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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
法律学特講(上場会社法制)/LEGAL SCIENCE, SPECIAL LECTURE
開講所属
/Course Offered by
法学部法律学科/LAW LAW
ターム?学期
/Term?Semester
2024年度/2024 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
木1/Thu 1
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
大川 俊
遠隔授業科目
/Online Course

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
大川 俊 法律学科/LAW
授業の目的?内容
/Course Objectives
 株式会社のうち、その株式を証券取引所に上場している「上場会社」は、会社法のみならず金融商品取引法(以下「金商法」という)の規律も遵守しなければならない。金商法は、資本市場及びそのプレーヤーを規制する法律であり、企業情報の開示制度、公開買付制度、大量保有報告制度、不公正取引規制及び委任状勧誘規制等の上場会社を直接の対象とする規制のほか、証券会社等の金融商品取引業者及び投資信託協会や日本投資顧問業協会等の金融商品取引業協会等の主体を対象とする規制(業者規制)を置く。また、上場会社は、会社法や金商法以外にも、証券取引所の各種の規則、スチュワードシップ?コード(金融庁)、コーポレートガバナンス?コード(東京証券取引所)及び企業買収における行動指針(経産省)等の多様な規範(ソフト?ローと呼ばれる)も遵守しなければならない。
 受講生は、これらの法規範の内容を理解し、わが国における上場会社法制の意義及びこれが企業社会に与える影響等を考察し、もって、法学部DPの「法学…の専門的知識ならびに法的なものの考え方(リーガル?マインド)」及び同CPの「…各分野の判例?学説や諸課題等を正しく理解し、個別の事象について自らの見解を提示できる」能力等を修得する。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
1. 本授業は、教室で、対面で、講義形式で行う。
2. 講義内容の録画や配信等は行わない。
3. manabaで事前配布するレジュメに沿って授業を進める。
4. レジュメは各自印刷して持参するか端末等で参照すること。
5. 各回にresponを用いて重要事項に関する確認テストを行い、次の回に口頭で解説する。
6. その他の履修上の注意事項等は初回の授業で説明する。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
事前 : 前回の授業の内容を確認する(約2時間)。
事後 : 配付資料等を読み返し、知識の定着を図る(約2時間)。
その他、日頃から新聞の経済欄や経済誌等を読み、株式会社について問題意識を持つ。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
特定のテキストは使用しない。
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
会社法入門 第三版
著者
/Author name
神田秀樹
出版社/URL
/Publisher
岩波新書、2023年
ISBN
/ISBN
978-4-00-431969-6
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
金融商品取引法入門<第8版>
著者
/Author name
黒沼悦郎
出版社/URL
/Publisher
日本経済新聞社、2021年
ISBN
/ISBN
978-4-5321-1446-6
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
1. 「学期末試験(70%程度)」と「確認テスト(30%程度)」の合計点で評価する。
2. 学期末試験は、本学所定の定期試験期間に、教室で実施し、持込不可の記述?論述式による語句説明や事例問題等を予定している。
3. 確認テストは、responを用いて授業中に実施し(全14回)、重要事項の理解度を問う出題を予定している。次の回に口頭で解説する。
関連科目
/Related Subjects
会社法Ⅰ?Ⅱ、法律学特講(会社法事例研究)等
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
従来の開設科目では触れてこなかった法律分野について、基本かつ重要な項目を正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス
上場会社の意義等
本授業の進め方や履修上の注意等を確認する。
上場会社の意義等を理解する。
2 コーポレート?ガバナンス① コーポレート?ガバナンスの意義、コーポレートガバナンス?コードの内容等を理解する。
3 コーポレート?ガバナンス② コーポレート?ガバナンスとコーポレート?ファイナンスの関係等を理解する。
4 コーポレート?ガバナンス③ コーポレート?ガバナンスにおける情報開示等を理解する。
5 上場制度と発行開示① 上場の意義、上場制度等を理解する。
6 上場制度と発行開示② 発行開示制度等を理解する。
7 流通市場における情報開示① 継続開示制度、適時開示制度等を理解する。
8 流通市場における情報開示② IR活動、フェア?ディスクロージャー?ルール、内部統制報告制度(J-SOX法)等を理解する。
9 金融商品取引業者に対する規制 金融商品取引業等の意義、金融商品取引業者の義務等を理解する。
10 機関投資家の意義と役割 機関投資家の受託者責任、株主アクティビズム等を理解する。
11 企業買収① 買収者に対する規制(公開買付け?大量保有報告制度等)を理解する。
12 企業買収② 経営者に対する規制(買収防衛策等)を理解する。
13 不公正取引の規制 相場操縦行為等の禁止、風説の流布、偽計取引、インサイダー取引等の禁止等の規制を理解する。
14 エンフォースメント 会社法及び金融商品取引法に基づくエンフォースメント(法執行)を理解する。

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