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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29 |
開講科目名 /Course |
経営組織論b/MANAGEMENT ORGANIZATION(B) |
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開講所属 /Course Offered by |
経済学部経営学科/ECONOMICS MANAGEMENT |
ターム?学期 /Term?Semester |
2024年度/2024 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
金2/Fri 2 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
高松 和幸 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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高松 和幸 | 経営学科/MANAGEMENT |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
経営組織論全般を扱った書籍を開くと必ず登場する言葉があります。経営組織論は、経営学の歴史とともに発展した性格のものであり、そのいくつかのトピックについては、学界?実業界ともに、かなりの普及もみられるし、それらに関する著書も豊富です。急速に変わりゆく顧客の要望や優位性を追求する競合他社に対応するための迅速な意思決定が求められます。新しいビジネス戦略であっても、新しいビジネスプロセスであっても、ビジネスにはスピードと俊敏性がカギとなります 絶えず変化する環境に適応しながら自社の優位性を自律的に維持するにはDX=デジタルトランスフォーメーションが必要であり、Amazon、Google、Microsoftといった業界リーダーの実例を踏まえてもあるべき姿がわかります。しかし、市場をリードするための施策を持つリーダーはごく僅かにすぎないという事実もあります。 それら多くの書籍を参照し、ここでは現段階での経営組織論で扱われている内容に偏りがないように参照し、経営組織論に関する標準的議論を一応網羅できるように工夫しました カリキュラムポリシーは、経営組織についての専門知識を習得し、組織と個人の関わり等について分析のうえ、解説できるようにすることです また、ディプロマポリシーは自立した良識ある市民としての判断力と実践力と国際的感性とコミュニケーション能力、時代の課題と社会の要請に応えた専門的知識と技能を身に着けることを目的とします |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
今学期の遠隔授業は実施いたしません。そのため以下のような方針といたします 1.指定テキスト(もしくは資料など)を読了することで、毎回の授業展開とします 2.補足説明等参考資料に当たることで、事前?事後学習にも利用できるようにします コロナ状況が5類移行に伴い、事前?事後学習利用は、できるだけ参考文献などに当たるようにしてください。レポート課題などは、manabaを利用します。また質疑、意見などはmanabaの掲示板を利用し、全体にもフィードバックできるようにします |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前?事後学修においては、2単位科目のため、各2時間程度の予習?復習を含む4時間確保をするようにしてください とくにレポート作成では、事後を含む学習に5時間の準備、その他2時間の準備、合計60時間の授業外学習を目安としています 事前:課題に回答するために指定テキストをはじめ、参考文献に当たることで理解度を高めます。また、メディアに出てくる企業名とその活動についても理解できるようにします 事後:理解したことが、今後の専門的知識の習得に役立つことと、具体的な企業研究ができるようにします |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
平常点30%、レポート課題に回答する割合60%、その他、授業時間内での理解度など、専門能力?応用能力を身に着けたどうかを評価します | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
NPOマネジメント論?経営管理論?人的資源管理など | ||||||||||
備考 /Notes |
必ず、テキストを購入してください 高松和幸著『新?経営組織論の展開』創成社 |
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到達目標 /Learning Goal |
経営組織についての専門知識を習得し、組織と個人の関わり等について分析のうえ、解説できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 第1回 経営組織モデルの発展段階 | 経営組織モデルの形態的発展は、1つは専門化(プロセス別)と、もうひとつは秩序化(目的別)との2つの組織編成原理を軸として展開されている | 事前学修:テキストを通読することで、その理論体系を理解できるようにする。 事後学習:課題質問に応えることで専門的知見を習得する |
2 | 第2回 職能部門制組織と事業部制組織 | 専門化の利点をさらに生かすために、職能部門化された組織が、職能部門制組織である。これに対して、ライン組織を目的別に事業部という形で編成した組織が、事業部制組織である | 事前学修:テキストを通読することで、その理論体系を理解できるようにする。 事後学習:課題質問に応えることで専門的知見を習得する |
3 | 第3回 マトリックス組織 | ラインとスタッフに同等の権限関係を与え、それを柔軟に変化させる組織として、マトリックス組織がある。本章では、こうした経営組織モデルの形態について検討する | 事前学修:テキストを通読することで、その理論体系を理解できるようにする。 事後学習:課題質問に応えることで専門的知見を習得する |
4 | 第4回 組織における最適構造 | 組織理論においては、これまで組織の最適な構造が繰り返し取り上げられているが、現在に至るまで一般的な形での解答は得られていない | 事前学修:テキストを通読することで、その理論体系を理解できるようにする。 事後学習:課題質問に応えることで専門的知見を習得する |
5 | 第5回 モチベーション理論の展開 | モチベーション理論においても、一定の人間観がとられていることに注意しなければならない | 事前学修:テキストを通読することで、その理論体系を理解できるようにする。 事後学習:課題質問に応えることで専門的知見を習得する |
6 | 第6回 欲求の階層構造と動機づけ―衛生理 | マグレガー理論は、人間の欲求に関する1つの独特の仮説のうえに築かれている。その仮説は、心理学者マズロー(A. H. Maslow)によって展開されたものであり、一般には「欲求段階説」とよばれている | 事前学修:テキストを通読することで、その理論体系を理解できるようにする。 事後学習:課題質問に応えることで専門的知見を習得する |
7 | 第7回 協働システム | 組織概念の前提には、各個人の能力の限界のために生じる「協働システム」がある | 事前学修:テキストを通読することで、その理論体系を理解できるようにする。 事後学習:課題質問に応えることで専門的知見を習得する |
8 | 第8回 組織の基本原理 | 組織が成立し存続するためには、共通の目的、協働的意思とコミュニケーションという3つの要素のほかに、さらに次の2つの組織の基本原理が必要とされる。 組織の効率と能率 | 事前学修:テキストを通読することで、その理論体系を理解できるようにする。 事後学習:課題質問に応えることで専門的知見を習得する |
9 | 第9回 意思決定のシステムとしての組織 | 組織の理解に関して、サイモンはバーナードに大きく依存しながらも、視点を狭めて活動の代わりに、各人が組織において活動する場合の前提となる意思決定―選択問題に注目した | 事前学修:テキストを通読することで、その理論体系を理解できるようにする。 事後学習:課題質問に応えることで専門的知見を習得する |
10 | 第10回 意思決定の前提問題 | カーネマン?トベルスキーらの研究による行動経済学の発展は、ドラッカーらが指摘するリーダー、つまり経営者にとって意思決定は重要な仕事であると同時に、変化はコントロールできないが、変化の先に立つことは可能 | 事前学修:テキストを通読することで、その理論体系を理解できるようにする。 事後学習:課題質問に応えることで専門的知見を習得する |
11 | 第11回 組織均衡の理論 | 近代組織論に共通した1つの中核的な理論である。この組織均衡論においては、個人がどのような誘因によって組織に参加するか、組織への参加をつうじて個人が目的や動機を満足することができるか | 事前学修:テキストを通読することで、その理論体系を理解できるようにする。 事後学習:課題質問に応えることで専門的知見を習得する |
12 | 第12回 ゴーイング?コンサーンとしての組織 | 企業がゴーイング?コンサーンであることは、それを構成する組織もまたゴーイング?コンサーンであるということになる。このように理解される企業は、永続する組織体としての企業、個人を超えて存続する組織 | 事前学修:テキストを通読することで、その理論体系を理解できるようにする。 事後学習:課題質問に応えることで専門的知見を習得する |
13 | 第13回 組織とサイバネティクス | サイバネティクスは「動物および機械における制御とコミュニケーションの科学」であるとしている | 事前学修:テキストを通読することで、その理論体系を理解できるようにする。 事後学習:課題質問に応えることで専門的知見を習得する |
14 | 第14回 生存可能システムとしての組織 | ビーア(S. Beer)によれば、組織は平板で静的な実体ではなく、「動的で生存し続けるシステム」であるとしている | 事前学修:テキストを通読することで、その理論体系を理解できるようにする。 事後学習:課題質問に応えることで専門的知見を習得する |