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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29 |
開講科目名 /Course |
英語圏の国際関係b/INTERNATIONAL RELATIONS OF ENGLISH SPEAKING COUNTRIES B |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部交流文化学科/FOREIGN LANGUAGES TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
ターム?学期 /Term?Semester |
2024年度/2024 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
月2/Mon 2 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
永野 隆行 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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永野 隆行 | 交流文化学科/TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
日本にとって、オーストラリアとの関係は極めて重要である。石炭?天然ガス?鉄鉱石など天然資源の供給地として、民主主義?人権など政治的価値観を共有する国家として、さらにはインド太平洋における安全保障協力のパートナーとして、オーストラリアは日本にとって重要な国家である。 それにも関わらず、観光地としてのイメージはあっても、私たちのあいだでオーストラリアに対する全般的理解は浅い。本講義では、戦後のアジア太平洋国際関係においてオーストラリアがどのような外交を展開してきたのかを概観し、受講者には21世紀の国際関係において日本が学ぶべきものは何かを考えてもらいたい。 本講義では、第二次世界大戦後のオーストラリアの外交?安全保障を中心に見ていく。オーストラリアは、第二次世界大戦を契機に、イギリスからアメリカ合衆国へと自らの安全保障の拠り所を変換させ、さらに日本を含めたアジア諸国との関係を深化させていった。こうした流れに沿いながら、オーストラリア外交の歴史を概観していく。 本講義は、交流文化学科の学位授与方針(DP)「グローバル化が進む今日の国際社会において、多様なエスニシティやジェンダー、そして文化を尊重する公正な社会の実現に向けて、個人、地域社会、国家、国際社会など、様々な視点から解決策を提示できる能力と姿勢を身に付ける」に沿ったものであり、さらに教育課程の編成?実施方針(CP)である「グローバル化が進む今日の国際社会に関する専門知識を修得し、多様なエスニシティやジェンダー、そして文化を尊重する公正な社会の実現に向けて、個人、地域社会、国家、国際社会など、様々な視点から世界の社会や文化、政治経済、思想を分析して自らの見解を提示できる能力を養成する」ことを目的としているものである。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
この授業は対面形式で行います。 授業ではパワーポイントのスライドを投影しながら進めます。パワーポイントスライドは、manabaでPDFにて配布しますので、あらかじめ印刷しておいて受講してください。 授業に関する情報(レジメや参考資料の配布)は全て manaba を通じて提供します。 小テストは、それを通じて受講者が授業の理解度を確認するためのものです。授業で小テストの解説を行いますが、受講生に個別に採点結果を伝えることはしません。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
【事前学習】 テキスト該当部分と授業用レジメに目を通し、講義の概要を把握しておくこと。 その上で、わからない用語や史実があったら事前に調べておくこと。 【事後学習】 授業用レジメと講義ノートを振り返り、講義の概要を改めて確認するとともに、不明点や見落とした点がないか確認すること。疑問点があれば放置せず、教員に質問すること。 事前?事後学修の時間的目安は1授業あたり平均2時間程度を想定しています。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
不定期に実施する数回の小テスト(40%)と学期末試験(60%)による評価。 なお、学期末試験はレポート提出形式ではなく大学での教場試験とします。 試験については、別途説明しますが、「すべて持ち込み可」ですが、授業のプリント(レジメ)をただ単に写しただけの解答では得点になりませんので、くれぐれもご注意ください。 |
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関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
参考文献:講義第一回目に詳しい参考文献リストを配布。 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
英語圏の国際関係に関する専門知識を習得し、政治的、経済的、社会的な発展経緯、ならびに背景事情などについて分析を行い、見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | イントロダクション?オーストラリア外交を見る眼 | 授業概要の説明とオーストラリアの基本情報について説明する | |
2 | チフリー労働党政権の外交?新たな国際関係構築の模索 | オーストラリアは第二次世界大戦後の世界をどのように描いていたのかを考える | 事前:第5章−1を読む、レジメを確認する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。 |
3 | アンザス同盟の実現 | 戦後オーストラリアにとっての対米同盟の意味とは何かを考える | 事前:第5章−2を読む、レジメを確認する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。 |
4 | 冷戦下のアジア①?中国誕生、マラヤ暴動、朝鮮戦争、第一次インドシナ危機 | オーストラリアはアジアの共産主義をどのようにとらえていたのかを考える | 事前:第5章ー3を読む、レジメを確認する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。 |
5 | 冷戦下のアジア②?イギリスのアジアの戦争「対決政策」 | オーストラリアは戦後アジアにおけるイギリスの存在をどのようにとらえていたのかを考える | 事前:第5章−3を読む、レジメを確認する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。 |
6 | 冷戦下のアジア③?アメリカのアジアの戦争「ベトナム戦争」 | オーストラリアは戦後アジアにおけるアメリカの存在をどのようにとらえていたのかを考える | 事前:第5章−3を読む、レジメを確認する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。 |
7 | 講義前半の総括と質疑応答 | 授業前半のまとめと履修者からの質問に答えます | |
8 | ポストベトナムのオーストラリア外交 | ベトナム戦争後のオーストラリアとアジア国際関係について考える | 事前:第6章−1を読む、レジメを確認する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。 |
9 | 冷戦末期から冷戦後のオーストラリア外交?オーストラリアの「アジア化」 | 冷戦後のオーストラリア外交とは何かを考える | 事前:第6章−2を読む、レジメを確認する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。 |
10 | ミドルパワー外交①その定義 | ミドルパワーとは何かを考える | 事前:第6章ー2を読む、レジメを確認する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。 |
11 | ミドルパワー外交②その実践 | オーストラリアのミドルパワー外交を考える | 事前:第6章ー3を読む、レジメを確認する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。 |
12 | 米中対立時代のオーストラリア外交ーハワードとラッド、ギラード | 同時多発テロ、中国の台頭とオーストラリア外交を考える | 事前:第7章ー1、2を読む、レジメを確認する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。 |
13 | 米中対立時代のオーストラリア外交ーアボット、ターンブル、モリソン | 米中対立の激化におけるオーストラリア外交を考える | 事前:第7章ー3、4を読む、レジメを確認する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。 |
14 | 21世紀オーストラリア外交の行方&質疑応答 | 授業全体のまとめと質疑応答 |