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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29 |
開講科目名 /Course |
国際会計論b/INTERNATIONAL ACCOUNTING(B) |
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開講所属 /Course Offered by |
経済学部経営学科/ECONOMICS MANAGEMENT |
ターム?学期 /Term?Semester |
2024年度/2024 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
月2/Mon 2 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
金子 裕子 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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金子 裕子 | 経営学科/MANAGEMENT |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
経済学部の学位授与方針と教育課程の編成?実施方針に示されている財務会計を正しく理解する一環として、本講義では国際的視野を有する優れた社会人の育成を目的に、国際的な観点から財務会計の問題を取り上げます。 国際会計は、企業活動の国際化、資金調達の国際化、多国籍企業の出現などにより新たに広がっている企業会計の領域です。企業活動や資本市場のグローバル化とともに、会計の分野においても、国際的な比較可能性を有するグローバル?スタンダードが必要とされるようになりました。国際会計基準審議会(IASB)が開発している国際財務報告基準(IFRS)は、質の高い単一の世界共通の物差しとして、我が国においても指定国際会計基準特定会社の連結財務諸表に任意適用が認められています。本講座では、IFRSを巡る内外の同行を概観するとともに、IFRSの特徴や基本的な内容について、日本の会計基準と比較しながら解説していきます。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
授業は対面方式で行います。講義は、テキストと資料を用いて解説をしていきます。 簿記や会計の基礎知識があることを要件とします。 授業中に実施する小テスト等については、授業内で解説やフィードバックを行います。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
毎回の講義に関連するテキストの該当箇所を事前に精読しておいて下さい。また、講義終了後は、テキストの該当箇所を読み、該当箇所の確認問題などを解いて復習して下さい。事前?事後の学修時間は概ね4時間です。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
講義への取り組み状況や小テストなどの平常点(40%)と期末試験の結果(60%)に基づいて総合的に判断します。試験は、○×問題、穴埋め問題、論述問題などを出題します。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
本科目の履修前または同時並行して会計学原理や財務会計論を履修することが望ましい。 | ||||||||||
備考 /Notes |
参考文献:講義の中で適時紹介します。 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
国際会計に関する専門知識を習得し、国際財務報告基準(IFRS)の動向や特徴等について、日本の企業会計基準と比較しながら分析のうえ、解説できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | (2章)ガイダンス?フレームワーク | 本講義における 授業の目的や内容、授業の形式、授業の進め方,事前?事後学修の内容、参考文献、評価方法といった事柄を説明します。また、財務報告に関する概念フレームワークを解説します | |
2 | (2章)フレームワーク | 財務報告に関する概念フレームワークを日本の会計基準のフレームワークと比較しながら解説します | 事前?事後にテキストを熟読し、テキストの確認問題などを解いてください。 |
3 | (7章)法人税 | 税金の種類、法人税の計算の仕組み、税金の会計処理を解説します。 | 事前?事後にテキストを熟読し、テキストの確認問題などを解いてください。 |
4 | (7章)法人税 | IAS12号の法人所得税について説明し、税効果会計とその必要性について説明します | 事前?事後にテキストを熟読し、テキストの確認問題などを解いてください。 |
5 | (9章)無形資産とのれん | IAS38号の無形資産とIAS3号の企業結合について説明し、無形資産とのれんの取得原価と償却について解説します | 事前?事後にテキストを熟読し、テキストの確認問題などを解いてください。 |
6 | (10章)連結財務諸表 | IAS10号の連結財務諸表について説明し、連結財務諸表の作成について日本の会計基準と比較しながら解説します。 | 事前?事後にテキストを熟読し、テキストの確認問題などを解いてください。 |
7 | (10章)連結財務諸表 | IAS10号の連結財務諸表について説明し、連結財務諸表の作成について日本の会計基準と比較しながら解説します。 | 事前?事後にテキストを熟読し、テキストの確認問題などを解いてください。 |
8 | 連結財務諸表と会計不正 | 会財務諸表の中心が連結財務諸表になる中で、連結会計を巡る不正も多く発生しています。具体的な事例を見ながら、連結財務諸表と会計不正の問題を考えます。 | |
9 | コンサルティングとIFRS | 会計の学びをどのように社会に活かすのかを取り上げます。 | |
10 | (11章)収益 | IAS15号の顧客との契約から生じる収益について説明し、収益の認識と測定について説明します。 | 事前?事後にテキストを熟読し、テキストの確認問題などを解いてください。 |
11 | (11章)収益 | IAS15号の顧客との契約から生じる収益について説明し、収益の認識と測定について説明します。 | 事前?事後にテキストを熟読し、テキストの確認問題などを解いてください。 |
12 | 収益の不正 | 収益は業種によって会計処理や計上プロセスに違いがあるとともに、会計不正が生じやすい分野と言えます。不正の具体的な事例を取り上げながら、業種による違いを学びます。 | |
13 | IPOとIFRS | 会計の学びをどのように社会に活かすのかを取り上げます。会計実務家からIPOの業務やIPOにおけるIFRSについて話を聞きます。 | |
14 | まとめ | 全体の復習を行うとともに、国際会計を理解するに当たり重要なトピックを解説します。 | テキスト全体を復習してください |