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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29 |
開講科目名 /Course |
英語圏の文学Ⅱ/ENGLISH LITERATURE Ⅱ |
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開講所属 /Course Offered by |
国際教養学部言語文化学科/INTERNATIONAL LIBERAL ARTS INTERDISCIPLINARY STUDIES |
ターム?学期 /Term?Semester |
2024年度/2024 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
金4/Fri 4 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
上野 直子 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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上野 直子 | 英語学科/ENGLISH |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
この講義は,英語学科の教育課程の編成?実施方針(カリキュラム?ポリシー)や学位授与方針(ディプロマ?ポリシー)が示す「英語の運用能力を養成し、英語圏の言語?文学?文化?社会?国際関係などを理解するための専門知識を身につけた、国際的な視野にたつ教養人を育成する」ことを念頭に置いたうえで、1年次の必修科目「文学?文化?歴史入門」の上位コースとして提供されています。 18世紀から現代までの代表的な英国の小説作品に触れ、特定の社会や時代と文学表現のあり方を考察します。英語学科の学位授与方針に沿って、専門的知識を習得しているか、自らの見解を論理的に表現する能力を身に付けているかを重視して評価します。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
本授業は対面授業方式で行ない、講義形式とグループ?ディスカッションを併用して進めます。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前学修(2時間程度) manabaで配布する資料を読み、毎回指定される事前課題(授業内でも告知し、manabaでも知らせる)をやっておくこと。 事後学修(2時間程度) 授業の復習を行うとともに、都度紹介される翻訳?映画?参考文献などにあたり、ブック?レポートの用意をする。ブックレポートについては、以下の「評価方法」の項を参照のこと。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
英語学科の学位授与方針に沿って、専門的知識を習得しているか、自らの見解を論理的に表現する能力を身に付けているかを重視して評価します。前者については2回の小テストで評価します(50%)。後者については2本のブックレポートで評価します(50%)。欠席が5回を超えた場合は、評価の対象とはしませんので注意してください。 ブックレポート 2本のブック?レポートを書いてもらいます。講義で扱った作品から二作品を選び、指定の日時までにmanabaに提出してください。より詳しくは授業時に説明するとともに、manabaに指示書をアップします。 小テスト 予定については、授業計画詳細情報を見てください。 |
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関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
ハンドアウトを使用します。参考文献は授業ごとに紹介します。 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
英語で書かれた代表的な文学(小説、詩、演劇など)を通して、その作品における様々な英語表現を理解できるようになる。また、その国や地域の文化についても理解を深める。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 小説の誕生と『ロビンソン?クルーソー』Robinson Crusoe by Daniel Defoe | 小説誕生の時代背景を解説し、初めての英国小説の一つである本作を紹介する。 | 詳細情報を「事前?事後学修の内容」の項を参照してください。 |
2 | キャピタリストとしてのロビンソン?クルーソー(『ロビンソン?クルーソー』2) | 資本主義の醸成と小説との関係について考察する。 | 以下同様 |
3 | Fridayとは誰か (『ロビンソン?クルーソー』3) |
大西洋奴隷貿易が展開されていた時代背景を確認した上で、非白人?非西洋に対する眼差しについて考察する。 | |
4 | 風刺小説『ガリヴァー旅行記』Gulliver's Travels by Jonathan Swift | 社会批判としての風刺について考える。 | |
5 | 帝国への眼差し(『ガリヴァー旅行記』2) | 帝国への批判しての本作を紹介し、イギリスという国家の複雑さと暴力性について考察する。 | |
6 | 小説の完成と『自負と偏見』Pride and Prejudice by Jane Austen | 21世紀になっても英国人が好きな小説ベスト1に選ばれる本作の魅力を解説する。 | |
7 | 静かなる抵抗と予定調和(『自負と偏見』2) | 当時の女性の状況について解説するとともに、革命の激動を遠景に持つ本作における女性たちの新しさを考察する。 | 次回は1回目の小テストがあります。 |
8 | 小テスト1+小説の黄金期 | 1?7回で学修した知識を確認する小テスト+小説の黄金期といわれるVictoria朝の代表的な作家と作品を紹介する。 | |
9 | 闘う女『ジェイン?エア』、Jane Eyre by Charlotte Brontë | フェミニスト小説の嚆矢ともいわれる本作の主人公、ジェインの自己実現について考察する。 | |
10 | フェミニスト?ヒロインとしてのジェイン?エア(『ジェイン?エア』2) | 20世紀のフェミニスト批評で本作を読み解く。 | |
11 | 新しい小説の動き | モダニズムをはじめとする20世紀の小説の新しい潮流を紹介する。 | |
12 | ポストコロニアル文学、Empire Writes Back | 植民地の視点から書く新しい文学について、これまでに紹介した作品の書き換えを例に紹介する。 | |
13 | Black Britishの作家たち | 多人種?多文化社会となった英国で活躍するBlack Britishの作家と作品を紹介する。 | 次回は2回目の小テストがあります。 |
14 | 小テスト2+混成の英国、Small Island by Andrea Levy | 8~13回で学修した知識を確認する小テスト+混成の英国を描くベストセラー作品Small Islandを紹介し、本作の意義について考える。 |