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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
精神保健福祉論a/MENTAL HEALTH(A)
開講所属
/Course Offered by
経済学部/ECONOMICS
ターム?学期
/Term?Semester
2024年度/2024 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
火4/Tue 4
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
伊藤 晋二
遠隔授業科目
/Online Course

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
伊藤 晋二 経済学科/ECONOMICS
授業の目的?内容
/Course Objectives
現代社会は自殺者の数が毎年2万人を超え、企業での休職者の事由に「うつ」が急増している。精神障害はストレスの多い現代社会では誰にでも起こりうる問題である。罹患した本人はもちろん、社会的?経済的な損失も大きい。本講義では、現代精神医学の診断方法、疾病概念、各種精神障害について概説し、精神保健の概念を理解することができるようにする。
本講義は、経済学部学科専門科目群として人口?保健?医療について、特に精神障害に焦点を当てて経済社会的観点から理解でき、自分自身の学生生活で精神保健の向上に役立てることはもちろん、家族?友人?地域社会において社会的偏見を持つことなく正しい対応ができ、精神保健的観点から他者の援助をすることができるようになること目的とする。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
授業は対面形式で実施する。
1.授業当日の授業前に当日の資料をmanaba内で指定されたURLにアップロードする。
2.授業終了時にmanaba内に小テストを出題するので授業当日に解答する。小テストは出席の確認を兼ねている。小テストの解説は翌回の授業内で行う。
質問や疑問点は授業内及びmanaba内の掲示板を用いて意見交換を行う。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
本講義は単に精神障害についての知識を得ることだけでなく、現在社会の中で生じている様々な問題を精神医学?精神保健の面から理解することが目的であるので、シラバスにある毎回のテーマに関連した社会的な問題に関して事前に学習することが必要である(2時間程度)。また、授業後には復習用の動画をmanaba内にアップロードするので、それを参照しながら関連する図書などで学習をする(2時間程度)。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
テキストは使用しない。
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
標準精神医学 第9版
著者
/Author name
尾崎 紀夫
出版社/URL
/Publisher
医学書院
ISBN
/ISBN
978-4260053341
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
manaba内で実施される以下の点数から総合的に評価する。
1.小テスト(全14回)        50%
各種精神障害についての基本的な知識を獲得しているかを評価する。
毎回授業後に実施する。
2.期末レポート(600字程度)    50% 
精神障害についての知識に基づき、社会的な問題として適切な考察ができるかを評価する。
学期後半に出題する。
関連科目
/Related Subjects
精神保健福祉論b
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
精神保健福祉に関する専門知識を習得し、現代社会のストレス発生要因、およびその対処法等について分析のうえ、見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 はじめに:精神保健からみた正常と異常 授業全体に関する説明と、精神的な問題に関する正常と異常、精神医学のアプローチ法について理解する。
2 精神医療の歴史 精神医療が古代から現代までどのように発展してきたかを、社会的偏見の見地を含めて理解する。
3 脳および神経の生理?解剖 精神医学における脳機能について理解する。
4 精神障害の診断(古典的診断方法) 明治時代に日本に導入されたドイツ精神医学を基盤とする従来の精神医学の診断方法について理解する。
5 精神障害の診断(操作的診断方法) 近年多く用いられるICDやDSMのような操作的診断方法について理解する。
6 認知症 高齢者に多い認知症の原因、症状、治療法について理解する。
7 統合失調症(歴史?診断) 統合失調症の歴史、疫学、診断方法について理解する。
8 統合失調症(症状?治療) 統合失調症の現在の症状、治療方法について理解する。
9 気分障害(躁うつ病) 双極性障害を中心とした気分障害について理解し、治療法について知る。
10 パーソナリティ障害 パーソナリティ障害の歴史、特徴、診断とその対応について理解する。
11 物質関連障害(薬物依存) アルコール依存症、薬物依存症などの物質関連障害について理解する。
12 神経症 古典的な神経症概念について概観し、操作的診断における診断との相違や症状、治療について理解する。
13 小児期?青年期の精神障害 自閉症、多動性障害など小児期や青年期に多くみられる精神障害について理解する。
14 精神鑑定と医療観察法 精神鑑定と触法精神障害者の処遇について理解する。

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