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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29 |
開講科目名 /Course |
グローバル課題/GLOBAL AGENDA |
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開講所属 /Course Offered by |
国際教養学部言語文化学科/INTERNATIONAL LIBERAL ARTS INTERDISCIPLINARY STUDIES |
ターム?学期 /Term?Semester |
2024年度/2024 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
水3/Wed 3 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
浦部 浩之 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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浦部 浩之 | 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
地球上にいる人間の約8割は発展途上国に暮らしている。そして世界人口の約13%に当たる約9億人は、国際貧困ライン(1日1.9ドル)以下の生活を強いられている。我々は今この問題に正面から向き合わなければならない。たとえば、経済開発は重要だがそれを環境に負荷を与えずに行えるのか。市場経済と自由競争の社会で脆弱な貧困層にいかなる社会政策(教育?保健?福祉)を進めていけばよいのか。先進国による開発援助はいかにあるべきか。今日の新興国の成長は、国際関係の構図をいかに変えつつあるのか。 本講義ではこうした現代世界における政治的?地理的課題について考え、それを通じて国際関係を見つめる視野を涵養することを目標とする。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
教室での対面形式で行う。講義を中心とする。 毎回の授業で、manabaのresponを通じ、小レポートを提出してもらう(下記の「評価方法」欄も参照のこと)。 なお、11月下旬から12月上旬の間に計2回、教材配信型の授業を行うことを計画している(この2回については教室での授業を行わない)。また試験期間を控える最終週の授業(第14回授業:1月15日)は、感染症の流行や大学全体での期末試験の実施状況などを総合的に勘案し、教室での受講とZoomを通じてのオンラインでの受講を選択できるよう授業の内容と形式を調整する可能性がある。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
[事前学修] 授業の3日前(日曜日)までに、manabaに授業の形式や概要を掲示するとともに、授業で映写するスライドをPDFファイルの様式でアップロードしておく。必ず毎回、それを確認しておくこと。 [事後学修] 授業内容を発展的に理解するための自主学修課題(毎回の授業で案内する)に積極的に取り組むこと。また期末試験の前には学期全体の学びを総括する一通りの復習をすること。 ※事前学修と事後学修に要する時間について 事前?事後学修を含む授業時間と単位数については文科省令「大学設置基準」第21条に定められているが、この規則はすべての大学のすべての授業に適用される標準であり、当科目に関してはこれに加えて特記することはない。 なお、事前学修と事後学修の比率は、当科目ではおおむね2対8が目安となる。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
毎回の授業で提出してもらう計14回の小レポート(70%)、期末試験(30%)。 レポートの出題内容は、授業のポイントを簡潔にまとめてもらうものなので、これを作成することがよい復習(学んだこと、考えたことの定着)にもなるはずである。なお、教室で授業を実施する際には、レポートの一部にresponを用いた選択式の小テストが含まれる。 レポートの性質が上述のとおりのため、毎回の授業を欠かさずきちんと受講していればおそらくそれだけで単位認定に必要な最低得点に達するが、期末試験の受験は、単位認定上の必須条件とする(未受験の場合、単位を認定しない)。 期末試験は4択式のマークシート問題を中心に構成される。全体の理解度を確認することを目的にしているため、各回の授業からまんべんなく出題される。 |
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関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
世界全体が直面しているグローバルな諸課題を体系的に理解するとともに、その要因や解決策について分析し、自らの見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 授業の概要説明 現代社会と南北問題 |
授業の計画、および南北問題の概要について説明する。 | 「詳細情報」欄に記載のとおり(以下同じ) |
2 | 地球環境(1): 環境問題と南北対立 |
環境問題の政治争点化と南北対立について学ぶ。 | |
3 | 地球環境(2): 貧困と環境破壊の悪循環 |
貧困と環境破壊の悪循環、持続可能な開発の概念について学ぶ。 | |
4 | 地球環境(3): 地球温暖化問題 |
地球温暖化問題、それをめぐる南北間の協調と対立について学ぶ。 | |
5 | 南の開発(1): 第三世界の独立と開発援助戦略 |
第三世界の独立と開発援助の誕生、開発戦略の変遷について学ぶ。 | |
6 | 南の開発(2): ナショナリズムと南北関係 |
ナショナリズムの拡大、南北関係の変化について学ぶ。 | |
7 | 南の開発(3): 貧困問題と新しい開発戦略 |
貧困と「人間開発」、SDGsに代表される新しい開発戦略について学ぶ。 | |
8 | 資源と暮らし(1): 世界の食糧問題 |
世界の食糧問題、それへの国際的取り組みと南北対立について学ぶ。 | |
9 | 資源と暮らし(2): 水問題と砂漠化問題 |
水問題と砂漠化問題、それへの国際的取り組みと南北対立について学ぶ。 | |
10 | 資源と暮らし(3): 人口問題と移民?難民問題 |
人口増加の問題、南北間の人の移動の問題について学ぶ。 | |
11 | 安全なグローバル社会の構築(1): 自然災害と防災 |
貧困と自然災害の関係、減災?防災への国際的取り組みについて学ぶ。 | |
12 | 安全なグローバル社会の構築(2): 核拡散と原子力利用 |
核拡散防止への国際的取り組み、原子力利用との調和について学ぶ。 | |
13 | 安全なグローバル社会の構築(3): 感染症と国際保健衛生 |
人類が直面してきた感染症の歴史、それへの国際的取り組みについて学ぶ。 | |
14 | 授業の総括: 南北問題の将来 |
現代のグローバル課題と南北問題の将来について考える。 |