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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29 |
開講科目名 /Course |
特殊講義a(情報システム概論a)/SPECIAL LECTURE A (INTRODUCTION TO INFORMATION SYSTEMS A) |
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開講所属 /Course Offered by |
経済学部/ECONOMICS |
ターム?学期 /Term?Semester |
2024年度/2024 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
火2/Tue 2 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
横塚 志行 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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横塚 志行 | 経営学科/MANAGEMENT |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
この講義(情報システム概論ab)の目的は、情報処理産業において必要とされる基礎知識や関連するノウハウを講義参加者に提供することである。情報処理システムは、日本におけるデジタル化の遅れと2020年以降のコロナ禍の影響で需要が増加しており、今後さらに重要な役割を果たすと予想されている。 本講義では、情報処理システムを構築するために必要な「システム構築の手順」、「基礎技術」、「ソフトウェアのアルゴリズム」などについて学ぶことができる。「システムの構築手順」に関しては、企画工程、要件定義、設計、製造、テスト、そして運用に至るまでの重要なポイントを説明する。「基礎技術」は、コンピュータハードウェア、ソフトウェア、データベース、ネットワーク、情報セキュリティなどを解説する。また、「ソフトウェアのアルゴリズム」については、JavaScriptを用いた演習を通じて理解を深める。 情報処理企業は非常にやりがいのある分野であるが、それには「情報システムの社会的責任」も伴う。そのため、情報システム概論aで企業が過去に直面した様々な課題を共有し、それらについて参加者と深く議論する機会も設ける。 情報システム概論abの大まかな分類として、「システム構築の手順」「情報システムの社会的責任」を情報システム概論aで、「基礎技術」および「ソフトウェアのアルゴリズム」を情報システム概論bで説明する。 本講義(情報システム概論ab)を受講することで、「ITパスポート試験」で求められる情報処理システムの基礎知識に到達できると考えており、将来のキャリア構築に役立つと考えている。 なお、本講義は経営学科の学位授与方針(DP)に基づきコンピュータで処理される情報の原理および情報を扱う人間社会に必要となる情報技術の促進に努める。また、カリキュラム?ポリシー(CP)らみると、情報系の学科専門科目として、情報技術に関する専門的知識の提供を行うとともに、将来に実務経験にも有益な内容とするように配慮する予定である。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
初回講義において、学習する内容、講義の進め方、成績の評価方法を説明する。 また、対面授業を原則とする。本講義の注意点は以下のとおりである。 ?PCを操作しながら授業を進めることがあるので、自分が所有するPCを持参しPCの簡単な操作ができることこと。 ?特段の数学的スキルを必要としない。 ?情報システム概論aと情報システム概論bと併せて学習することにより、情報処理システムの構築に必要な基礎技術や構築手順について学ぶことができる。そのため、是非、情報システム概論aと情報システム概論bを併せて受講してほしい。 ?企業の情報セキュリティに関する課題提示とプレゼンを指示する。 ?全学年を対象としており、様々ITの話題を取り上げる。 ?各講義のまとめとして数回確認テスト(評価未反映)を実施し、その総復習として各学期の最終授業でテストを実施する。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前事後の学習時間は合計4時間とする。 講義参加者は、事前学習として事前提示予定のレジュメを事前に読んでおいてほしい(2時間)。 事後学習は、授業ノートなどを目を通し内容を理解を促進してほしい(1時間)。 上記以外にも、ITに関する記事等を日常的に入手しておきITの動きを把握してほしい(1時間)。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
期末テストを各学期の最終日に実施する。なお、評価比率は、出席、課題提示(30-40%程度)と小テスト(60-70%程度)と想定している。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
情報システム論、情報通信ネットワーク等 | ||||||||||
備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
経済?経営?環境分野の現場で活躍する人々の講演を通じて、それらの現場の実態および今後の展望等について理解?分析し、見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 授業の進め方 | はじめに学習する内容、講義の進め方、成績の評価方法を説明する | |
2 | 情報システムの進展 |
今までの世界の情報システムの進展を学ぶコンピュータシステムの概要を理解する | 事前:レジュメの一読 事後:講義ノートの確認 |
3 | コンピュータの概要 |
コンピュータ内部の構成を概説する | 事前:レジュメの一読 事後:講義ノートの確認 |
4 | 日本の情報システムとSEとしての心得 |
主な日本の情報システムを消化するとともに主業務であるSEとしての心得を共有する |
事前:レジュメの一読 事後:講義ノートの確認 |
5 | 企業の情報セキュリティ | 企業においる情報セキュリティの重要性を学ぶ | 事前:レジュメの一読 事後:講義ノートの確認 |
6 | 企業の情報セキュリティに関する議論1 | 企業の情報セキュリティの過去の出来事を共有する参加者で、企業の情報セキュリティに関する過去の出来事や課題などを議論し理解を深める | 課題提示のpowerpointを作ること |
7 | 企業の情報セキュリティに関する議論2 |
企業の情報セキュリティの過去の出来事を共有する参加者で、企業の情報セキュリティに関する過去の出来事や課題などを議論し理解を深める | 課題提示のpowerpointを作ること |
8 | ソフトウエア |
コンピュータを動作させるソフトウエア(OS,プログラム言語等)について学ぶ | 事前:レジュメの一読 事後:講義ノートの確認 |
9 | コンピュータシステム |
コンピュータシステムの形態と性能指標について学ぶ | 事前:レジュメの一読 事後:講義ノートの確認 |
10 | 情報システムの構築手順1 | 情報システムの開発工程である企画工程から詳細設計までを学ぶ | 事前:レジュメの一読 事後:講義ノートの確認 |
11 | 情報システムの構築手順2 | 情報システムの開発工程である製造工程からテスト工程までを学ぶ | 事前:レジュメの一読 事後:講義ノートの確認 |
12 | アジャイル開発 |
新たな開発手法であるアジャイル開発について学ぶ | 事前:レジュメの一読 事後:講義ノートの確認 |
13 | SE業務と能力 |
様々なSE業務を紹介する | 事前:レジュメの一読 事後:講義ノートの確認 |
14 | テスト |
総復習としてのテストを行う | 事前:レジュメの一読 事後:講義ノートの確認 |