シラバス参照/View Syllabus |
科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29 |
開講科目名 /Course |
フランス語学論Ⅱ/FRENCH LINGUISTICS II |
---|---|
開講所属 /Course Offered by |
外国語学部フランス語学科/FOREIGN LANGUAGES FRENCH |
ターム?学期 /Term?Semester |
2024年度/2024 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
月4/Mon 4 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
田中 善英 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
田中 善英 | フランス語学科/FRENCH |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
【講義目的?概要】形の変化の面(形態論)、構文の面(統語論)、発音の面(音声学?音韻論)、意味と構文との係わりの面(意味論)などから、フランス語の仕組みを学ぶ。毎回の授業冒頭では、その授業でテーマとなる項目について現代フランス語における原則、制約を確認しながら(1年次の文法の授業の復習を兼ねる)、教員からの問題提起をふまえ、実例?反例なども見ながら、フランス語の仕組みを考えていく。その際、respon などを使って、意見をまとめて述べてもらい、主体的に授業に参加してもらう。受講者数によってはグループワークを行うこともある。なお、大部分は過去2年間の講義内容とは異なるので、最長、3年6学期間重複履修しても、内容が重なることはほとんどない。 【各ポリシーとの関連性】この科目は、フランス語学科のCP?DPにある「言語学?言語教育?メディアのフランス語?コミュニケーションなどに関する講義および講読の科目」である。特に「言語学?語学教育やメディアなど異なる側面から多角的にアプローチすることでフランス語をより深く理解」することを目指す。卒業後のキャリアパスとしては、特定の職種というより、何らかの情報発信を行う業務全般に役立つ能力の伸長に資する。 |
||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
【授業形式】大学の方針に従い、対面形式で行う。授業の様子は復習用に、撮影し、受講生限定で公開する。ただし、最終回はオンデマンドのみとする。 【教材】授業当日9時に、その日の授業で使うプリントをmanabaから配信する。教室へ来るまでにプリントアウト(印刷)してくること。CLEAS(中央棟1階)、Learning Square(西棟3階)、東棟4階PC教室などで印刷できる。 【評価】学期末課題による評価を行う。原則として卒業再試験は行わない。提出された学期末課題に対するフィードバックはmanabaまたはメールで行う予定。 【特別な配慮が必要な場合】所定の期限までに学生支援室へ連絡すること。 【その他】授業に関する連絡はすべて manaba で行う。質問については授業中?授業後に回答?フィードバックするが、東棟1階教務課にいることが多いので、姿が見えたらカウンターの人に呼び出してもらえば、質問?相談等にのることができる。 |
||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
初級文法の内容を確認し、その応用的知識の獲得を目指す。事前学修は30分程度、事後学修は2時間程度が期待される。必要に応じて、復習用の授業動画を視聴しながら、プリントの内容をまとめ直すと学習効果が高まる。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
|
||||||||||
テキスト2 /Textbooks2 |
|
||||||||||
テキスト3 /Textbooks3 |
|
||||||||||
参考文献等1 /References1 |
|
||||||||||
参考文献等2 /References2 |
|
||||||||||
参考文献等3 /References3 |
|
||||||||||
評価方法 /Evaluation |
最終週に試験代わりの学期末課題(Wordで作成してもらう)。授業中に提示した、フランス語学における諸問題について、具体例を示しながら自分なりの考えをまとめることが求められる。原則として卒業再試験は行わない。学期末課題は、①問題の指示(形式面)に従っているかどうか、②結論が示されているかどうか、③論理に一貫性があるかどうか、で評価する(大問ごとに:①②の条件を満たしている場合に、③について3段階評価を行い、大問ごとの評価を合算する)。入院等により学期末課題の提出が困難な場合は、所定の期限までに申出があれば別途対応する。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
「フランス語コミュニケーション各論」「フランス語コミュニケーション講読」など | ||||||||||
備考 /Notes |
受講生からとりあげて欲しいテーマがあれば、できるだけそれをとりあげる。参考文献については、以下のサイトを参照のこと。 https://igseminar.jp/ |
||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
フランス語学の様々な分野に関して必要な専門知識を修得し、分析および論証ができるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
---|---|---|---|
1 | ガイダンス、統辞論と形態論 | 統辞論と形態論とは何か | |
2 | 形態論 | 名詞の作り方など | |
3 | 音声法則 | 発音と音声の関係 | |
4 | 副詞の形態論 | 副詞とは何か | |
5 | 形容詞に関する諸問題 | なぜ、おばあちゃんは女性なのにgrand-mèreなのか? | |
6 | 前置詞論(1) | au printemps の au は何か | |
7 | 前置詞論(2) | 場所を表す前置詞の使い分け | |
8 | 前置詞論(3) | 前置詞と動詞の意味 | |
9 | 前置詞論(4) | 未来の表現と前置詞 | |
10 | 疑問文に関する諸問題(1) | 疑問文の4形式 | |
11 | 疑問文に関する諸問題(2) | 単純倒置と複合倒置 | |
12 | 使役?放任構文 | 使役?放任構文の制約 | |
13 | 主語の制約 | 非人称構文とは何か | |
14 | まとめ | 秋学期の内容の理解度を確認する |