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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29 |
開講科目名 /Course |
外国法講読Ⅱ/READINGS IN FOREIGN LAW II |
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開講所属 /Course Offered by |
法学部法律学科/LAW LAW |
ターム?学期 /Term?Semester |
2024年度/2024 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
水4/Wed 4 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
中窪 裕也 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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中窪 裕也 | 国際関係法学科/INTERNATIONAL LEGAL STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
アメリカ連邦最高裁で初めての女性判事であるサンドラ?デイ?オコナーと、2人目の女性判事であるルース?ベイダー?ギンズバーグは、生まれ育った場所も、性格も、政治思想も、すべて対照的といえるほど異なっていたが、ロースクールの卒業後、それぞれにキャリアを積み重ねて連邦最高裁の判事に任命され、10年以上を同僚として過ごした。 この授業では、大きな足跡を残した2人の人生を対比しながら描いた伝記、 Linda Hirshman, Sisters in Law (Harper, 2015)のうち、特に前半生の部分に焦点を当てて講読し、これを通じて、アメリカの法学教育とその後の法律家の歩み、女性に対する差別、訴訟のプロセス、最高裁の動きなどを、英語で理解する能力を養う。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
この授業は講義形式で行うが、できるだけ双方向的な授業となるように努める。毎回、英文テキストの該当部分を読んでいることを前提に、受講者に報告を求め、質疑を通じて内容の理解を確認する。また、関連する資料や情報を提供し、アメリカの地域の特性や時代背景などを含めて、著者の述べることがより立体的に理解できるようにしたい。なお、授業計画は一応のものであり、受講者の能力や希望により少し変更する可能性もある。 | ||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前学習として、事前に配布するテキストの英文を読み、知らない単語は辞書で調べながら、自分なりに意味を理解しておくことが求められる(2時間)。事後学修として、授業で学んだことを整理?確認しながら、その回の部分を再読し、特に重要な法律関係の用語をしっかりと記憶してほしい(2時間)。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
英文テキストの該当部分の理解の度合い(70%)と、授業の目的?内容で掲げたアメリカ法の諸事項に関する質問?議論等による参加の度合い(30%)を基礎に、総合的に評価する。 |
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関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
外国語文献の講読により欧米諸国の法制度を理解し、外国法を解釈できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | イントロダクション | 教材の紹介、アメリカの連邦最高裁の説明 | |
2 | Country Girl, City Kid (1) | 2人の子供時代からロースクールの卒業、就職まで(前半) | |
3 | Country Girl, City Kid (2) | 2人の子供時代からロースクールの卒業、就職まで(後半) | |
4 | The Lawsuit of Ruth's Dreams | 大学教員となったギンズバーグの性差別訴訟への関わり | |
5 | Goldwater Girl and Card-Carrying Member... (1) | アリゾナ州上院議員としてのオコナーの活動、女性の権利プロジェクトにおけるギンズバーグの活動(前半) | |
6 | Goldwater Girl and Card-Carrying Member... (2) | アリゾナ州上院議員としてのオコナーの活動、女性の権利プロジェクトにおけるギンズバーグの活動(後半) | |
7 | Act One: Building Women's Equality | 軍の性差別を争ったFrontiero事件(1973)におけるギンズバーグの勝利 | |
8 | Act Two: Equality in Peril | Kahn事件(1974)、Healy事件(1975)におけるギンズバーグの苦闘 | |
9 | Act Three: The Stay-Home Dad to the Rescue | Wiesenfeld事件(1975)におけるギンズバーグの勝利 | |
10 | Finale: Boys and Girls Together | Goldferb事件(1977)におけるギンズバーグの勝利、連邦控訴裁判所判事への就任 | |
11 | Sandra O'Connor Raises Arizona | アリゾナ州上院議員としてのオコナーの活動と引退 | |
12 | Welcome Justice O'Connor | オコナーの連邦最高裁判事への就任(1981) | |
13 | I'm Ruth, Not Sandra | ギンズバーグの連邦最高裁判事への就任(1993) | |
14 | まとめ | 全体を通じた質疑、2人の判事としての活動等に関する補足 |