Course |
フランスの歴史Ⅰ/FRENCH HISTORY I |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部フランス語学科/FOREIGN LANGUAGES FRENCH |
ターム?学期 /Term?Semester |
2024年度/2024 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
木3/Thu 3 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
松浦 義弘 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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松浦 義弘 | フランス語学科/FRENCH |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
アンシャン=レジームからフランス革命にかけての政治?社会?文化の変遷を概観する。フランスは、ブルボン朝の絶対王政から立憲君主政、共和政へと、わずか数十年のあいだにめまぐるしい政体の変化を経験した。この講義では、この政体の変化を象徴する著名人(ルイ14世、ルイ16世、マリ?アントワネットなど)の言動とその社会的受容、とくに世論に焦点を当てて、アンシャン?レジームからフランス革命期にかけてのフランスの歴史を考える。 なお、この科目は、フランス語学科の学位授与方針(DP)の学位の裏付けとなる能力1及び6の養成を目的とし、教育課程の編成?実施方針(CP)の専門教育に記載のフランス現代社会コースの講義科目に相当する。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
授業は基本的に対面の講義形式で進めます。受講者には毎回資料を配付し、それにもとづいて講義をします。履修人数があまり多くなければ、意見や感想を述べたり、ペア?ワークをしたりするなど、受講者の方にも授業に積極的に参加してもらいます。なお、質問に対する回答、レポートの解説?コメントは?適宜manabaにアップします。 | ||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前にmanabaで配信する資料を読んで授業に臨んでください(2時間)。授業後には資料やノートを整理し、授業内容を確認するようにしてください。また、興味をそそる事項があれば、図書館などでさらに探求し、理解や知識を深めてください(2時間)。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
平常点(30%)とレポート?期末テスト(70%)を総合して評価します。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
フランス史の各時代の基本テーマ、フランスの歴史的特質など、フランスの歴史に関する専門知識を習得し、分析のうえ見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 授業ガイダンス | 授業の内容や進め方などの説明 | |
2 | フランス革命解釈の動向 | フランス革命史研究の誕生から現在までの概観 | |
3 | 「大西洋世界」とフランス | 「大西洋経済」の発展と人?思想の流通?「大西洋文化」の形成 |
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4 | 「大西洋世界」の発展と世論の誕生 | 消費社会の発展、初期メディア革命と新しい文化的?知的制度の誕生、世論の誕生 | |
5 | アンシャン?レジームの国家と社会 | ルイ14世の絶対王政とその後の変化 | |
6 | アンシャン?レジーム社会の変容と権力構造の変化 | 18世紀の経済発展と社会の変容、絶対王政を支えていた文化的?社会的枠組みの変容 | |
7 | 王権と世論 | 王の二つの身体と民衆の「悪しき言説」 | |
8 | ルイ16世とマリ?アントワネット | ルイ16世とマリ?アントワネットの人となり | |
9 | 革命前のルイ16世と世論 | ルイ16世の身体を攻撃するポルノグラフィの登場 | |
10 | 革命前のマリ?アントワネットと世論 | マリ?アントワネットの私生活、マリ?アントワネットに対する世論の変化 | |
11 | 革命初期におけるルイ16世と世論 | 陳情書、全国三部会?国民議会におけるルイ16世 | |
12 | フランス革命の転換点としてのヴァレンヌ逃亡 | ヴァレンヌ逃亡以後の議会、パリ、地方のルイ16世に対する態度 | |
13 | ヴァレンヌ逃亡以後のルイ16世と世論 | テキストと図像におけるルイ16世のイメージの変化 | |
14 | 全体のまとめ | 全体のまとめ、テスト、スライド?DVDなど |