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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29 |
開講科目名 /Course |
介護ボランティアの理論と実践/THEORY AND ACTUAL PRACTICE IN CARE VOLUNTEER |
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開講所属 /Course Offered by |
大学免許/ |
ターム?学期 /Term?Semester |
2024年度/2024 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
他 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
保科 寧子 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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保科 寧子 | 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
本講義は教職課程の「介護等体験」履修時など、介護等体験の際に求められる知識や援助技術について、理解を深めることを目的としています。まず介護体験を行うという社会参加活動(ボランティア)の意義や役割を理解し、次に高齢者や障害者の視点からを中心に、福祉や介護について概観した後、介護等体験に必要な援助技術について学びを進めていきます。 講義ではVTR やいくつかの演習,ディスカッションを活用して、社会福祉や介護の具体的な理解を深めます。社会福祉に関する基礎的知識、高齢者福祉の現状、障害者福祉の現状、介護現場において必要となるコミュニケーションや介護の基本技術について学びます。 これらの学習を通じて、地域で暮らす人々の生活を支えるために私たちのできること、また介護現場における問題についても視点を広げて考えていきます。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
夏季集中授業の日程は以下の通りです。 履修登録は春学期に行ってください。 単位を修得した場合には、春学期科目として認定されます。 7月31日水 2~4限 8月1日木 2~4限 8月2日金 2~4限 8月6日火 2~4限 8月9日金 2~3限 なお、講義にて実施する小課題のフィードバックは授業内に行います。 (注意事項) すべて対面授業とする予定ではありますが、上記日程が全学休校日に該当することが判明した際などに、上記日程の一部講義を遠隔授業とする可能性があります。 その際は決定次第、詳細を掲示板等を通じてご連絡します。 また7/31は定期テスト予備日ですので、もしこの日に定期テストの入ってしまった場合はその時点でご連絡ください。大学事務局に確認し、対応を検討します。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前:配信する資料を確認しておいてください。(1時間) 事後:各講義で学習した内容について、次回の講義までに各自で復習をしてください。(3時間) |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
平常点50%(授業への参加度、授業中に課す小課題の提出等を含む) 期末レポート50% |
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関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
講義中に適宜、文献や参考資料の紹介等を行います。 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
教職課程における「介護等体験」に必要な基礎的知識、及び、援助の実践方法を習得し、介護等の現場でこれを実践できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 社会参加活動(ボランティア)の定義?役割 | ボランティアの定義を確認し、社会における役割を理解する。 | 講義に関連した小課題に取り組む。 |
2 | 社会参加活動(ボランティア)の実践 | 社会参加活動(ボランティア)の実践者から体験談を聴き、自身のこれからの活動に役立てる。 | 講義の振り返りのためにリアクションペーパーを記載する。 |
3 | 社会参加活動(ボランティア)の留意点 | 社会参加活動(ボランティア)を行う際の留意点を理解する。事例を通じて実践的な対応を身につける。 | 講義に関連した小課題に取り組む。 |
4 | 社会福祉に関する概念(ノーマライゼーション他) | 多様な人々が寄り添って生きるあり方に関する概念を知り、ボランティアへの理解を深める。動画等の資料で学び、グループディスカッションを通じて理解を深める。 | 講義に関連した小課題に取り組む。 |
5 | 障がい者支援のための概念(ICFと生活モデル) | ボランティアの対象者となることの多い障がい者支援のための考え方を理解する。事例を用いて支援の考え方を実践的に学ぶ。 | 講義に関連した小課題に取り組む。 |
6 | インクルーシブ教育と支援の必要な子どもの実際 | 障害を持つ子どもの受けている支援の枠組みや支援の実際を知り、これからの教育や社会との関わりを考える。 | 講義に関連した小課題に取り組む。 |
7 | 高齢者福祉の関連制度(介護保険中心) | ボランティアの対象者となることの多い高齢者の支援制度や法律の概要を理解する。 | 講義に関連した小課題に取り組む。 |
8 | 高齢者介護の手法(アセスメント)個人ワーク | 事例演習形式で高齢者介護における課題分析(アセスメント)の手法を学ぶ。 | 講義に関連した小課題に取り組む。 |
9 | 高齢者介護の手法(アセスメント)グループワーク |
前回の事例を用いて、グループディスカッションを行い高齢者支援の手法をより深く理解する。 | 講義に関連した小課題に取り組む。 |
10 | 介護施設の業務の流れと介護技術 | 高齢者介護施設の1日の流れと基本的な介護技術を学ぶ。 | 講義に関連した小課題に取り組む。 |
11 | 認知症の理解と対応 | 介護の必要な高齢者が発症することの多い認知症について医療知識と日常生活での関わり方を知る。 | 講義に関連した小課題に取り組む。 |
12 | 傾聴技法を用いたコミュニケーション演習 | 演習形式にてボランティアの対象者と円滑なコミュニケーションを行うための傾聴技術を学ぶ。 | 講義に関連した小課題に取り組む。 |
13 | 自己覚知と自己の価値観に対する考察演習 | 演習形式にてボランティアの対象者と円滑なコミュニケーションを行うために、自己理解を深め、自分をコントロールするという視点を学ぶ。 | 講義に関連した小課題に取り組む。 |
14 | 話しやすい位置関係や非言語コミュニケーション演習 | 演習形式にてボランティアの対象者と円滑なコミュニケーションを行うための非言語コミュニケーションを学ぶ。 | 講義に関連した小課題に取り組む。 |