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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29 |
開講科目名 /Course |
ヨーロッパの文化/EUROPEAN CULTURES |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部交流文化学科/FOREIGN LANGUAGES TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
ターム?学期 /Term?Semester |
2024年度/2024 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
火3/Tue 3 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
工藤 達也 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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工藤 達也 | ドイツ語学科/GERMAN |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
主としてドイツ語圏の思想家を通史的に取り上げて、解説する。特に重要となる哲学や思想のキーワードについては具体的に説明し、西洋思想の概略を把握できるようにする。履修者が修了後、どこの書店でも手に入る古典的な哲学書を独力で読める理解能力を獲ていることを目標とする。 ドイツ語圏に限定せず、背景にあるヨーロッパの思想などにも言及する予定。難解な思想を時代順に追っていく講義ですが、着実に急がず理解を促す。今学期はカントまでの近代思想まで必ず到達する。ドイツ語学科以外の学生の受講も歓迎します(ドイツ語の知識は前提にしない)。 ドイツ語学科の学生が専門的なドイツ語圏の思想の知識を修得すること、またさらに社会において公的立場で自らの独自な意見を述べられるまでのリテラシー形成を目指す。 ドイツ語圏の言語文学思想の並行して履修することが望ましいが、履修条件とはしない。また今後の文学や思想を専門と選択する上で今後の役に立つと思うが、この講義は専門でなくてもわかりやすく説明するので専門に関係なく履修しても問題はありません。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
講義形式の対面授業を行う。基本教員が学生に向けて講義するが、内容理解のために口頭で意見を聞くなどの対話形式を一部採用する。またアンケートを授業時間中に取り、また質問があればmanabaなどで受け付け、回答する。 感染症などの理由で出席できなかったた履修者はオンデマンドでその日の授業の録画を提供するなど工夫する(その際は自宅学習の成果の確認のためレポートを提出させる)。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
授業で紹介したキーワードを踏まえて調査しておく。配布したプリント内容や講義内容のノートを復習し、期末課題に備える。事前?事後学習は授業の前日に前回やったことのプリントを読み直すこと、またプリントのキーワードを前もって意味を把握するなど書籍やネットで調査する。合わせて一回につき1時間程度すれば事前?事後学習で十分に足る。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
期末課題(80%)、授業中の対話などの参加による平常点(20%)に基づいて評価を行う。特に期末課題は抽象的な概念用いる際に具体例に適用できる能力があるか、また説明するに足る分量を期間内に準備できるか、そしてそれがきちんと資料に基づいているか、それぞれ30%程度の配分で考慮する。課題は日本語で誤字脱字も減点対象となる。上に書いたように期末課題はManabaを用いた課題提出するか、もし可能なら最終授業日に筆記試験形式で行うかいずれかの予定である。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
ドイツ語圏の文学?思想概論 | ||||||||||
備考 /Notes |
テキスト:プリントを配布します(オンライン)。 参考文献:配布したプリントの中で紹介します。 |
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到達目標 /Learning Goal |
主にドイツ語圏、フランス語圏を中心としたヨーロッパの各種文化に関して専門知識を習得し、多様なヨーロッパ文化を、言語、芸術、宗教、哲学、思想などの視点から分析のうえ、見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | はじめに | ガイダンス | なし |
2 | 古典について 古代ギリシャ哲学 | 講義と参考文献解読:神話?ギリシャ悲劇からプラトンまで | プリントの確認と重要キーワードの調査 |
3 | 古典について ラテン語文化とローマ帝国 | 講義と参考文献解読:「帝国」の概念と地中海と「ゲルマニア」 | プリントの確認と重要キーワードの調査 |
4 | キリスト教:ローマ?カトリックとプロテスタント | 講義と参考文献解読:聖書と教会。ルターとカルヴァン派の思想 | プリントの確認と重要キーワードの調査 |
5 | ルネッサンス | 講義と参考文献解読:芸術の転換と文化の世俗化の問題 | プリントの確認と重要キーワードの調査 |
6 | デカルトの思想 | 講義と参考文献解読:自我の思想?形而上学 | プリントの確認と重要キーワードの調査 |
7 | カントの思想(1)―純粋理性批判 | 講義と参考文献解読:プロイセンの公共性とカント啓蒙思想の文脈 | プリントの確認と重要キーワードの調査 |
8 | カントの思想(2)-実践理性批判 | 講義と参考文献解読:「定言命法」に見るカントの自然法理解 | プリントの確認と重要キーワードの調査 |
9 | カントの思想(3)-啓蒙の時代 | 講義と参考文献解読:『啓蒙とは何か』の徹底理解 | プリントの確認と重要キーワードの調査 |
10 | カントの思想(4)-判断力の問題 | 講義と参考文献解読:美の目的性と創造者(超越)の崇高の関連 | プリントの確認と重要キーワードの調査 |
11 | ドイツ観念論(1)-フィヒテ | 講義と参考文献解読:自我における知識と行為の一致 ドイツ観念論(理想主義)の開始 | プリントの確認と重要キーワードの調査 |
12 | ドイツ観念論(2)-ナショナリズム | 講義と参考文献解読:ナポレオン支配と教育改革?ヘーゲル | プリントの確認と重要キーワードの調査 |
13 | ドイツ観念論(3)-ロマン派 | 講義と参考文献解読:芸術の「思想化」 ロマン派による「芸術批評」の開始 |
プリントの確認と重要キーワードの調査 期末試験の準備 |
14 | 総括 | 総括と期末課題の提示 | なし |