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基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Course	フランスの歴史Ⅱ／FRENCH HISTORY II
開講所属 ／Course Offered by	外国語学部フランス語学科／FOREIGN LANGUAGES FRENCH
ターム?学期 ／Term?Semester	2024年度／2024 Academic Year　　秋学期／FALL SEMESTER
曜限 ／Day, Period	木3／Thu 3
開講区分 ／semester offered	秋学期／Fall
単位数 ／Credits	2.0
学年 ／Year	2,3,4
主担当教員 ／Main Instructor	松浦　義弘
遠隔授業科目 ／Online Course	－

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
松浦　義弘	フランス語学科／FRENCH

授業の目的?内容 ／Course Objectives	フランス革命からナポレオン期にかけての政治?社会?文化の変遷を概観します。フランスは、ブルボン朝の絶対王政から立憲君主政、共和政、そしてナポレオン帝政へと、わずか数十年のあいだにめまぐるしい政体の変化を経験しました。この講義では、この政体の変化を象徴する人物（ルイ16世、ロベスピエール、ナポレオンなど）の言動とその社会的受容、とくに世論に焦点を当てて、フランス革命期からナポレオン期にかけてのフランスの歴史を考える。 　なお、この科目は、フランス語学科の学位授与方針(DP)の学位の裏付けとなる能力１及び6の養成を目的とし、教育課程の編成?実施方針(CP)の専門教育に記載のフランス現代社会コースの講義科目に相当する。
授業の形式?方法と履修上の注意 ／Teaching method and Attention the course	授業は基本的に対面の講義形式で進めます。受講者には毎回資料を配付し、それにもとづいて講義をします。履修人数があまり多くなければ、意見や感想を述べたり、ペア?ワークをしたりするなど、受講者の方にも授業に積極的に参加してもらいます。なお、質問に対する回答、レポートの解説?コメントは?適宜manabaにアップします。
事前?事後学修の内容 ／Before After Study	事前にmanabaで配信する資料を読んで授業に臨んでください（2時間）。授業後には資料やノートを整理し、授業内容を確認するようにしてください。また、興味をそそる事項があれば、図書館などでさらに探求し、理解や知識を深めてください（2時間）。
テキスト1 ／Textbooks1	書籍名 ／Title 著者 ／Author name 出版社 ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other 資料配布
テキスト2 ／Textbooks2	書籍名 ／Title 著者 ／Author name 出版社 ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
テキスト3 ／Textbooks3	書籍名 ／Title 著者 ／Author name 出版社 ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
参考文献等1 ／References1	書籍名/???名 ／Title 『セレブの誕生：「著名人」の出現と近代社会』 著者 ／Author name アントワーヌ?リルティ 出版社/URL ／Publisher 名古屋大学出版会 ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
参考文献等2 ／References2	書籍名/???名 ／Title 『ロベスピエール』 著者 ／Author name ピーター?マクフィー 出版社/URL ／Publisher 白水社 ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
参考文献等3 ／References3	書籍名/???名 ／Title 『ナポレオン：英雄か独裁者か』 著者 ／Author name 上垣豊 出版社/URL ／Publisher 山川出版社 ISBN ／ISBN その他（任意） ／other その他の参考文献については、授業中に適宜紹介します。
評価方法 ／Evaluation	平常点（30％）とレポート?期末テスト（70％）を総合して評価します。
関連科目 ／Related Subjects
備考 ／Notes
到達目標 ／Learning Goal	フランス史の各時代の基本テーマ、フランスの歴史的特質など、フランスの歴史に関する専門知識を習得し、分析のうえ見解を提示できるようにする。

回 ／Time	授業計画（主題の設定） ／Class schedule	授業の内容 ／Contents of class	事前?事後学修の内容 ／Before After Study
1	授業ガイダンス	授業の内容や進め方などの説明
2	フランス革命と世論	フランス革命期の政治における世論の重要性
3	世論を支配した革命家ロベスピエール	ロベスピエールの生涯の概観
4	革命家ロベスピエールの誕生	地方弁護士としてのロベスピエールの弁論活動や文学活動、革命的言説の誕生
5	闘うロベスピエール	議会少数派としてのロベスピエールの言論活動
6	権力の掌握に向かうロベスピエール	ロベスピエールの言論と「世論による専制支配」
7	弁論家ロベスピエール	ロベスピエールが弁論によって権力の座につくメカニズム
8	権力の座についたロベスピエール	革命政府期のロベスピエールの言説と恐怖政治
9	ロベスピエールの失墜	テルミドール9日のクーデタとその後
10	中間的なまとめ	テルミドール9日のクーデタまでのフランス革命の概観
11	ナポレオンの登場と世論	ナポレオンの権力掌握にとっての世論
12	総裁政府期のナポレオンと世論	ブリュメール18日のクーデタで権力掌握するまでのなと世論の動きの概観
13	ナポレオン帝政と世論	ナポレオン帝政期のナポレオンと世論の動きの概観
14	全体のまとめ	全体のまとめ、テストなど