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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
地域共同体法a/REGIONAL LAW a
開講所属
/Course Offered by
法学部法律学科/LAW LAW
ターム?学期
/Term?Semester
2024年度/2024 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
木3/Thu 3
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
大藤 紀子
遠隔授業科目
/Online Course

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
大藤 紀子 国際関係法学科/INTERNATIONAL LEGAL STUDIES
授業の目的?内容
/Course Objectives
 27の加盟国から成る地域共同体「欧州連合(EU)」では、加盟国間の国境を越えた、モノ?人?サービス?資本の自由な移動が保障されている。EU(欧州連合)法の沿革、性質に対する基本的な理解の習得を通じて、国家の法とも国際法とも異なる、「相互依存」的なEUの組織とEU法独自の特徴を理解することを目的とする。
 受講生は、EU法発展の歴史、EUの組織や政策決定過程、EU法の性質や加盟国の国内法?欧州人権条約との関係などについて学習する。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
 本講義は、基本的に対面形式で実施する。
 受講生は、各自ノートを作り、2冊のテキストをじっくり読みながら論点を項目ごとに整理すること。
 授業?試験についての連絡やレジュメ?資料の配布等は、必要に応じてmanabaを通じて行うので、常に確認してほしい。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
 事前学修として、その週で扱われる論点の概要が理解できるよう、2冊のテキストの該当ページを毎回必ず熟読し、鍵となる用語や概念について理解しておくこと(2時間程度)。
 授業の後で、自身の授業のメモやレジュメなどを参照しながら、ノート整理をし、改めてテキストを読むこと(2時間程度)。
 自分なりに試行錯誤し、後から見て、自分にとってわかりやすいノート作りを心がけること。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
EUとは何か(第3版)
著者
/Author name
中村民雄
出版社
/Publisher
信山社
ISBN
/ISBN
978-4-7972-3627-9
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
EU法基本判例集 (第3版)
著者
/Author name
中村民雄?須網隆夫編著
出版社
/Publisher
日本評論社
ISBN
/ISBN
978-4-535-52346-3
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
新EU法 基礎篇
著者
/Author name
庄司克宏著
出版社/URL
/Publisher
岩波書店
ISBN
/ISBN
978-4-000-28910-8
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
EU司法裁判所概説
著者
/Author name
中西優美子
出版社/URL
/Publisher
信山社
ISBN
/ISBN
978-4-797-23628-6
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
 小テスト(30%)
 学期末の授業内における試験、またはレポートの提出(70%)
関連科目
/Related Subjects
 「地域共同体法a」の授業は、EU法の総論を内容とする。続いて各論を勉強するためには、「地域共同体法b」を履修してほしい。
 EU法の特徴の一つは、国家の法とも国際法とも異なる独自の法体系をもつことである。そうした特徴を理解するためには、   「憲法入門」または「憲法?発展」などの憲法に関する科目、そして「国際法」を予め受講していることが望ましい。「国際人権法」も関連科目である。
備考
/Notes
 上記テキストのほか、『国際条約集』を必ず手許に置き、関連する条約の条文の内容を確認すること。
到達目標
/Learning Goal
EU設立に至るヨーロッパの歴史、EUという地域共同体における法の基本的性質に触れ、EUが扱う具体的かつ多様な政策についての重要な判例や学説を正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 はじめに 授業の概要についての説明 大学の売店で、事前にテキストを購入しておくこと
2 EUの設立動機と歴史的背景 EUの前身である石炭鉄鋼共同体の設立動機を通じてEUの目的を考える
3 EU法発展の歴史 EUの法としての発展史を勉強する
4 EU法の法源?EU法の特質①(加盟国国内法に対する優越性) EU法の法源、EU法の加盟国国内法に対する優越性について勉強する
5 小テスト1 第2回?第4回授業の復習
6 EU法の特質②(直接効果) EU法の直接効果について
7 EU法の特質③(直接効果-続き) EU派生法のうちの「指令」の直接効果について勉強する
8 EUの諸機関 EUの主要機関の役割を勉強する
9 小テスト2 第6回?第8回授業の復習
10 EUの立法、行政、司法 EUにおける立法、行政、司法の仕組みを理解する
11 EU法と加盟国の国内法の関係について 国内法のEU法への適合解釈義務、実効的救済の確保、加盟国のEU条約違反行為の損害賠償責任
12 EUと人権 EU基本権憲章および欧州人権条約のとの関係について
13 小テスト3 第10回?第12回授業の復習
14 まとめ 授業の総括を行う

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