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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29 |
開講科目名 /Course |
グローバル社会特殊講義/SPECIAL LECTURE ON INTERNATIONAL RELATIONS |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部交流文化学科/FOREIGN LANGUAGES TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
ターム?学期 /Term?Semester |
2024年度/2024 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
水2/Wed 2 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
永野 隆行 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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永野 隆行 | 交流文化学科/TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
本講義はイギリス帝国の誕生、発展、そして解体までの歴史を概観していく。まずは帝国、帝国主義、脱植民地化の定義や国際政治上の意味について説明した上で、イギリス帝国の歴史を、誕生、発展、完成、衰退という四段階に分けて振り返っていく。 帝国、というと、古臭く、過去の存在、と考えるかもしれない。しかし、ウクライナ侵略におけるロシアの行動、南シナ海での中国の行動などを、「帝国的」と呼ぶこともあり、現代でも帝国は存在しているとも言える。この授業を通じて、なぜ中露の行動を帝国的と呼ぶのか、主権国家の併存として成り立っているはずの現代国際関係において「帝国的」国家の存在は何を意味するのか、を考えるきっかけを与えてくれるであろう。 本講義は、イギリス帝国の歴史を振り返ることを通じて、イギリス帝国についての理解を深めるだけでなく、帝国の存在やその解体(を考えること)が現代国際関係にどのようなインプリケーションを持っているのか、自分なりの考え方を持つことができるであろう。 本講義は、交流文化学科の学位授与方針(DP)「グローバル化が進む今日の国際社会において、多様なエスニシティやジェンダー、そして文化を尊重する公正な社会の実現に向けて、個人、地域社会、国家、国際社会など、様々な視点から解決策を提示できる能力と姿勢を身に付ける」に沿ったものであり、さらに教育課程の編成?実施方針(CP)である「グローバル化が進む今日の国際社会に関する専門知識を修得し、多様なエスニシティやジェンダー、そして文化を尊重する公正な社会の実現に向けて、個人、地域社会、国家、国際社会など、様々な視点から世界の社会や文化、政治経済、思想を分析して自らの見解を提示できる能力を養成する」ことを目的としているものである。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
この授業は対面形式で行います。 授業ではパワーポイントのスライドを投影しながら進めます。パワーポイントスライドは、manabaでPDFにて配布しますので、あらかじめ印刷しておいて受講してください。 授業に関する情報(レジメや参考資料の配布)は全て manaba を通じて提供します。 小テストは、それを通じて受講者が授業の理解度を確認するためのものです。授業で小テストの解説を行いますが、受講生に個別に採点結果を伝えることはしません。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
【事前学習】 授業用レジメに目を通し、講義の概要を把握しておくこと(レジメは授業の概要を把握できるように作成してある)。その上で、わからない用語や史実があったら事前に調べておくこと。 【事後学習】 授業用レジメと、講義ノートを振り返り、講義の概要を改めて確認するとともに、不明点や見落とした点がないか確認すること。疑問点があれば放置せず、教員に質問すること。 事前?事後学修の時間的目安は1授業あたり平均2時間程度を想定しています。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
小テスト(40%)と学期末試験(60%、教場試験)による。 小テストは2回程度行う予定である。 |
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関連科目 /Related Subjects |
グローバルヒストリー(水本先生) | ||||||||||
備考 /Notes |
参考文献:講義第一回目に詳しい参考文献リストを配布します。 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
従来の科目では扱ってこなかったグローバル社会に関する特定の専門知識を習得し、そこにおける現状および課題等について分析を行い、見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | オリエンテーション(本講義の目的と概要) | 本講義の目的を概要を説明します | |
2 | 国際政治と帝国?脱植民地化①帝国とは何か | 帝国の定義を考えます | 事前:レジメを確認する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。 |
3 | 国際政治と帝国?脱植民地化②国際関係における帝国 | 国際関係における帝国の意味を考えます | 事前:レジメを確認する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。 |
4 | 国際政治と帝国?脱植民地化③帝国と世界経済 | 現代の世界経済のシステムと帝国の関連を考えます | 事前:レジメを確認する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。 |
5 | 国際政治と帝国?脱植民地化④世界大戦と帝国 | 世界大戦後が帝国の存在に与えた影響を考えます | 事前:レジメを確認する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。 |
6 | 国際政治と帝国?脱植民地化⑤帝国解体と国際関係 | 帝国解体と冷戦のつながりを考えます | 事前:レジメを確認する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。 |
7 | 前半の授業のまとめと質疑応答 | 授業前半のまとめと履修者からの質問に答えます | |
8 | イギリス帝国の誕生と発展①?英帝国の誕生(前半) | イギリス帝国の誕生の背景を探ります(1600年代) | 事前:レジメを確認する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。 |
9 | イギリス帝国の誕生と発展②?英帝国の誕生(後半) | イギリス帝国の誕生の背景を探ります(1700年代) | 事前:レジメを確認する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。 |
10 | イギリス帝国の誕生と発展③?英帝国の再編(前半) | アメリカ独立戦争後のイギリス帝国の変貌を考えます(1800年代前半) | 事前:レジメを確認する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。 |
11 | イギリス帝国の誕生と発展④?英帝国の再編(後半) | アメリカ独立戦争後のイギリス帝国の変貌を考えます(1800年代後半) | 事前:レジメを確認する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。 |
12 | イギリス帝国の誕生と発展⑤?英帝国の発展(前半) | 黄金期を迎えたイギリス帝国の発展を考えます(1900年代前半) | 事前:レジメを確認する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。 |
13 | イギリス帝国の誕生と発展⑥?英帝国の発展(後半) | 黄金期を迎えたイギリス帝国の発展を考えます(1900年代後半) | 事前:レジメを確認する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。 |
14 | イギリス帝国の解体、脱植民地化(総論) | イギリス帝国の解体と現代国際関係を考えます | 事前:レジメを確認する。 事後:講義ノートを確認し、不明な点を調べる。 |