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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29 |
開講科目名 /Course |
歴史と文化1(韓国の芸術と文化b)/HISTORY AND CULTURE1(KOREAN ART AND CULTURE (B)) |
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開講所属 /Course Offered by |
大学全カリ総合科目/ |
ターム?学期 /Term?Semester |
2024年度/2024 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
金5/Fri 5 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
新飼 早樹子 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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新飼 早樹子 | 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
本講義は、韓国における芸術(造形)や遺物などのモノを通して、その変遷と展開を概観し、韓国の文化を理解することが目的である。対象とする時代は、朝鮮から近現代までであり、各時代?国家ごとにトピックを設け講義を進めて行く。その上で、各時代の文化的特徴を考えることを目標とする。 本講義は単純に知識を習得する「知ること」を目的とするものではなく、造形や遺物などのモノを通して「見る(観察する)」ことで、朝鮮半島における文化についての変遷と展開を捉え、時代性や特徴さらには各時代、各国家ごとに異なる文化の違いについて、各自が「思考?思索」しながら受講することを目標とする。 講義の特性上、本来実物の調査?観察が重要である。そのため授業中に関連する博物館および美術館の紹介を積極的に行う。受講生には、授業時間外も可能な限り博物館?美術館に足を運んで、授業内容の更なる理解に役立てるとともに、講義で得た疑問点や問題意識を解決するための糸口にしてほしい。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
授業の形式:対面授業を主とする。 1) 授業に関する各種連絡、リアクションペーパー、レポートの提出は、manabaを通じて行う。 2) 授業前には、必ずmanabaの連絡事項等を確認して授業に臨むこと。 授業方法:基本的には講義形式で、スライドを見る形で進める。 1) 毎回の授業でリアクションペーパーを提出してもらう。 2) 情報や資料にアクセスしやすいように、固有名詞については基本的に韓国語発音にもとづき紹介するが、受講者の韓国語能力は問わない。 3)受講者同士が議論を行うグループワークの時間を設けたい。 履修上の注意 1) インターネットに接続可能なスマートフォン?タブレット?PCが必要となる。 2) 講義の特性上、参考テキスト等に図版が多数含まれる。そのためファイルサイズが大きくなる点に留意してほしい。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前学修:アップロードされた参考テキストを読み、各時代の流れについて把握したうえで授業に参加する。 事後学修:講義で紹介された参考文献等を読み、自身の疑問点や問題意識を解決することを試み、次回の講義につなげる。また、授業のなかで学んだことをもとに学期末レポートの課題を設定し、授業理解の深化に努める。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
リアクションペーパー40%、学期末レポート60% リアクションペーパー:講義ごとに指定する課題に対してコメントペーパーを作成してmanabaに提出する。 学期末レポート:自身で課題設定した問題意識をもとに、講義で得た内容を通して期末レポートを作成して提出してもらう。 以上2点を総合的に判断し、評価の対象とする。 |
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関連科目 /Related Subjects |
春学期の「韓国の芸術と文化a」は先史、三韓~高麗を扱うが、それぞれ独立した講義であり、単独での履修でも内容の理解には差し支えない。 | ||||||||||
備考 /Notes |
?Microsoft Wordがインストールされていることが望ましいですが、必ずしもその限りではありません。 |
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到達目標 /Learning Goal |
歴史と文化に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民にふさわしい概括的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | ガイダンス | 授業全体について説明を行う。 | 事後学習:配布資料の内容整理 |
2 | 先史、三韓~高麗時代の芸術(造形)?遺物と文化 | 先史、三韓~高麗時代の芸術(造形)?遺物を確認し、どのような文化が展開したのか概観する。 | 事前学修:アップロードされた参考テキストを読み、各時代の流れについて把握する。 事後学修:講義で紹介された参考文献等を読み、自身の疑問点を解決することを試み、次回の講義につなげる。 |
3 | 朝鮮①:絵画、金属工芸、木工芸、陶磁器 |
朝鮮の絵画、金属工芸、木工芸、陶磁器について確認する。 | 事前学修:アップロードされた参考テキストを読み、各時代の流れについて把握する。 事後学修:講義で紹介された参考文献等を読み、自身の疑問点を解決することを試み、次回の講義につなげる。 |
4 | 朝鮮②:服飾、建築と朝鮮王朝文化 | 朝鮮の服飾や建築などを概観し、朝鮮王朝の文化について考える。 | 事前学修:アップロードされた参考テキストを読み、各時代の流れについて把握する。 事後学修:講義で紹介された参考文献等を読み、自身の疑問点を解決することを試み、次回の講義につなげる。 |
5 | 朝鮮③:地域社会からみる朝鮮 |
朝鮮の芸術品、遺物、建築物などを通して、漢城だけではない朝鮮の地方社会文化についても考える。 | 事前学修:アップロードされた参考テキストを読み、各時代の流れについて把握する。 事後学修:講義で紹介された参考文献等を読み、自身の疑問点を解決することを試み、次回の講義につなげる。 |
6 | 朝鮮④:貿易品からみる朝鮮文化 |
朝鮮の対明清貿易においての品目について確認し、朝鮮①②③とは異なる対外的角度から朝鮮文化について考える。 | 事前学修:アップロードされた参考テキストを読み、各時代の流れについて把握する。 事後学修:講義で紹介された参考文献等を読み、自身の疑問点を解決することを試み、次回の講義につなげる。 |
7 | 朝鮮⑤:朝鮮時代後期から開国期における芸術?文化の近代化 | 朝鮮時代後期の西洋画法受容や、その他芸術、文化における近代化の萌芽について確認する。 | 事前学修:アップロードされた参考テキストを読み、各時代の流れについて把握する。 事後学修:講義で紹介された参考文献等を読み、自身の疑問点を解決することを試み、次回の講義につなげる。 |
8 | まとめ | 第2~7回の授業内容のまとめ。 | 事前学修:アップロードされた参考テキストを読み、各時代の流れについて把握する。 事後学修:講義で紹介された参考文献等を読み、自身の疑問点を解決することを試み、次回の講義につなげる。 |
9 | 近代①日韓併合前後の芸術と文化 |
朝鮮時代の日韓併合を経て新たに登場する「西洋画家」、1922年にはじまる朝鮮美術展覧会役割、その他この時期にみられる芸術?文化等について確認する。 | 事前学修:アップロードされた参考テキストを読み、各時代の流れについて把握する。 事後学修:講義で紹介された参考文献等を読み、自身の疑問点を解決することを試み、次回の講義につなげる。 |
10 | 近代②:近代建築 |
現在も朝鮮半島に残り、再生?保存の有無が問われているソウル、釜山、仁川、木浦などの近代建築について考える。 | 事前学修:アップロードされた参考テキストを読み、各時代の流れについて把握する。 事後学修:講義で紹介された参考文献等を読み、自身の疑問点を解決することを試み、次回の講義につなげる。 |
11 | 近代③:日本の植民地考古学 |
日本が朝鮮半島で行った植民地考古学について考える。 | 事前学修:アップロードされた参考テキストを読み、各時代の流れについて把握する。 事後学修:講義で紹介された参考文献等を読み、自身の疑問点を解決することを試み、次回の講義につなげる。 |
12 | 現代①:解放と朝鮮戦争期の芸術と文化 |
1945年の「解放」以後、朝鮮戦争前後の芸術、文化について考える。 | 事前学修:アップロードされた参考テキストを読み、各時代の流れについて把握する。 事後学修:講義で紹介された参考文献等を読み、自身の疑問点を解決することを試み、次回の講義につなげる。 |
13 | 現代②:4?19革命と軍事政権そして民主化宣言 | 1960年の4?19革命前後から軍事政権期にみえる芸術について考える。その上で、1987年の民主化宣言前後の芸術についても確認する。 | 事前学修:アップロードされた参考テキストを読み、各時代の流れについて把握する。 事後学修:講義で紹介された参考文献等を読み、自身の疑問点を解決することを試み、次回の講義につなげる。 |
14 | まとめ | 第2~13回の授業内容をまとめ、現在までの視座を持ち、韓国文化について考える。 | 事前学修:最終授業にあたり、設定された課題の準備。 事後学修:期末レポートの完成と提出。 |