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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29 |
開講科目名 /Course |
専門英語a(持続可能な開発目標(SDGs))/ENGLISH FOR SPECIFIC PURPOSES(A) |
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開講所属 /Course Offered by |
経済学部/ECONOMICS |
ターム?学期 /Term?Semester |
2024年度/2024 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
金4/Fri 4 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
長瀬 理英 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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長瀬 理英 | 国際環境経済学科/ECONOMICS ON SUSTAINABILITY |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
学位授与方針(DP)と関わる能力としては、英語を修得し、環境に対する責任と正しい認識に基づき、持続可能な社会の実現を目指して、地域社会や国際社会に貢献できる実践的な能力を身に付ける。教育課程の編成?実施方針(CP)にしたがって外国語文献購読を通じ専攻分野にかかわらず必要な学術的言語技能を身につけることを目指す。生成AIによる翻訳や要約への依存が高まる中、事実の検討や批判的な考察がますます求められる。具体的には、国連報告書、科学的一般書および論文といった英語の文献その他の情報を正確かつ批判的に読解し、日本国内外で注目されている「持続可能な開発目標」(SDGs)について本質的な理解を深めるとともに、自分がSDGsに取り組む立場から英文で原稿を作成し、発表できるようにする。 点検読書と分析読書の方法を学ぶことでメリハリのある読解が可能となる。 英文エッセイ?レポートの構造と構成について理解し、 より良く要約ができる。 グループ討論に参加し、発言し、議論する経験を積むことができる。 「持続可能な開発目標」について、若者の視点から書かれた国連資料を通じて若者がどのように取り組むか考えるヒントが得られる。 地球環境?生態面と社会的側面を含む最新の科学的知見が書かれた英文著作の読解を通じて、「持続可能な開発目標」の重要性と取り組む意義について理解を深めることができる。 基本的な科学的理解を踏まえ、論文をよりよく読むことができる。 英文?レポート作成の基本的なルールを学ぶことで、「持続可能な開発目標」に関連して自分が取り組みたい活動について英文で発表できる。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
対面形式とオンデマンド形式とを交互に組み合わせたブレンド形式とする。オンデマンド形式では講義を通じ資料について理解し、動画を視聴し課題に回答する。オンデマンド形式の授業にはオンライン参加も可能で、録画配信する。対面形式では課題回答に加え、講義を通じて提供される追加的知識を踏まえ、グループ討論を行う。今年度の対面授業ではハイフレックス型はとらない。 オンデマンド形式の授業で課題を出し、manabaのレポート機能を通じて各受講生が提出する。講師は同レポート機能を通じて各回答にフィードバック(コメント)する。 対面形式の授業では、課題回答に関する全体的なコメントを行い、回答を基礎として、これに新たな知識を加え発展させる形でグループ討論に導く。 読解では、点検読書により全体像を把握するとともに読むべきところと読まなくてよいところを的確に判断し、分析読書によりテーマについて深掘りし理解を深めるとともに、主張とは異なる観点から評価することに重点を置く。また、英文作成では、構文の型と論理的な展開を重視する。 受講生は内容を正確に理解するだけでなく、批判的に(異なる観点で)読解し、自分の考え?意見を持ち、グループ討論に積極的に参加すること、また、形式に沿った論理的な英文を作成することが求められる。 Jacob Neumann, A Professor’s Guide to Writing Essays: The No-Nonsense Plan for Better Writing, 2nd editionを各自購入のこと。その他のテキストはPDFファイルにできるものはmanabaのコースコンテンツを通じて配布する。 『本を読む本(講談社学術文庫)』については購入を強制しないが、購入し一読することがのぞましい。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
上記「授業の形式?方法」に沿って、資料を読み動画を視聴し課題に回答する(約2.5時間)。当該授業の対象範囲となるでテキストにざっと目を通し、また、討論に参加できるよう予習しておくこと(約2時間)。復習や課題への取り組みを通じて理解できないことがあれば、質問できるようにしておくこと(約1時間)。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
平常点:70% (課題回答35%、授業参加35%)、期末レポート:30% (課題でのステップを踏まえて、英文エッセイを完成させる) 課題回答は、5点×7回=35点満点とする。コピーアンドペーストや他人回答の利用は盗用とし不可とする(引用/参考文献を明示すること) 授業参加は、5点×7回=35点満点とする。出席だけでなく、討論での発言を重視する。 期末レポートは、論文形式、論理、設問応答、自分の考えから評価する。コピーアンドペーストや他人回答の利用は盗用とし不可とする(引用/参考文献を明示すること) |
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関連科目 /Related Subjects |
専門英語b 持続可能な開発目標(SDGs) | ||||||||||
備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
経済?経営?国際環境経済の各分野で用いられる専門英語を習得し、各分野について英語で理解を深め、専門英語を運用できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | オリエンテーション/イントロダクション:対面授業(講義と演習) | 授業の概要?進め方。英文資料の読み方(点検読書と分析読書) 演習テーマ:How to Read a Book(『本を読む本』原著)の点検読書例題 |
事前に配布されるテキストを確認し、授業資料を予習すること 課題に回答すること |
2 | [国連レポート 講読]「持続可能な開発目標」(SDGs)と若者(1):オンライン/オンデマンド講義 | 英文エッセイ?レポートの構成、点検読書 Chapter 1 Sustainable Development and SDGsの要約 |
予習:UN and SDGs: A Handbook for Youth p.1~27課題:Chapter 2の節 “Youth and United Nations”で紹介されたSDGs取り組み |
3 | [国連レポート講読]「持続可能な開発目標」(SDGs)と若者(2):対面演習 | Chapter 2 Youth and SDGsの要約 テーマ:Chapter 2の節 “Youth and United Nations”で紹介されているSDGsに関する取り組みに関して |
予習:UN and SDGs: A Handbook for Youth p.28~47 |
4 | [科学教養書講読]SDGsの科学的基礎(1):オンライン/オンデマンド講義 | 一般書の構成、点検読書 Introduction p.12~17 Ch.9“Planetary Stewardship"(p.115~117) のポイント |
予習:Breaking Boundariesの該当部分、課題:Earthshot missionについて |
5 | [科学教養書講読]SDGsの科学的基礎(2):対面演習 | テーマ:SDGsと6 system transformations との関係 各 system transformation |
予習:Breaking Boundariesのp.116以降の抜粋 |
6 | [論文講読]SDGsのためのパラダイム転回(1):オンライン/オンデマンド講義 | 論文の構成、点検読書 Abstract Introduction Conclusion |
予習:”Social-ecological resilience~”(p.1~2) 課題:上記論文のIntroductionについて |
7 | [論文講読]SDGsのためのパラダイム転回(2):対面演習 | テーマ:図1~3からどのようにSDGs”ウェディングケーキ”を理解するか | 予習:”Social-ecological resilience~”(p.3~9) |
8 | [英文作成基本]自分の取り組みの英文発表に向けて(1):オンライン/オンデマンド講義 | 英文エッセイ?レポートの構成、点検読書 全体 STEP 1: MAKE AN OUTLINE |
A Professor’s Guide to Writing Essays の"HOW THIS BOOK WILL HELP YOU"と"STEP 1: MAKE AN 課題:outlineの作成 |
9 | [英文作成基本]自分の取り組みの英文発表に向けて(2):対面演習 | STEPs 2および3 テーマ:thesis sentence およびtopic sentencesの作成 |
予習:STEPs4および5 |
10 | [英文作成基本]自分の取り組みの英文発表に向けて(3):オンライン/オンデマンド講義 | STEPs4および5 | 課題:introductionとbody paragraphsの作成 予習:STEPs6と7 |
11 | [英文作成基本]自分の取り組みの英文発表に向けて(4):対面演習 | STEPs 6と 7 テーマ:outlineをもとにthesis sentence およびtopic sentencesの作成 Concluding paragraphの作成 |
予習:STEPs 8と9 |
12 | [英文作成基本]自分の取り組みの英文発表に向けて(5):オンライン/オンデマンド講義 | STEPs8と9 |
予習:STEPs 10と11 課題::STEPs 8と9にしたがった修正と見直し |
13 | [英文作成基本]自分の取り組みの英文発表に向けて(6):対面演習 | STEPs10と11 テーマ:IntroductionからConclusionまでの骨格を用紙に記入し、これをもとにした発表 2)ドラフト全体の文章を口頭で発表 3)相互アドバイス |
予習:STEP12と“BONUS: USE CITATIONS LIKE A PRO”(p.88~100) “AVOIDING PLAGIARISM”(p.101~102) |
14 | [英文作成基本]自分の取り組みの英文発表に向けて(7):オンライン/オンデマンド講義 | STEP12、“BONUS: USE CITATIONS LIKE A PRO”(p.88~100) “AVOIDING PLAGIARISM”(p.101~102) |
課題:Step12に沿った修正、2) “BONUS: USE CITATIONS LIKE A PRO”および“AVOIDING PLAGIARISM”にしたがった追加 |