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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29 |
開講科目名 /Course |
政策過程論/POLITICAL PROCESS |
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開講所属 /Course Offered by |
法学部総合政策学科/LAW POLICY STUDIES |
ターム?学期 /Term?Semester |
2024年度/2024 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
土2/Sat 2 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
荏原 美恵 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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荏原 美恵 | 総合政策学科/POLICY STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
この授業は,法学部の学位授与方針(DP)および教育課程編成?実施方針(CP)が示す「多様な現代社会を対象として、政治学の専門的知識やグローバルな思考力を身につける」ことに資するため、現代社会の問題?課題を多様な視点から考え、解決するための政策を立案し効果を分析する政策学の専門知識を修得し、様々な事象について自らの見解を掲示できることを目指すものである。 主な目的は、政策過程に関する基本的概念とその仕組みを習得することである。とりわけ、政策実践の場である地方自治体等の「今」を意識し、地域を取り巻く急激な環境変化に対応するための政策手法を多面的かつ多角的に学ぶことで、受講生が将来実務で求められる問題発見及び問題解決能力に必要な基礎的思考力を養っていくことが特色である。 前半では、政策の基本的概念、その実際と課題について実例を交えながら考察し、後半では地域が直面する複雑?多様化、広域化する政策を取り上げる。 毎年好評な政策の事例研究では、第一線で活躍する多彩なゲストスピーカーを授業の中でお呼びし、様々な変化や課題に対応する現場を体感し、新たな視点や考え方を取り入れていく。 また、先進自治体等の取組事例を紹介し、新たな挑戦となる政策の実際をアップデートすることで政策の知見を広げ、深めることができる。公務員を志望する学生や社会貢献を意識した仕事を望む学生にとってリアルな事例に触れ、課題等を体感することができる内容である。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
講義形式が多い授業であるが、授業時に意見交換やグループワーク等のインタラクティブな参加型形式を一部取り入れているため、内容を毎回的確にインプットし、アウトプットするよう心掛けること。 また、授業内外で自ら考える力や表現する力を身につける必要がある。 ①事務連絡及び出席確認:manaba ②授業に使うパワーポイント等資料の配布、レポート課題の提示?提出 : manaba ③各課題へのフィードバック:次の講義で直接コメント及び解説を行う |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
テキストの指定された箇所を事前に精読しておくこと。また、グループワークの回は準備が非常に重要であることから事前配布資料を一読した上で事前課題をしっかり行う必要がある。 事後学修として、講義中あるいはmanabaに提示する課題について提出すること。(事前1時間程度、事後3時間程度を目安とする。) |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
レポート試験40%:学期末に実施、2000字程度。授業で学んだ政策の基本的概念、その実際と課題を包括的に理解しているか、政策ごとに精緻に分析できているかを測定する。評価のポイントは①今までの講義で学んだことを理解しアウトプットが出来ているか、②論理的思考に基づく記述か、を中心とする。 授業参加の積極性40%:毎回の授業では、内容を的確に理解し質問する力、授業後のミニレポートによる自分の考えを表現する力、そしてテーマ性をもった意見交換やグループワークによる議論等のインタラクティブな参加に関する積極性やチームでの貢献度をふまえて、総合的に評価する。 中間レポート20%:分析力や論理的思考を養うことを目的とした中間レポートを学期半ばに1回行う。1000字程度を目途とする。評価のポイントは①と同じである。提出後の個別フィードバックを通して、レポートテーマのポイントと今後の課題等を明らかにし、後半の実践的授業の理解を深めていくことを意識してほしい。 |
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関連科目 /Related Subjects |
柔軟な思考力を鍛える「まちづくり特論」を受講することでバランス感覚を獲得できるため、併せて受講することが望ましい。他、政策を重層的に学ぶために国家行政を扱う「行政学」や「地方自治論」など | ||||||||||
備考 /Notes |
事前に日程調整はしているがゲストスピーカーの急な日程調整等により、日程と内容が変更になる場合もあるので留意すること。 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
政策を見わたす基本的視点から、政策過程に関する基本的概念を正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | ガイダンス(「政策」とは何か) | 授業全体についての概略及び「政策」とは何かについて説明を行う。 | |
2 | 政策の基礎的概念 | 政策の対象とその必要性を考察するとともに、政策プロセスの基本的構造について理解する。 | |
3 | 政策のプロセス①(課題設定) | 最初のステップである課題設定の重要性をミニワークで体感する。 | ミニワーク実施予定(事前準備) |
4 | 政策のプロセス②(政策立案) | 政策立案及びその手法について評価軸を理解し、実際にグループワークで立案を行う。 | グループワーク実施予定(事前準備) |
5 | 政策のプロセス③(政策決定) | 政策決定のプロセスと議会の役割について理解する。 | |
6 | 政策のプロセス④(政策執行?評価?政策法務) | 政策執行の実際、政策評価の手法や視点、基準等を理解すると共に、政策法務とは何かについて考察する。 | 中間レポート実施予定 |
7 | 政策と財政 | マクロな財政的視点から政策について理解する。 | |
8 | 環境政策 | グローバルな視点とローカルな視点の双方が必要な環境政策の実際について理解する。 | |
9 | DX関連政策 | デジタル関連政策の重要性と実際について理解する。 | |
10 | 健康政策 | 産学官連携で行う健康政策の意義について理解する。 | |
11 | 危機管理政策 | 危機管理に関する政策知識を深め、その重要性を理解する。 | |
12 | 人権政策 | 人権とマジョリティ、性の多様性に関する政策について理解する。 | |
13 | 農業政策 | 日本の農業政策の現状と課題、未来について理解する。 | |
14 | 地域の先進政策及び政策過程のまとめ | 人口縮小社会における地域のユニークかつ先進的取組について理解する。また今までの政策過程の学びを振り返る。 |