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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29 |
開講科目名 /Course |
外国書講読Ⅱ/READING IN FOREIGN LITERATURE II |
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開講所属 /Course Offered by |
法学部総合政策学科/LAW POLICY STUDIES |
ターム?学期 /Term?Semester |
2024年度/2024 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
木2/Thu 2 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
杉浦 林太郎 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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杉浦 林太郎 | 法律学科/LAW |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
授業の前半ではフィリップ?マロリー/パトリック?モルヴァンのフランス法入門をフランス語で読む講読を行い、併せて、授業の後半ではフランス民法の概要について解説も行う。わが国の民法に影響を与えてきたフランス民法について、大まかな特徴を知ることを目的とする。 この授業は、フランス語を用いてフランス法についてが学習することで、法学部の学位授与方針(DP)および教育課程の編成?実施方針(CP) が示す、法学の専門的知識ならびに広くグローバルな見識と思考力を身に付け、更に外国語の能力も併せて修得することを目的とする。 法学部の学位授与方針(DP) および教育課程の編成?実施方針(CP) が示す「法学の専門的知識ならびに法的なものの考え方(リーガル?マインド)およびグローバルな思考力を身に付け、社会の様々な問題を総合的にとらえ解決策を提示できる能力を身に付ける」ことに資するため、比較法に関する専門知識を習得し、比較法的な事象について自らの見解を提示できるようになることを目指すものである。 本授業では、法学部の「教育課程の編成?実施方針(CP)」に掲げる「法学」の「専門教育」との関連では、外国法に触れることによるより広い視野からの「専門知識」の修得と「各分野の判例?学説や諸課題等」の正しい理解とともに、「学位授与方針(DP)」に掲げる「学位の裏付けとなる『能力』」のうち「法学」の「専門的知識」と「法的なものの考え方(リーガル?マインド)」の修得が目的とされます。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
フランス語を輪読し、内容について適宜解説を行う。(対面授業) フランス語の文法についての基本的な知識があることが望ましいが、フランスの民法に関心がある学生であれば出席可能である。フランス語の翻訳については、出席者のフランス語能力等を考慮して割り当てを行う。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
フランス語の翻訳やその他の報告が割り当てられた場合には、報告担当者は必ず準備をして授業に臨むこと。また、講読する文献の理解をより深めるために、報告担当になっていなくても、予習をして授業に臨み、授業の後に復習を行うことが望ましい(合計4時間)。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
割り当てた翻訳やその他の報告(70%)と発言等の授業参加度(30%)によって判断する。授業回数(遠隔となる場合には遠隔授業への参加回数)の3分の2以下の場合は欠格とする。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
主に民法に関する文章を読む予定なので、民法入門などの民法科目を受講していることが望ましい。 また、西洋法制史やフランス法を受講していると、より授業の理解が深まると考えられる。 |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
外国語文献の講読により欧米諸国の法制度を理解し、外国法を解釈できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | ガイダンス | 授業の進め方について説明を行う。 | |
2 | フランスの法制度 | フランス語の文献の講読と基礎知識の解説を行う。 | |
3 | フランスの法の種類1:公法と私法 | フランス語の文献の講読と基礎知識の解説を行う。 | |
4 | フランスの法の種類2:私法 | フランス語の文献の講読と基礎知識の解説を行う。 | |
5 | フランス法の歴史1:古法 | フランス語の文献の講読と基礎知識の解説を行う。 | |
6 | フランス法の歴史2:中間期の法 | フランス語の文献の講読と基礎知識の解説を行う。 | |
7 | フランス法の歴史3:王の立法 | フランス語の文献の講読と基礎知識の解説を行う。 | |
8 | フランス法の歴史4:法典の編纂 | フランス語の文献の講読と基礎知識の解説を行う。 | |
9 | フランス法の歴史5:その後の立法 | フランス語の文献の講読と基礎知識の解説を行う。 | |
10 | フランスの裁判制度1 :裁判所の種類 | フランス語の文献の講読と基礎知識の解説を行う。 | |
11 | フランスの裁判制度2:法律家 | フランス語の文献の講読と基礎知識の解説を行う。 | |
12 | 登記制度と公証制度 | フランス語の文献の講読と基礎知識の解説を行う。 | |
13 | ヨーロッパ法とフランス法 | フランス語の文献の講読と基礎知識の解説を行う。 | |
14 | まとめ | 講読を通じて得られたフランス法の特徴を整理する。 |