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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
経済経営数学入門/INTRODUCTION TO MATHEMATICS FOR ECONOMICS AND MANAGEMENT
開講所属
/Course Offered by
経済学部/ECONOMICS
ターム?学期
/Term?Semester
2024年度/2024 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
火2/Tue 2
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
村山 昌平
遠隔授業科目
/Online Course

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
村山 昌平 国際環境経済学科/ECONOMICS ON SUSTAINABILITY
授業の目的?内容
/Course Objectives
 経済学?経営学の分野では数学的手法が多用される。そこでこの講義では、経済、経営?ビジネスにおける問題を考えるために、どのように数学が使われているのかを理解し、数学を使う意味やメリットを知り、経済、経営?ビジネスに必要な数学的基礎を修得する。新しい数学を学ぶというよりは、高校までに習う範囲の数学を、経済学?経営学分野ではどのように使っているかを学ぶことが中心となる。
 数学は講義を聞いているだけでは身に付かない。実際に手を動かして解いてみることが修得への近道なので、授業中に例題を解いてもらったり、ホームワークで練習問題に取り組んでもらう。
 この授業は、経済学部DPに掲げる学位の能力の裏付けとなる「能力」1、経済学科DPに掲げる学位の能力の裏付けとなる「能力」1?2、経営学科DPに掲げる学位の能力の裏付けとなる「能力」1~4、国際環境経済学科DPに掲げる学位の能力の裏付けとなる「能力」1~6を養成するための前提となる経済学部の基礎力を身に付ける。経済学部、経済学科、経営学科、国際環境経済学科の各CPに記載されている学部基礎科目として、履修系統図では3学科共通で1学期に配当され、経済学部で学科基礎科目、学科専門科目を学修していくために必要な数学の基礎力を修得するために授業を行う。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
 この授業は講義形式で行われるが、詳細な授業の形式?方法などは各担当教員の裁量に任されている。この授業は対面を原則とする。
 授業中に練習問題を解いてもらい、指名した学生に黒板に出て解答?解説してもらい、受講者に解法や正解を考えてもらうことも行いたい。
 講義は積み上げ式で行うので、授業を欠席すると、講義についてこられなくなるので、注意して欲しい。講義内容については、レポート課題や小テストに取り組んで、自分の理解を確認した上で翌週の講義内容に進んで欲しい。レポート課題や小テストについては、締切後に模範解答を公表して解説を行う。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
 受講前にはテキストを予習して要点をまとめておく。受講後には授業中に出されたレポート課題や小テストに取り組む。のちに公表される模範解答で自己採点することにより復習する。14週の授業期間の事前学修2時間?事後学修2時間、単位認定試験対策として4時間として60時間の授業外学修を基本とする。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
各担当教員が第1回目の授業で指定する。
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
『経済学と(経済学、ビジネスに必要な)数学がイッキにわかる!!』
著者
/Author name
石川秀樹
出版社/URL
/Publisher
学研教育出版、2015年
ISBN
/ISBN
978-4054062085
その他(任意)
/other
参考文献は各担当教員が授業中にその都度、指示する。ここには一例を掲載している。
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
『経済数学入門―初歩から一歩ずつ―』
著者
/Author name
丹野忠晋
出版社/URL
/Publisher
日本評論社、2017年
ISBN
/ISBN
978-4535558465
その他(任意)
/other
参考文献は各担当教員が授業中にその都度、指示する。ここには一例を掲載している。
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
『[改訂版]経済学で出る数学―高校数学からきちんと攻める』
著者
/Author name
尾山大輔?安田洋祐
出版社/URL
/Publisher
日本評論社、2013年
ISBN
/ISBN
978-4535556591
その他(任意)
/other
参考文献は各担当教員が授業中にその都度、指示する。ここには一例を掲載している。
評価方法
/Evaluation
 基本的には対面で期末テストを実施し、期末テスト100%として評価基準に照らして評価する。各担当教員により、授業中の小テストやレポートの評価も加味する場合があるので、第1回目の授業で説明する。これらにより、授業内容全体を理解し、経済学部で必要な数学の基礎力を身につけたかどうかを評価する。
関連科目
/Related Subjects
上位科目として、2年次配当の学科基礎科目の「経済経営数学a,b」がある。
1年次配当の学部基礎科目「経済学(ミクロ)」「経済学(マクロ)」、2年次配当の学科基礎科目「ミクロ経済学a,b」「マクロ経済学a,b」、3年次配当の学科専門科目「上級ミクロ経済学a,b」「上級マクロ経済学a,b」「経営意思決定論a,b」をはじめ、多くの学科専門科目もこの授業で修得する数学の基礎を前提としている。
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
経済学?経営学に関連する数学の基礎知識を習得し、数式?グラフを利用した初歩的な分析ができるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス、算数からの復習(分数、変化率、百分比) 担当教員ごとに授業方法、テキスト、成績評価基準について説明する。算数を復習して、分数、変化率、百分比、千分率、絶対値などを理解できるようにする。
2 数学の基礎(文字式の書き方と展開、連立方程式、Σ) 文字式の書き方、方程式、連立方程式、展開、因数分解について復習し、Σ記号の意味など、数学の基礎を理解できるようにする。
3 数学の基礎(関数、逆関数、増加関数と減少関数) 関数、逆関数、増加関数と減少関数、指数、対数など、数学の基礎を理解できるようにする。
4 グラフの読み方(因果関係と相関関係) 円グラフ、棒グラフ、帯グラフ、折れ線グラフなど、グラフの読み方を学び、因果関係と相関関係の違いを説明できるようにする。
5 1次関数とグラフ―需要曲線、供給曲線、消費関数 予算制約線、時間制約線、線形の需要曲線?供給関数?消費関数など1次関数で描かれるグラフを描けるようになり、傾きが表している経済的意味を説明できるようになる。
6 2次関数とグラフ―売上 売上関数など2次関数で描かれるグラフを描けるようになり、傾きの変化を理解し、売上が最大となる生産量を計算できるようになる。また需要の価格弾力性と支出変化の関係を説明できるようになる。
7 3次関数とグラフ―総費用関数と利潤関数 生産と費用の関係を表す費用関数が3次関数で表されることを理解する。費用関数の傾きの経済学的意味を理解し、傾きの変化を理解して総費用曲線のグラフを描けるようになる。
8 微分の考え方 微分係数と導関数、その表記法について理解し、導関数がもとの関数の接線の傾きを表していることを理解する。2次導関数とその表記法について理解する。
9 微分の計算と公式 微分の公式を理解して、1変数関数の微分、多変数関数の偏微分、全微分が計算できるようにする。
10 関数の増減と極大?極小 もとの関数の増減表を作成して、3次関数のグラフを描くことができる。導関数の符号でもとの関数が増加関数か減少関数かの判定できるようになり、極値(極大値?極小値)、または変曲点が理解できるようになる。
11 最大化?最小化の条件(一階の条件と二階の条件) 1次導関数と2次導関数により、最大化?最小化の一階の条件と二階の条件を理解する。
12 微分と最大化問題―利潤最大化問題 利潤最大化となる生産量を求めて、利潤最大化問題を解けるようになる。
13 単利?複利、経済成長率 単利と複利の違いが理解できて、単利計算と複利計算ができるようになる。また、経済成長率の計算ができるようになる。
14 等比数列とその和―期待収益の割引現在価値 等比数列の和によって、永久利付債券から得られる利息収入や土地から得られる地代収入など、期待収益の割引現在価値を計算することができるようになる。

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