シラバス参照/View Syllabus |
科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29 |
開講科目名 /Course |
西洋政治史a(19以降)/HISTORY OF WESTERN POLITICS a |
---|---|
開講所属 /Course Offered by |
法学部法律学科/LAW LAW |
ターム?学期 /Term?Semester |
2024年度/2024 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
金2/Fri 2 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
作内 由子 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
作内 由子 | 総合政策学科/POLICY STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
現在、私たちが当然と考えている、国民国家、議会制、民主主義、といった理念や制度は、ここ200年ほどの時期にヨーロッパ(およびアメリカ)で発展してきた。これらの理念や制度がいかなる歴史的展開の上に成り立っているのかを理解するのが本講義の目的である。 春学期はフランス革命から第一次世界大戦まで(1789-1917)の発展について扱う。 講義では人びとの暮らしがどのように変化していったのかについてできるだけ具体的に示すことで、制度の変化を説明していく予定である。 近代国民国家と自由民主主義体制という現在の政治秩序がどのような発展過程を経て形成されてきたのかがわかるようになる。 |
||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
授業は3つの単元にわかれ、それぞれ3つの部分からなっている。 単元は以下の3つである。 ①フランス革命 ②支配の拡大 ③党派対立の進展(三つのデモクラシー) それぞれの単元の3つの部分の形式は以下の通りである。 ①初回当該単元の基本的な知識を講義する。それ聞いたうえで、manabaでの小テスト(複数回解答可)に答えること。 ②2~3回、その単元に関して教室での講義を行う。 *ただし、それができない状況の場合は、オンデマンドでの講義となる。 *授業の同時配信やオンデマンドでの配信は行わないが、必要がある場合は事前に連絡すること *講義に際しては、responでの回答を求める場合がある。 ③最後に1000字程度のレポートを書く。 教室で事前に答案の書き方を聞いた後、持ち込み可で論述レポートを書く。 答案そのものは回収するが、書き終わった後に写真を撮り、後から行う解説を聞いて書き方を身に着けること。 |
||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事後学習:小テストを決められた日程中に受けること。(1時間) 事前?事後学習:参考文献については授業中に適宜指示するので、興味を持った箇所については読んでみること。(小テストの回は3時間、それ以外は4時間) |
||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
|
||||||||||
テキスト2 /Textbooks2 |
|
||||||||||
テキスト3 /Textbooks3 |
|
||||||||||
参考文献等1 /References1 |
|
||||||||||
参考文献等2 /References2 |
|
||||||||||
参考文献等3 /References3 |
|
||||||||||
評価方法 /Evaluation |
小テスト25点×3回 :基本的な内容の確認 授業中のレポート試験100点 :授業内容の理解 3回行われるレポートのうち最も高い得点のものを得点とする。 ただし、1回目は80点満点、2回目は90点満点、3回目は100点満点で採点する。 175点満点 +responでの回答に適宜加点する(任意)。 105点から合格で、成績評価は相対評価とする。 レポートは採点講評をアップロードする。 |
||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
西洋政治史b | ||||||||||
備考 /Notes |
テキスト:レジュメをmanabaにて配布するので、印刷して持参すること。 参考文献:授業中に指示する。 |
||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
西洋政治史の基本的な知識のうえに、歴史的沿革を正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
---|---|---|---|
1 | 国家形成?宗教改革?フランス革命 |
国家形成?宗教改革?フランス革命に関する基礎的な知識を身に着ける | 小テスト |
2 | フランス革命―理念と現実① ~特権から人権へ |
人民主権と平等 | |
3 | フランス革命―理念と現実② ~政教分離とは何か |
教会と国家 | |
4 | フランス革命―理念と現実③ ~国家形成と国民形成 |
国民国家の形成 | |
5 | レポート試験① |
これまでの授業の内容について、課題レポートを書く。 | |
6 | 議会制の発展と産業革命 |
議会制の発展と産業革命に関する基礎的な知識を身に着ける | 小テスト |
7 | 支配の拡大① ~民主主義的な統治形態の発展 |
議会制の発展 | |
8 | 支配の拡大② ~豊かさの到来?人口増のゆがみ |
産業革命 | |
9 | レポート試験② |
これまでの授業の内容について、課題レポートを書く。 | |
10 | ヨーロッパにおける党派対立の進展 |
ヨーロッパにおける党派対立の進展について基礎的な知識を身に着ける | 小テスト |
11 | 三つのデモクラシー① ~われわれの政治体制の基礎 |
自由民主主義 | |
12 | 三つのデモクラシー② ~産業化に伴う労働問題をどう解決するか |
社会民主主義 | |
13 | 三つのデモクラシー③ ~政教分離によって解決されなかったこと |
キリスト教民主主義 | |
14 | レポート試験③ |
これまでの授業の内容について、課題レポートを書く。 |