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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29 |
開講科目名 /Course |
総合科学特殊研究(思想と文化)/SPECIAL TOPICS ON INTEGRATED ARTS AND SCIENCES: THOUGHT AND CULTURE |
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開講所属 /Course Offered by |
国際教養学部言語文化学科/INTERNATIONAL LIBERAL ARTS INTERDISCIPLINARY STUDIES |
ターム?学期 /Term?Semester |
2024年度/2024 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
金4/Fri 4 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
林 永強/LAM Wing Keung |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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林 永強/LAM Wing Keung | 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
本科目は明治以降の代表的哲学者西田幾多郎の倫理学を考察する。ベストセラーである世界的名著『善の研究』の第三編(計十三章)を精読し、西田倫理学の可能性と問題性を掘り下げる。目的としては、一、倫理学における西田哲学の再考、二、徳倫理学(virtue ethics)という視点から西田倫理学を読み直す、三、西田倫理学における感情の重要性と優先性の開示、四、西田倫理学における今日的意義の探求。 | ||||||||||
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
文献に沿って概説する一方、発表や討議を行う。各自の思索により、新たな倫理学の論理を作り出す。 | ||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前:文献を精読すること 事後:授業の内容をまとめておくこと |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
発表及び議論(40%):該当文献の要点を纏め、それに対して自分の意見を示す。 レポート(60%):授業に関する一つのテーマを選び、主な論点を整理した上、自らの見解を示す。 |
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関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
テキスト:西田幾多郎『善の研究』岩波書店、2012年版。 参考文献:授業時に適宜指示 |
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到達目標 /Learning Goal |
「総合科学研究科目群」の他科目では触れることが難しい分野や領域にわたって人文?社会?自然科学を総合的に研究分析し、見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | イントロダクション | なぜ西田幾多郎の倫理学なのか | |
2 | 第三編第一章:行為(上) | 人類と非人類の異同 | |
3 | 第三編第二章:行為(下) | 科学と非科学の立場 | |
4 | 第三編第三章:意志の自由 | 決定論と真の自由 | |
5 | 第三編第四章:価値的研究 | 論理と実践 | |
6 | 第三編第五章:倫理学の諸説 その一(直覚説) | 直覚と判断 | |
7 | 第三編第六章:倫理学の諸説 その二(權力説) | 權力と盲従 | |
8 | 第三編第七章:倫理学の諸説 その三(合理説) | 理性と感情 | |
9 | 第三編第八章:倫理学の諸説 その四(快楽説) | 功利と道徳 | |
10 | 第三編第九章:善(活動説) | 快楽と幸福 | |
11 | 第三編第十章:人格的善 | 中庸と調和 | |
12 | 第三編第十一章:善行為の動機 第三編第十二章:善行為の目的 |
個人と全体 | |
13 | 第三編第十三章:完全なる善行 | 事実と動機 | |
14 | 西田倫理学の可能性と問題性 | 情動と倫理 |