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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
日本特殊研究(日本文化研究d)/SPECIAL TOPICS ON JAPAN: CULTURE (d)
開講所属
/Course Offered by
国際教養学部言語文化学科/INTERNATIONAL LIBERAL ARTS INTERDISCIPLINARY STUDIES
ターム?学期
/Term?Semester
2024年度/2024 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
水3/Wed 3
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
古畑 侑亮
遠隔授業科目
/Online Course

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
古畑 侑亮 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES
授業の目的?内容
/Course Objectives
◆江戸のお伊勢参りを読む◆
今年はどこか旅行に出かけましたか?コロナ禍の行動制限が解除されて以降、国内外を問わず旅行が再び盛んとなり、観光業が活気を取り戻しつつあります。一方で近年の歴史学においても、旅行史の研究が盛んです。そこでは単に各時代の旅を復元するだけでなく、旅を通してその時代の社会のあり方や人々の価値観を明らかにしようとしています。
本講義では、旅行史の研究動向を知るとともに、実際に江戸時代に書かれた紀行文を読み解くことで、当時の旅の実態を知り、近世社会についての理解を深めることを目指します。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
史料講読による演習形式をとります。
毎回2、3ページを目安に紀行文を読み解いていきます。担当者は、事前に担当個所を読解し、レジュメを準備してください。発表資料は、担当の2日前までにmanabaにて提出してください。

授業は、担当者の発表とそれ例外の履修者との議論を中心に進行します。発表資料や議論に対する教員からのコメントは、授業中に口頭で行う予定です。
発表者以外の履修者も、当然ながらテキストを読解してから参加することが求められます。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
毎回予習として、テキストの当該箇所を読むことが求められます。さらに発表担当者は、精読したうえで、読解用の資料を作成しておくことも求められます。
テキストの事前読解と意見交換課題への考察に通常毎回2時間の予習が必要となり、教員からのコメントを確認する復習に毎回1時間を必要とします。なお発表担当者は担当時に、発表準備のためにさらに時間が必要となります。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
埼玉県史料叢書24 小室家文書三
著者
/Author name
埼玉県教育委員会 編
出版社
/Publisher
埼玉県
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキストはコピーを配布するため、購入は必須ではありません。
ただし、授業では割愛した箇所や取り上げない日記も収録され、解説や索引が付されているため、より深く学びたい方には購入をおすすめします。
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
近世寺社参詣の研究
著者
/Author name
原淳一郎
出版社/URL
/Publisher
思文閣出版
ISBN
/ISBN
978-4-7842-1363-4
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
コレクションと歴史意識―十九世紀日本のメディア受容と「好古家」のまなざし―
著者
/Author name
古畑侑亮
出版社/URL
/Publisher
勉誠社
ISBN
/ISBN
978-4-585-32038-8
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
平常点70%、期末レポート30%の割合で総合的に評価します。
平常点は、発表担当時の資料の精度に加えて、議論への積極的な参加?発言を評価します。
期末レポートは、①授業内容を正確に理解しているか、②活字史料を読解する能力を身につけているか、③興味をもった事柄について積極的に調べる姿勢をもっているかを評価します。

史料講読による演習形式をとります。
毎回2、3ページを目安に紀行文を読み解いていきます。担当者は、事前に担当個所を読解し、レジュメを準備してください。発表資料は、担当の2日前までにmanabaにて提出してください。
関連科目
/Related Subjects
日本特殊研究(日本文化研究)c。
本講義は歴史史料の講読に特化したものとなりますので、それぞれの関心に応じて、他の日本研究科目を履修し、多角的な視点を身につけ、知識を深めることが望ましいです。
備考
/Notes
参考文献は、上記のほかにも講義のなかで毎回紹介します。
到達目標
/Learning Goal
「日本研究科目群」の他科目では触れることが難しい分野や領域にわたって日本を研究分析し、見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス 授業の進め方と口頭発表?レポートについての説明、参考資料の紹介などを行う。 授業で学びたいことを整理しておく(1時間)
講義で興味をもった文献や事項について調べる(2時間)
2 江戸の旅と紀行文 江戸時代における旅の特質や紀行文がつくられた背景について講義する。 近世の旅についてのイメージを整理しておく(1時間)
講義で興味をもった文献や事項について調べる(2時間)
3 寺社参詣と紀行文 江戸時代における寺社参詣の特質や紀行文の流行について講義する。 近世の旅についてのイメージを整理しておく(1時間)
講義で興味をもった文献や事項について調べる(2時間)
4 江戸のお伊勢参りを読む① 担当者の発表および履修者との議論。教員によるコメント?解説。 担当者は報告準備をしておく。担当者以外の履修者は事前にテキストを読み、問題となりそうな箇所を確認しておく
5 江戸のお伊勢参りを読む? 担当者の発表および履修者との議論。教員によるコメント?解説。 担当者は報告準備をしておく。担当者以外の履修者は事前にテキストを読み、問題となりそうな箇所を確認しておく
6 江戸のお伊勢参りを読む③ 担当者の発表および履修者との議論。教員によるコメント?解説。 担当者は報告準備をしておく。担当者以外の履修者は事前にテキストを読み、問題となりそうな箇所を確認しておく
7 江戸のお伊勢参りを読む④ 担当者の発表および履修者との議論。教員によるコメント?解説。 担当者は報告準備をしておく。担当者以外の履修者は事前にテキストを読み、問題となりそうな箇所を確認しておく
8 江戸のお伊勢参りを読む⑤ 担当者の発表および履修者との議論。教員によるコメント?解説。 担当者は報告準備をしておく。担当者以外の履修者は事前にテキストを読み、問題となりそうな箇所を確認しておく
9 江戸のお伊勢参りを読む⑥ 担当者の発表および履修者との議論。教員によるコメント?解説。 担当者は報告準備をしておく。担当者以外の履修者は事前にテキストを読み、問題となりそうな箇所を確認しておく
10 江戸のお伊勢参りを読む⑦ 担当者の発表および履修者との議論。教員によるコメント?解説。 担当者は報告準備をしておく。担当者以外の履修者は事前にテキストを読み、問題となりそうな箇所を確認しておく
11 江戸のお伊勢参りを読む⑧ 担当者の発表および履修者との議論。教員によるコメント?解説。 担当者は報告準備をしておく。担当者以外の履修者は事前にテキストを読み、問題となりそうな箇所を確認しておく
12 江戸のお伊勢参りを読む⑨ 担当者の発表および履修者との議論。教員によるコメント?解説。 担当者は報告準備をしておく。担当者以外の履修者は事前にテキストを読み、問題となりそうな箇所を確認しておく
13 江戸のお伊勢参りを読む⑩ 担当者の発表および履修者との議論。教員によるコメント?解説。 担当者は報告準備をしておく。担当者以外の履修者は事前にテキストを読み、問題となりそうな箇所を確認しておく
14 まとめ 授業内容を振り返り、紀行文を通して近世とはどのような時代だったか考察する。 これまでの発表資料や配布資料を見直しておく。
授業での学びを踏まえ、期末レポートを作成する。

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