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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
ラテンアメリカ経済論b(環経学科用)/LATIN AMERICAN ECONOMY(B)
開講所属
/Course Offered by
経済学部国際環境経済学科/ECONOMICS ECONOMICS ON SUSTAINABILITY
ターム?学期
/Term?Semester
2024年度/2024 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
金2/Fri 2
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
中村 久美
遠隔授業科目
/Online Course

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
中村 久美 経済学科/ECONOMICS
授業の目的?内容
/Course Objectives
本講義のねらいは、学科専門科目として、ラテンアメリカ地域の政治経済および社会問題といった専門知識を習得するなかで、望ましい経済政策や制度設計を立案する能力や、多様な立場?側面から社会経済を認識する能力を身につけることであり、経済学部の学位授与方針(DP)の、「多文化?異文化を理解?尊重し、人類社会と自然の調和を求める倫理観を有し、 現実社会に発生する多種多様な諸問題を広く経済学の視点から分析し、経済学の専門知識を修得して問題解決を図ることを通じて自己を発展させ、 社会に貢献する能力を身に付け」ること、および、教育課程の編成?実施方針(CP)が示す「問題や関心に基づいてさまざまな知的領域を探索できる技能、および論理的?芸術的?倫理的?科学的?社会科学的等の多様な思考能力、諸言語によるコミュニケーション技能」を獲得し、さまざまな国際的経済問題を理論的?実証的に発見?理解し、その解決のために経済学の知見を活かす力を修得することである。

講義の流れとしては、ラテンアメリカ地域の国際史を概観し、対米関係、域内?域外関係を学ぶ。そして、90年代以降、グローバル化のなか、同地域の国々が置かれている状況に鑑み、これらの国々が実施した経済政策によって得られた効果を検証し、残された課題について考察する。
最後に、日本との関係についても取り上げる。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
授業は対面?講義形式で、配布するレジュメやパワーポイント資料に沿って行う。

レジュメ等資料の配布、レポートの提出は、manabaより行う。質疑応答については、授業時間に対応するが、manabaの掲示板でも意見交換等が行えるようにする。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
manabaで配布する資料に目を通したうえで、用語等を事前に調べるなど内容を理解しておくこと(2時間)。

授業後は、授業の内容をレジュメおよびパワーポイント資料からまとめ、理解を深めておくこと(2時間)。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキストは指定しない。
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
授業中に適宜紹介する。
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
学期中に3回課題を課す。課題は、1回目および2回目をそれぞれ30%、3回目を40%で評価する(100%)が、授業への参加度を加味する場合がある。なお、課題は、クイズあるいは小レポートとし、授業内容の理解とそれを踏まえた問題意識などを重視して評価する。
関連科目
/Related Subjects
本講義の履修にあたっては、春学期の「ラテンアメリカ経済論a」の履修を推奨する。
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
ラテンアメリカ経済に関する専門知識を習得し、現代ラテンアメリカ経済の構造等について分析のうえ、解説できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 ラテンアメリカ地域(1)ラテンアメリカの国際関係史 ラテンアメリカ地域の域内諸国の領土変遷より、国境?領土問題を理解する。
2 ラテンアメリカ地域(2)ラテンアメリカと米国 独立以降の、ラテンアメリカ諸国と米国との関係を理解する。
3 ラテンアメリカ地域(3)ラテンアメリカの地域統合① 1960年代以降のラテンアメリカの経済ブロックや地域経済統合について理解する。
4 ラテンアメリカ地域(4)ラテンアメリカの地域統合② 地域統合によって、ラテンアメリカ地域にどのような経済的効果が生じたのかについて理解する。
5 ラテンアメリカ地域(5)マクロ経済問題と安定化政策 1980年代の累積債務問題以降のラテンアメリカ経済について理解する。
6 ラテンアメリカ地域(6)ネオリベラリズムの浸透と反発 1990年代以降の新自由主義政策の選択と、その失敗からの反ネオリベラリズムの潮流を理解する。
7 ラテンアメリカ地域(7)資源ブームと経済成長 2000年代以降の世界的な資源ブームによる経済成長と、資源に依存する経済がどういった問題を抱えるのか理解する。
8 ラテンアメリカ地域(8)経済自由化の進展と政治変化 2000年代以降の、左傾化した国々の政治体制を通じて、ネオ?ポピュリズムを理解する。さらに、ネオリベラリズムで解決されなかった問題について考える。
9 ラテンアメリカ地域(9)ポストネオリベラリズムの課題 ラテンアメリカ地域の最近の動向から、各国がどのような状況に置かれているかを理解する。
10 ラテンアメリカの経済?社会構造(1)産業と企業 ラテンアメリカ地域の産業と企業の特色を理解する。
11 ラテンアメリカの経済?社会構造(2)農業と農村 ラテンアメリカ地域の農業の特色を理解する。ブラジルのセラード開発のケースを取り上げる。
12 ラテンアメリカの経済?社会構造(3)開発と環境 ラテンアメリカ地域における環境問題について理解する。
13 日本との関係(1) 日本とラテンアメリカ地域との経済関係について理解する。
14 日本との関係(2) 戦前よりラテンアメリカ地域に入植した日系移民と、1990年代に急増した日系デカセギ労働者について理解する。

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