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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29 |
開講科目名 /Course |
グローバル社会文献セミナー/READING SEMINAR IN INTERNATIONAL RELATIONS |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部交流文化学科/FOREIGN LANGUAGES TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
ターム?学期 /Term?Semester |
2024年度/2024 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
水2/Wed 2 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
永野 隆行 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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永野 隆行 | 交流文化学科/TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
この授業は、英語学科の教育課程の編成?実施の方針(C P)や学位授与方針(D P)にある「英語の運用能力を養成し、英語圏の言語?文学?文化?社会?国際関係などを理解すための専門知識を身につけた、国際的視野に立つ教養人を育成する」ことを念頭におきます。特にこの授業は、国際関係に関する専門知識を身に付けることを目指します。 具体的には、現代オーストラリア外交、特に今年度は米豪同盟に関する英語論文を読み、この分野に関する理解を深めます。まずはその歴史を知り、その上で、米豪同盟が現状でどうなっているのかを把握、最終的には台湾で問題が発生した際には米豪同盟はどのように機能するのか、考えてみたいと思います。なお、知っての通り日本はアメリカと日米同盟で結ばれており、米豪同盟を学ぶことで、比較の視点が生まれ、二つの同盟の相違点と類似点を把握し、日米同盟への理解がいっそう深まることも期待できます。 フォーカスはオーストラリアに当てられるものの、それを通じて、現代国際関係の特徴や諸問題を理解し、考える手がかりを与えてくれると考えます。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
【履修上の注意】 (1)この授業は対面形式のみで行います。オンラインによるライブ授業、動画配信は一切行いません。 (「体調が悪いので、ZOOMで参加したい」、「授業を欠席してしまったので、授業の録画を見たい」などの要望にはお応えできませんので、くれぐれも注意してください。) (2)この授業は、グローバル社会コースでは最上位に位置づけられているものです。英語の論文を読む力も気力もない方、オーストラリアに関することに関心がない方にはおすすめできません。なお、2023年度は、8名の履修登録がありましたが、1/3の履修者が途中で脱落、もしくは単位を取得することができませんでした。 【授業の概要】 (1)原則として授業1回あたり、1本の英語論文を読みます。 (2)授業では、段落ごとに内容を確認しながら、重要な点について教員が解説します。 (3)履修学生には、段落の要約やポイント、文中の用語や事象についての質問に答えてもらいます。これらを「平常点」に反映させます。 (4)履修学生には毎回、宿題という形でmanabaに該当箇所の段落ごとの「要点」と「コメント」の投稿を求めます。 (5)最終レポートは、現代オーストラリア外交についての小論文を提出していただきます。レポートの具体的なテーマについては12月上旬に決定し、発表します。 (6)フィードバックについて、毎回の宿題については授業時にコメントします。最終レポートについては、メールにて個別に伝える形をとります。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
【事前学習】 事前に対象論文を読み、manabaに宿題を投稿することはもちろんであるが、わからなかった事柄については他の資料を参考にしながら調べておき、授業時に全員で共有できるようにしておくこと。 【事後学習】 授業のポイントを確認し、不明な点や未確認の事項があった場合には放置せず、調べておくこと。 可能な限り、次回の授業時に受講者全員で共有する。 事前?事後学修の時間的目安は1授業あたり平均2時間程度を想定しています。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
授業時の平常点(15%)、毎週の宿題(該当箇所の要点とコメント)の提出(45%)、5000字の学期末レポート(40%)によって評価する。 なお、授業欠席4回以上の場合、不可とします。 |
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関連科目 /Related Subjects |
英語圏の国際関係a?b | ||||||||||
備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
グローバル社会に関する文献研究を通じて、特定分野について専門知識と理論を習得し、グローバル社会における諸問題を分析のうえ、見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 授業ガイダンス、担当者決定 | 授業概要の説明、担当者決定、米豪同盟についてのミニレクチャー | |
2 | 米豪関係の起源ー対日脅威、サンフランシスコ体制 | 文献発表、質疑応答 | |
3 | 米豪同盟の歴史ー朝鮮戦争、イギリスのアジア関与 | 文献発表、質疑応答 | |
4 | 米豪同盟の歴史ーアジア冷戦の展開、マレーシア紛争 | 文献発表、質疑応答 | |
5 | 米豪同盟の歴史ーAll the Way with the US、ベトナム戦争 | 文献発表、質疑応答 | |
6 | 米豪同盟の歴史ーポストベトナム、英米のアジア撤退 | 文献発表、質疑応答 | |
7 | 米豪同盟の歴史ー冷戦の終焉、ポスト冷戦期 | 文献発表、質疑応答 | |
8 | 米豪同盟の歴史について前半の総括 | これまで扱った論文を総括し、オーストラリア外交の歴史について討論を行う。 | |
9 | 21世紀の米豪同盟ー国際テロとの戦い | 文献発表、質疑応答 | |
10 | 21世紀の米豪同盟ーオバマ政権のアジアピボット | 文献発表、質疑応答 | |
11 | 21世紀の米豪同盟ー対中関係 | 文献発表、質疑応答 | |
12 | 21世紀の米豪同盟ーAUKUSと原潜導入 | 文献発表、質疑応答 | |
13 | 21世紀の米豪同盟ー日米同盟との比較 | 文献発表、質疑応答 | |
14 | 米豪同盟について総括ー台湾有事でどう機能するのか | 米豪同盟の特徴について、これまで読んだ論文をもとに総括を行う。その後質疑応答を行う。 |