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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29 |
開講科目名 /Course |
情報検索論b/INFORMATION RETRIEVAL(B) |
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開講所属 /Course Offered by |
経済学部経営学科/ECONOMICS MANAGEMENT |
ターム?学期 /Term?Semester |
2024年度/2024 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
水1/Wed 1 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
福田 求 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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福田 求 | 経営学科/MANAGEMENT |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
必要な情報を選択?入手する行為としての情報検索において現在欠かすことのできない「ウェブ」上の「検索エンジン」について、その仕組みを理論的に理解し、批判的かつ効果的に利用できるようになることを目的とする。 内容としては、まず前半部分で、ウェブ(World Wide Web)そのものについて、基本的な仕組みを技術的な観点から理解する。そして後半部分では、そのウェブについての知識を基盤として、Google検索のような検索エンジンがウェブ上でいかに動作?機能するかを深く理解する。それにより、「検索エンジンが、どのようにウェブ上の多様で大量な情報を集め、瞬時に検索できるようにしているか、また、検索結果においてどのような情報を優先的に表示するか」といったことの具体的な説明が可能となる。 本講義を受講し、理解することにより、経営学科の学位授与方針(DP)に書かれた「社会にあふれる膨大なデータから意味のある情報を取り出し」「データベース、Webサイト」を「活用して」「問題解決につなげる能力」を身につけることができる。また、経営学科の教育課程編成?実施方針(CP)との関連でいえば、本講義は「情報学の専門的な知識を修得するための科目」であり、学科専門科目群における「情報?統計」部門に属する。なお、本講義の履修系統図における位置づけは、情報検索に関わる基本的な概念について学ぶ「情報検索論a」の後の段階に置かれており、「情報検索論a」の基礎知識を使用することで本講義はより確実に理解することができる。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
授業の形態は対面授業を基本とする。また、毎回の授業の内容を再現した資料を配付する。授業システムとしてはmanabaを利用予定であり、そのシステム上で資料配付?連絡?課題提出等を行う。授業開始前に必ずmanabaにアクセスして、配付資料(コンテンツ)や連絡(コースニュース)、課題(レポート)等がないか毎回確認すること。 教科書『イラスト図解式 この一冊で全部わかるWeb技術の基本』(詳細は「テキスト」欄を参照)をもとに授業を進めるため、入手すること。これを読み進めつつ、教員が授業中に示す補足情報や関連情報によりさらに学習する。 授業では比較的簡単なレポートが課される。獨協大学が推奨している程度の仕様のPCやネットワーク環境があれば解答可能となる課題にする予定である。配付資料はPDF形式、提出資料はMicrosoft Wordのファイル(docx)形式を予定している。なお、レポートを課した場合には、レポート提出期限日の直後の回の授業において、課題についての解説等のフィードバックを口頭?資料提示等で行う。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前に指示された情報源については、授業までに入手/アクセスし、参照しておくこと。また、前回の授業中に示された重要なキーワードの意味を説明できるように復習しておくこと(2時間程度の事前学習)。 授業で扱ったデータベース等の情報源は自分でも使用して、利用方法や内容について理解をさらに深めること。また、指示された課題のレポートを作成し、提出すること(2時間程度の事後学習)。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
平常授業におけるレポート(50%)。受講態度等の授業への参加度(50%)。レポートの提出にはmanabaを利用し、レポートの形式にはMicrosoft Wordのファイル(docx)形式を利用する予定である。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
情報検索論a、情報メディア論 | ||||||||||
備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
情報検索に関する専門知識を習得し、必要な情報を効果的に選択?入手できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | ガイダンス | 本講義の受講方法について理解する。また、本講義の経営学科?教職課程における位置づけを理解する。そして、情報検索を学ぶための重要な情報源について概観する。学生の受講環境のアンケート調査も行う。 | |
2 | ウェブの概要 | ウェブの基本的な概念、歴史、標準について理解する。 | |
3 | ウェブにおける通信の「ルール」 | ウェブというサービスを成り立たせるサーバー、クライアント、プロトコル、HTTPといった概念を理解する。 | |
4 | ウェブにおける「アドレス」 | ウェブにおける情報資源のありかを指示するために必要な、ドメイン、IPアドレス、URI、URLといった概念を理解する。 | |
5 | ウェブのメディアの基本:HTML文書 | ウェブにおける中心的なメディア/コンテンツであるHTML文書について理解し、自分でHTML文書を作成できるようになる。 | |
6 | HTML文書以外のウェブのメディア | HTML文書以外のウェブ上のメディア/コンテンツにどのようなものがあり、どのように提供されるかを理解する。 | |
7 | 前半(ウェブについて)のまとめ | 授業の前半を通してウェブについて獲得した知識を、学生自身がレポートの形で体系的に説明できるようにする。 | |
8 | 検索エンジンの種類 | 検索エンジンを情報の収集方法、検索方法、結果の表示方法によって整理し、検索エンジンの種類を理解する。 | |
9 | ロボット/クローラー | 検索エンジンの情報収集機能を受け持つロボット/クローラーについて詳細に理解する。 | |
10 | インデックスの作成 | 検索サーバや検索バックエンドといった検索エンジンの構造を理解し、その間に位置して実際の検索対象となるインデックスの作成方法について理解する。 |
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11 | インデックスの検索 | 利用者が入力したクエリー(検索式)がどのように処理され、作成されたインデックスに対して検索されるか、そのプロセスについて理解する。 | |
12 | 検索結果の順位付け(並べ替え) | 利用者の情報収集行動に大きな影響を与える検索結果の順位付け(並べ替え)について、その仕組みを理解する。 | |
13 | 検索エンジンに関わるさまざまな現象 | 検索エンジンの検索結果について興味深い現象が見られるが、その現象の原因について学んできた理論を用いながら分析し説明できるようになる。 | |
14 | 後半(検索エンジンについて)のまとめ | 授業後半を通して検索エンジンについて獲得した知識を、学生自身がレポートの形で体系的に説明できるようにする。 |