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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
スペイン?ラテンアメリカ特殊研究(スペイン?ラテンアメリカの社会文化)/SPECIAL TOPICS ON SPAIN AND LATIN AMERICA: SOCIETY AND CULTURE
開講所属
/Course Offered by
国際教養学部言語文化学科/INTERNATIONAL LIBERAL ARTS INTERDISCIPLINARY STUDIES
ターム?学期
/Term?Semester
2024年度/2024 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
木3/Thu 3
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
井垣 昌
遠隔授業科目
/Online Course

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
井垣 昌 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES
授業の目的?内容
/Course Objectives
 この授業の目的は、主に南米の社会文化について幾つかの国の事例に触れながら、現代ラテンアメリカ諸国の歴史および社会文化との関係について理解することにある。
 授業内容は、教員による講義および学生による研究発表で構成される。
 講義では、最初の数回で、ラテンアメリカという概念や範囲、歴史や地理に関する基礎知識を固めるとともに社会文化の形成要素についての理解を深め、次の数回で、音楽?踊り?祝祭?嗜好品などの事例を扱い、現代ラテンアメリカに広く共通する特徴や、域内における多様性についての理解を深める。
 研究発表は、各自が自由にテーマを設定して学期前半から準備を進め、学期後半に発表および質疑応答をとおして自他の研究内容への理解を深める。なお、研究?発表?質疑応答から得た成果は、レポート課題にまとめて学期末に提出するものとする。
※講義は主にラテンアメリカ、特に南米スペイン語圏を扱い、スペインに関しては限定的な言及にとどまる。
※研究発表は、履修者数や学習状況によっては他の内容に変わる場合がある。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
 授業は講義形式で行ない、授業内容の理解度を確認する小テストや中テスト、および授業(教員による講義および学生による発表)の内容の理解度を確認する期末試験を行なう。(各種テストのフィードバックは授業内で行なう。)
 自由テーマによる研究課題については、研究方法やレポート執筆に関する相談を受け付ける時間を学期前半に設け、発表と質疑応答の時間を学期後半に設ける。学生には、研究課題への取り組み、講義や学生による発表に対する質問など、積極的な授業参加を求める。
 なお、出席率が総授業回数の3分の2に満たない、もしくは未提出課題がある学生は、成績評価の対象としない。
※授業の進め方などに関する詳細は初回の授業で説明するので、ガイダンスには必ず参加して関連資料に目を通し、不明な点があれば質問すること。
※スペインに関する講義は限定的となるが、学生が自由テーマやレポート課題で扱うことは構わない。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
事前【下記[1]と[2]を行なうこと(2時間)】
[1] ①資料の精読、②用語の意味確認、③科目全体における資料の位置付けを理解すること。
[2] ①研究課題の発表準備、②レポート執筆。
※[1]の②③および[1][2]全体で疑問?質問?相談したいことを文章化すること。
事後【下記[1]と[2]を行なうこと(2時間)】
[1] ①授業で言及された用語の意味と用法を、②国内外の事例と結び付けて理解すること。
[2] ①前回までの講義内容および自分の研究テーマとの関連付けを理解すること。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考資料を配布する。
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
ラテンアメリカを知る事典
著者
/Author name
大貫良夫 [ほか] 監修
出版社/URL
/Publisher
平凡社
ISBN
/ISBN
9784582126464
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
ラテンアメリカ人と社会
著者
/Author name
中川文雄, 三田千代子編
出版社/URL
/Publisher
新評論
ISBN
/ISBN
4794802722
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
ラテンアメリカ文化史 : 二つの世界の融合
著者
/Author name
マリアーノ?ピコン=サラス
出版社/URL
/Publisher
サイマル出版会
ISBN
/ISBN
4377108859
その他(任意)
/other
これらに加えて、八木啓代[著]『ラテンに学ぶ幸せな生き方』(講談社、2010年)など。他の書誌情報は授業中に紹介する。
評価方法
/Evaluation
平常点(50%):小テスト?中テスト、課題(リサーチ発表やレポート提出)など
期末試験(50%):授業(教員による講義および学生による発表)の内容
※評価対象物(平常点対象物および期末試験)は、履修者数や学習状況によって若干変わる場合がある。
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
特になし。
到達目標
/Learning Goal
「スペイン?ラテンアメリカ研究科目群」の他科目では触れることが難しい分野や領域にわたってスペイン?ラテンアメリカを研究し、これに関して分析および見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス、ラテンアメリカの概念と全体像 履修上の注意、授業の概要?計画などを確認する。
ラテンアメリカという概念および地理的な範囲を確認する。
2 ラテンアメリカの自然と社会1
―地形?気候と人々の生業
ラテンアメリカの自然地理について、地形や気候による亜地域の区分と生業との関係について概観する。
3 ラテンアメリカの自然と社会2
―人種と民族の構成
ラテンアメリカの人文地理について、人種と民族の構成から亜地域に区分して概観する。
4 ラテンアメリカの歴史と文化1
―古代文明と先住民文化
ラテンアメリカの社会および文化を形成する要素として、先住民の社会文化史を概観する。
5 ラテンアメリカの歴史と文化2
―植民地化とメスティソ?黒人?ムラトの文化
ラテンアメリカのヨーロッパ人による植民地化の影響をメスティソ?黒人奴隷?ムラトの文化形成をとおして概観する。
6 ラテンアメリカの歴史と文化3
―近代国家と伝統の再評価
―政治?経済と音楽との関係
ラテンアメリカの国民国家形成をめぐる近代と伝統、政治経済と文化について、事例を挙げて概説する。
7 ラテンアメリカの踊り1
―先住民の生業と祝祭
―先住民の祝祭と伝統の再編
先住民文化について、アンデス地域の生業や祝祭を表象する民俗舞踊をとおして考察する。
8 ラテンアメリカの踊り2
―鉱山と先住民文化の継承
―黒人奴隷の歴史の継承
先住民や黒人の文化について、植民地化によって形成されたアンデス地域の民俗舞踊をとおして考察する。
9 ラテンアメリカの聖母祭と擬制的親族
―オルロのカルナバルと共同体
信仰と社会的紐帯のダイナミズムについて、オルロのカルナバルを事例として考察する。
10 ラテンアメリカの嗜好品
カリブ海地域構成国の社会文化に関する考察
コカとマテをとおして、歴史?文化を考察する。
履修生による発表と質疑応答をとおして、カリブ海地域について理解を深める。
11 メソアメリカ構成国の社会文化に関する考察 履修生による発表と質疑応答をとおして、メソアメリカ構成国について理解を深める。
12 南米北部構成国の社会文化に関する考察 履修生による発表と質疑応答をとおして、南米北部構成国について理解を深める。
13 南米南部構成国の社会文化に関する考察 履修生による発表と質疑応答をとおして、南米南部構成国について理解を深める。
14 ラテンアメリカ社会文化のまとめ
全授業内容についての理解度の確認
学期全体の授業内容を俯瞰し、研究発表については質問やコメントに答えられなかった点について発表者が補足する機会を設ける。

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