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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
日本語教授法Ⅱ/JAPANESE LANGUAGE PEDAGOGY Ⅱ
開講所属
/Course Offered by
国際教養学部言語文化学科/INTERNATIONAL LIBERAL ARTS INTERDISCIPLINARY STUDIES
ターム?学期
/Term?Semester
2024年度/2024 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
水2/Wed 2
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
4
主担当教員
/Main Instructor
野原 ゆかり
遠隔授業科目
/Online Course

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
野原 ゆかり 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES
授業の目的?内容
/Course Objectives
【講義目的】
 学習者の日本語能力と求められる日本語教育プログラムの目的や目標を踏まえた日本語教育を考えるために、コースデザインや具体的な教え方、教授能力を高めるための自他の授業分析に必要な知識を身に付けます。日本語教育機関で実習を行うための準備として位置付けられます。

【講義概要】
 毎回、学生による模擬授業を行います。模擬授業担当者は期日までに教案を提出し、当日は自分の授業の様子をビデオに録画し、授業後半の振り返りに使用します。一方、教師役以外は全員学習者役となり、学習者の立場から、また、授業を俯瞰的、客観的にみる観察者として授業観察記録をつけます。履修者の人数により、1回の模擬授業の人数を決定しますが、少なくとも一人2回は授業(教師役)を担当します。
 学期末には、観察記録(他者からの評価)と振り返り(自己評価)をまとめ、自己分析レポートとして提出します。

【学部ポリシーとの関係】
 ディプロマポリシーとの関係については、「現代社会の諸課題について、グローカルな視点を持って、主体的に考え、行動できる」ための問題解決の具体的な能力を、現代日本が市民社会のレベルでの対外的関係において抱える具体的課題のひとつである外国人への日本語教育という活動を通して獲得することを目的とします。
 カリキュラム上の位置づけとしては、言語教育研究科目群のうちの日本語教育研究科目群において、教育実習と並んで最終的な授業となります。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
 授業は教室で行います。第1回目はガイダンスで、第2回目から模擬授業による演習で進めます。とくに授業後半の振り返りは、受講者全員によるディスカッション形式で進めますので、全員が模擬授業の当事者として、積極的に発言してください。
 なお、担当回の教案は、manabaを通じて提出することを求めます。教案および模擬授業へのフィードバックは、授業中に教員からのコメントとして行うとともに、必要に応じてmanabaで行います。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
 事前学習としては、担当者以外は、当該教科書に対してどのような授業がありうるか各自検討しておくことが求められます。おおよそ1時間程度と考えてください。事後学習としては、授業内ディスカッションに基づいて各自で当日の授業例への分析的な振り返りが求められます。おおよそ1時間程度と考えておいてください。
 また、学期中に2回行う予定の模擬授業担当者は、事前課題として教案の作成があり、相応の時間数が必要となります(目安として各回7時間程度と考えてください)。また事後課題として模擬授業についての内省レポート提出があり、これにも相応の時間数が必要となります(目安として各回4時間程度と考えておいてください)。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
できる日本語 初級
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
げんきⅠ、Ⅱ
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
みんなの日本語初級Ⅰ、Ⅱ
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
①授業の準備 20%
②模擬授業 30%
③期末レポート(自己分析レポート)30%
④参加態度?貢献度 20%
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
模擬授業に使用するテキスト:『できる日本語 初級』、『みんなの日本語初級Ⅰ,Ⅱ』、『げんきⅠ,Ⅱ』等の一般的な初級の教科書
参考文献:授業で随時紹介
到達目標
/Learning Goal
「日本語教授法Ⅰ」の学習成果のうえに、実際に作成した教案に基づき模擬授業を行い、また、他者の模擬授業を客観的に評価し、建設的な意見を述べることができるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス ?日本語教育プログラムについて理解する
?教育現場でのICTや著作権について知る
事前には,シラバスを読んでおくこと,また教室としての語学教育という方法について考えておくこと(2時間)。
事後には,自分の模擬授業についておおおまかな計画を立てること(2時間)。
2 初級の模擬授業の前に ?学習者の「日本語でできること」と日本語レベルについて確認する
?初級の指導内容と授業の流れを確認する
事前には,初級という言語学習上の概念について調べておくこと(2時間)。
事後には,授業内容を参考に自分の初級の模擬授業のおおまかな計画を見直すこと(2時間)。
3 模擬授業① 簡単に自分のことを話したり、相手のことについて聞いたりすることができるようになる 「詳細情報」の「事前事後学修の内容」に書いてある通りなので省略。以下同様。
4 模擬授業② 店員や友だちと簡単なやりとりをして買い物したり、料理の注文ができるようになる
5 模擬授業③ 関係づくりのために、自分の予定を伝えたり、相手に聞いたりすることができるようになる
6 模擬授業④ 大切な人、もの、場所について、周りの人に紹介することができるようになる
7 模擬授業⑤ 体調について周りの人や友だちに話したり、病院で簡単なやりとりができるようになる
8 模擬授業⑥ 身近な役立つ情報やおすすめの情報をやりとりすることができるようになる
9 模擬授業⑦ 異なる国の習慣について知り、自分の国との違いや意見を言うことができるようになる
10 中級の模擬授業の前に 中級以上の指導内容と授業の流れを確認する 事前には,中級という言語学習上の概念について調べておくこと(2時間)。
事後には,授業内容を参考に,自分の中級の模擬授業のおおまかな計画を立てること(2時間)。
11 模擬授業⑧ 話し言葉と書き言葉の違いが分かり、使い分けができるようになる 「詳細情報」の「事前事後学修の内容」に書いてある通りなので省略。以下同様。
12 模擬授業⑨ 自らきっかけををつくり、雑談ができるようになる
13 模擬授業⑩ 気持ちを伝えたり、感想を言うことができるようになる
14 模擬授業?、まとめ 社会問題について意見の交換ができるようになる

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