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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29 |
開講科目名 /Course |
国際政治特講(日本外交論)/INTERNATIONAL POLITICS, SPECIAL LECTURE |
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開講所属 /Course Offered by |
法学部国際関係法学科/LAW INTERNATIONAL LEGAL STUDIES |
ターム?学期 /Term?Semester |
2024年度/2024 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
木3/Thu 3 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
福永 文夫 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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福永 文夫 | 総合政策学科/POLICY STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
この授業は,法学部の学位授与方針(DP)および教育過程編成?実施方針(CP)が示す「多様な現代社会を対象として、政治学の専門的知識やグローバルな思考力を身につける」ことに資するため、1800年代後半(幕末)から現代にいたる日本外交の歴史をたどり、政治?外交に関する専門知識を修得し、国際政治環境の中に日本外交を位置づけ論じます。とくに「国際社会の中の日本」の視点から、近現代日本の外交の歩みを跡づけ、それぞれの時代の外交像を明らかにします。日本外交の全体像を理解することで、現在も直面する普遍的な課題を具体的なケース?スタディをもって見出すことを目標としています。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
対面による講義形式を基本とします。講義で配布するレジュメを基にして、板書やスライドを交えつつ進めていきます。受講生には、資料に加え、教員による口頭説明を的確に理解することが求められます。また教員と学生の双方向的なコミュニケーションを図るため、適宜受講生から発言を求め、自分で考える機会を作る予定です。あるいは、受講者数次第で討論形式を取り入れたいと思っています。 | ||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
授業前に、毎回配布されるレジュメを読み、登場人物や事項について下調べしてくこと(2時間)。授業後レジュメを読み返し、自分のノートと照らし合わせて要点をまとめておくこと(2時間)。 平常試験については、講義中に解説?講評を行い、授業中にフィード?バックします。また希望者には、各自の答案について添削指導を行います。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
評価は、定期試験と授業中に行う平常試験(2回程度)によって行う。授業内容の理解度、論点を的確にとらえているか、論理的に記述できているか、等を問います。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
従来の開設科目では触れてこなかった国際政治分野について、基本かつ重要な項目を正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | はじめにー外交と何か | 外交政策と外交交渉、近代日本外交の前提、国際環境と国内環境 | |
2 | Ⅰ 西欧の衝撃とアジア | 華夷秩序-開国と攘夷、日米和親条約、米露英仏独、神戸事件、欧米協調 | |
3 | Ⅱ 近代国家への道-近代日本外交の始動 |
領土画定ー北海道?沖縄?小笠原、遣欧使節、征韓論、台湾出兵 | |
4 | Ⅲ 日清戦争ー北進論か南進論か | 壬午軍乱、甲申事変、利益線、東学党の乱、下関条約 | |
5 | Ⅳ 日露戦後ー大陸国家への道 |
三国干渉、日露関係、義和団事件、日英同盟、ポーツマス条約 | |
6 | Ⅴ 転換期の日本外交-日露戦後から第1次世界大戦まで | 韓国併合、日仏?日露協商、中国革命、ロシア革命、ベルサイユ講和会議、 | |
7 | Ⅵ ワシントン体制の形成 |
ウイルソン、日英米協調、ワシントン会議、国際連盟、不戦条約 | |
8 | Ⅶ 幣原外交 |
中国ナショナリズムー北伐、ロンドン軍縮条約、満州事変、国際連盟脱退、2.26事件 | |
9 | Ⅷ.日中?日米戦争-帝国の崩壊 | 盧溝橋事件、東亜新秩序、日独伊三国同盟、日ソ中立条約、真珠湾攻撃?マレー上陸 | |
10 | Ⅸ 敗戦?占領?講和 |
日本国憲法、サンフランシスコ講和条約、日米安全保障条約、沖縄?小笠原、60年安保 | |
11 | Ⅹ 経済大国日本の外交(1)-1970年代 |
沖縄返還、日中国交正常化、ガイドライン、福田ドクトリン、環太平洋連帯 | |
12 | Ⅺ 経済大国日本の外交(2)-1980年代 | 日米関係の同盟化、アジア?太平洋と日本、冷戦の終わり | |
13 | Ⅻ 冷戦後の外交 | 湾岸戦争、イラク戦争、中国の台頭、朝鮮半島、アジア外交、 |
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14 | おわりに | まとめ |